住 所   長野県諏訪郡下諏訪町矢木東219-25
  電 話   
 営業時間   5:30~22:00
 入浴料   230円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   旦過第1源湯・旦過第2源湯 混合泉
  泉 質   ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
 湧出量        ℓ/min
 泉 温   56.0  ℃
 pH   8.70
 成分総計   1.1579 g/㎏
    Li=0.5/Sr1.0=/Na=244.5/K=4.7/Ca=104.1/Mg=0.1/
  NH4=0.2/Fe3=0.1/Zn=0.1(355.3㎎/㎏)
  F=3.3/Br=0.7/Cl=193.5/SO4=513.3/HCO3=6.1/
  CO3=12.0/OH=0.1/NO3=0.7(729.7㎎/㎏)
  HAsO2=0.2/H2SiO3=52.4/HBO2=20.3(72.9㎎/㎏)

                           
〔2009.06.25〕
 入浴履歴   初訪09.06.27
 評 価   ★★★★
 下諏訪温泉
矢 木 温 泉
                         しもすわおんせん やぎおんせん
味覚的にはほとんど無味ながら、無色透明の湯からは、石膏臭のほか
にほんのり油臭っぽい匂いが感じられます。
水温計が45℃を若干下回るあたりを指していた少し熱めの湯は、皮膚
が少しビリビリするような感覚があり、長距離運転で疲れ気味の身体
をシャキッと目覚めさせてくれました。

午前中の早い時間帯ということもあって利用者もほとんどなく、静謐
の中、湯船から出入りを繰り返しながら、綿の湯・児湯とともに“下
諏訪三名湯”と称される歴史ある湯をじっくり堪能させていただきま
した。                       〔11.03.01〕
ガラス戸を開けて浴室に入ると真っ先に目に飛び込んでくるのは、右手
の女湯との仕切り壁に描かれた“波濤に船”の大きなタイル絵。
床から壁の基部にかけては淡いピンク色のタイルが張られていますが、
所々剥がれが目に付きます。
絵の下には3.05×1.9m
ほどの長方形を呈した水
色タイル張りの湯船が置
かれ、左に5、奥に3対の
カランが並んでいました。
仕切り壁際には奥から茶
色の塩ビパイプが延び、
湯船の真ん中あたりで源
泉が注入されています。

完全放流式で利用されて
いるのは、旦過の湯や新
湯・菅野温泉などの共同
浴場でも利用されている
旦過源湯の混合泉。
『矢木温泉』は、諏訪大社下社春宮への入口となる国道20号の春宮大門交差点から70mほど東進し、国道か
ら北へ40m入ると右手に所在する、昭和初期(1935年頃)創設という長い歴史を有する民営の共同浴場です。

建物前に飲料水の自販機が3基も置かれた浴場は、管理人のいない賽銭式。
利用者は、男女別の入口を入ると脱衣所入口の向かいに備えられたプラスチックの料金箱へ入浴料を納める
ようになっていました。
下諏訪温泉は、わが国最古の歴史書である『古事記』にもその名が記されている諏訪明神の祭神 建御名方
神と仲違いした妃の八坂刀売神が、上社から対岸の下社へ渡った際、携えてきた愛用の温泉を綿に浸した湯
玉を置いたところ、そこから温泉が湧き出したという“綿の湯伝説”が残されている温泉地で、白華山慈雲
寺を訪れる修行僧のために寺湯が造られるなど、鎌倉時代にはすでに浴場としての利用が行われています。

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脱衣所は比較的ゆったりした造りで、左に24庫の脱衣箱、右にコインロッカー
が備えられ、牛乳の自販機まで設置されています。
古くから諏訪大社下社が鎮座する門前町として知られ、中山道の29番目
の宿場が置かれた江戸時代には、甲州道中(街道)の終点であり、中山道
では唯一温泉が湧いている宿場であったことから、大いに賑わったそう
です。
現在は源泉数20か所、毎分5100ℓの湧出量を誇り、宿場町としての情緒
が残る中山道沿いを中心に、15軒の宿泊施設と9か所の公衆浴場が点在
しています。