住 所   岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ヶ根1757-1
  電 話   0578-89-2714
 営業時間   立寄り 10:00~17:00
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   藤屋1号泉 / 藤屋3号泉
  泉 質   単純温泉 / ナトリウム-炭酸水素塩泉
 湧出量   450 / 250 ℓ/min
 泉 温   36.1 / 89.2  ℃
 pH   6.88 / 8.30
 成分総計   0.929 / 1.136 g/㎏
    Na=86.6/K=14.3/Ca=84.3/Mg=7.8/Al=0.2/Fe2=12.9/
  Mn=0.5(206.6㎎/㎏)
  F=0.5/Cl=27.2/SO4=24.7/HCO3=489.3(541.7㎎/㎏)
  H2SiO3=89.4/HBO2=5.9(95.3㎎/㎏)
  CO2=85.7/H2S=0.1(85.8㎎/㎏)         〔1991.  .  〕

  Na=250.2/K=43.3/Ca=0.4(239.9㎎/㎏)
  F=8.7/Cl=73.6/SO4=52.8/HCO3=464.0/CO3=27.9/
  NO2=痕跡/HS=0.2(627.2㎎/㎏)
  HAsO2=0.3/H2SiO3=193.9/HBO2=20.2(214.4㎎/㎏)
                          〔1994.03.04〕
 入浴履歴   初訪10.07.31
 評 価   ★★★★★★
 新平湯温泉
旅 館 藤 屋
                     しんひらゆおんせん りょかん ふじ や
この旅館では、藤屋1・3号泉という泉温の異なる2本の自家源泉を保有して
おり、主浴槽と露天にはこれを混合して適温に調整した湯が、小浴槽には泉
温の低い1号泉がそれぞれ掛け流されています。

主浴槽を満たした“癒しの湯”と呼ばれている無色透明の清澄な湯は、ほぼ
無臭ながら甘味があり、柔らかな浴感が印象に残りました。
一方、小浴槽の“ぬくとまり湯”からは、わずかながら金気臭が香り、消し
ゴム滓や綿状をした茶褐色の湯の華が舞い、微細な泡付きによって擬似ぬる
ぬるも楽しめる、とても気持ちの良いお湯でした。


滞在中、露天風呂はほとんど利用しませんでしたが、湯音のみが響く静寂の
中、湯温を異にする2つの湯船での交互浴がとても心地良く、高い満足感が
得られた趣のある浴場でした。                〔12.02.17〕
大きなガラス窓が嵌った
奥には幅4.7m、奥行き
3.4m弱ほどの鈎形の主
浴槽が幅一杯に配され、
その右手前に1.25×1.0
m弱の小浴槽が付設され
ています。
また、ガラス窓の向こう
には、主浴槽の左手前か
ら行き来できるゆったり
した大きさの露天岩風呂
が設けられていました。
サッシ扉を開けて入った大浴場は、天井と4基のシャワーカ
ランが並ぶ煉瓦積みの洗い場以外は、総檜造りの風情溢れた
造り。
浴場は、帳場の背後の廊下を右に進
んで突き当たりを左に折れた一番奥
に男女別の大浴場が設けられている
ほか、宿泊客には2つの貸切露天風
呂も用意されています。

暖簾の先で左右に分かれたサッシ扉
のうち、左手が男湯の入口。
脱衣所は少しがらんとした感じで、
右側には16庫の脱衣箱と2基の洗面
台が備えられていました。
『旅館 藤屋』は、温泉街の中心にある濃飛バスの新平湯温泉口バス停から平湯温泉に向かって1.2㎞ほど上
ると、国道の東側に所在している1974年に創業した和風旅館です。

全8室の客室を擁する建物は、横に長く延びた木造の2階建てで、宿名に付された“奥飛騨百姓座敷の宿”と
いう謳い文句のとおり、実際に百姓座敷として使用されていた築200年の建物を、移築ではなくそのまま食
事処に利用しているそうです。
立寄り入浴の受付開始に合わせて
10時に訪れたところ、清掃のため
に湯払いをした直後とのこと。
止むを得ず、湯船に湯が満たされ
る時間を確認して、14時過ぎに再
度訪問しました。

雪の多い飛騨地方らしくガラス戸
と千本格子戸の二重となった自動
扉から館内に入り、玄関を上がる
とすぐ右手にある帳場で、改めて
入浴をお願いしました。

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新平湯温泉は、平湯温泉の北側、焼岳(2455m)の西麓に所在する温泉地
で、平湯川に沿うようにその右岸を走る国道471号の両側に、小規模な
民宿から近代的なホテルに至るバラエティ豊かな約30軒の宿泊施設が建
ち並んでいます。

開湯時期は不明ということですが、長旅に疲れた出雲の旅人が、現在も
“たるまの滝”という観光名所として残る垂間水の近くで蜻蛉神の導き
によって発見したという伝説が残されており、1690(元禄3)年にこの地
を訪れた円空も湯治を行ったとのことです。
1968年11月には、奥飛騨温泉郷の一部として、福地・栃尾・新穂高の各
温泉とともに国民保養温泉地に指定されています。