住 所   和歌山県西牟婁郡白浜町1680-1
  電 話   0739-43-2468
 営業時間   立寄り 要確認
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式 (冬期加温あり・塩素系薬剤 使用)
   
 源 泉 名   千寿1号源泉
  泉 質   ナトリウム-塩化物泉
 湧出量   263   ℓ/min
 泉 温   54.7  ℃
 pH   6.6
 成分総計   7.914 g/㎏
    H=<0.1/Na=1989/K=106.5/Ca=207.7/Mg=259.6/Al=0.9/
  Fe2=0.2/Mn=0.8(2575㎎/㎏)
  F=4.1/Cl=3331/SO4=296.2/HCO3=1098/CO3=0.3/
  OH=<0.1/HS=0.1/S2O3=0.2/HSiO3=<0.1/HPO4=<0.1
  (4730㎎/㎏)
  H2SiO3=99.8/HBO2=47.0(146.8㎎/㎏)
  CO2=462.4/H2S=0.4(462.8㎎/㎏)
    
〔2006.01.05〕
 入浴履歴   初訪13.10.18 泊
 評 価   ★★★★
 白浜温泉
湯快リゾート ホテル千畳
              しらはまおんせん ゆかいりぞーと ほてるせんじょう
経営不振で閉館や競売にかけられた既存の温泉旅館を安価に買い取り、
バイキング形式の食事や仲居による接客の省略などによって低価格を実
現し、次々と旅館・ホテルを再生している注目の湯快リゾートグループ
のホテルで、以前、入之波温泉の山鳩湯で同浴した男性からも白浜の湯
をゆったりとリーズナブルに楽しめる宿泊施設として勧めていただいて
いましたが、初孫の温泉デビューも兼ねて初めて宿泊した今回、チェッ
クアウトの時間が12時ということもあってのんびりと滞在することがで
き、家族で気軽に利用するにはぴったりの湯宿でした。  〔14.11.18〕
各湯船に供されているのは、大浴場の名と同名の自家源泉である純食
塩泉。

大浴場の主浴槽と露天岩風呂が適温、隅丸長方形浴槽が少し熱め、S
字状浴槽が少しぬるめといった湯加減で、わずかに濁りのある湯から
は、金気臭に硫黄臭が加わった火薬のような湯の香と塩甘味が感じら
れ、入浴中は肌がつるきししましたが、湯上がり後はべたつきが認め
られました。
一方の露天風呂は、内湯とは反対に突き当たりを左へ進み、右側のガ
ラス戸から通路を通って館外へ出て階段を下り、中庭に設置された木
造りのアプローチを西へ向かうと崖際に設けられており、木造の湯小
屋の右が男、左が女湯に分かれています。

小屋の中には左壁に2段の棚が設えられ、棚の上には上段に5個、下段
に6個の角籠が並び、上段の最も手前にはスチール製の貴重品ロッカ
ー5庫が設置されていました。
浴室はタイル
張りで、前面
がガラス張り
となった開放
的な造り。

左壁には11基
のシャワーカ
ランが並び、
正面左寄りに
も8基のシャ
ワーカランが
1基ずつ独立
して設けられ
ています。
このホテルには、男女別に“千寿
の湯”と呼ばれる大浴場と“紅麗
(くれ)の湯”と名付けられた露天
風呂が設けられており、大浴場は
1階のエレベーターから右へ向か
い、リラクゼーションサロンやま
んがコーナー・無料休憩所の横を
抜け、26段分の階段と両側に巨岩
が積まれた平石張りのスロープを
下って突き当たりを右へ折れた先
にあり、正面が女湯、その左手前
が男湯となっています。
フロント・ロビーのあるフロアは実
は2階で、利用させていただいたの
は、12畳間に左半が畳敷きとなった
広縁の付いた3階の313号室。

到着した時にはすでに蒲団が敷かれ
ていました。
いささか年季の入った建物は、県
道に面した鉄筋造り4階建ての南
館と6階建ての東・西館からなり、
客室は和室116・洋室3・和洋室25
の全144室を数えます。

二重の自動ドアとなった南館の玄
関を入ると、正面には遠く太平洋
を眺望することができる広々した
ガラス張りのロビーがあり、その
右手前がフロントとなっていまし
た。
白浜温泉は、阪和自動車道の南紀田辺I.Cから国道42号田辺バイパスと県道南紀白浜空港線(33号)・田辺白
浜線(31号)経由で14㎞余り、太平洋を望む田辺湾から鉛山湾の沿岸に70軒余りのホテル・旅館・民宿・ペン
ション・保養所などが点在する、古賀浦・大浦・湯崎など5つの温泉地からなる温泉郷です。

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右手の透明ガ
ラス戸を出る
と、平石を敷
き詰めた奥に
岩風呂が配さ
れており、さ
らに湯小屋の
前面には、太
平洋を眺めな
がら一休みで
きるように木
造りのベンチ
を備えたウッ
ドデッキが設
けられていま
した。
右半には広々
したタイル張
りの主浴槽と
その手前に小
振りな水風呂
が配され、左
半には浅めの
隅丸長方形と
S字状の2つ
の湯船が並列
し、S字状浴
槽の手前には
サウナが付設
されていまし
た。
脱衣所はゆったりとしており、浴
室への入口である曇りガラス扉の
左横に24庫の木製鍵付きロッカー、
その手前側に76個もの角籠を納め
た5段のポール棚が鉤形に設置さ
れ、対面には洗面ボウル6基のパ
ウダーコーナーが備えられていま
した。
『湯快リゾート ホテル千畳』は、
白良浜の公共駐車場から県道白浜温
泉線(34号)で南西方向へ1.8㎞足ら
ず、南紀白浜の観光名所の一つであ
る千畳敷への入口に所在する、1966
年に創業し、2005年10月31日をもっ
て営業終了となった「ホテル千畳」
を湯快リゾート㈱が買収し、翌年2
月8日に改めて開業したホテルで、
初孫との初めての家族旅行で宿泊利
用しました(1泊2食 7800円,現在は
税込8100円)。
中でも湯崎温泉は、『日本書紀』の斉明天皇条に「牟婁の温湯」「紀
の温湯」として登場し、兵庫県有馬温泉・愛媛県道後温泉と並んで
“日本三古泉”の一つとして数えられています。
また、明治時代の初期には、礦湯・浜の湯・元の湯・疝気湯・阿波湯
・屋形湯・崎の湯という7か所の湯が知られ、“湯崎七湯”と称され
ていました。

長らく湯崎(鉛山)地区のみに限られていた温泉地が大きく拡大、発展
したのは、開発会社によるボーリングで各地区に新たな温泉地が誕生
し始めた1920年代以降。
昭和に入ると製塩事業の熱源として高温源泉が盛んに掘削され、1941
年には1分間の湧出量が13000ℓに達していたそうです。