住 所   和歌山県西牟婁郡白浜町3742-9
  電 話   0739-43-2916
 営業時間   立寄り 要確認
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   行幸源泉
  泉 質   ナトリウム-塩化物泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   78.0  ℃
 pH   7.9
 成分総計   10.88 g/㎏
    H=<0.1/Na=3390/K=167.0/Ca=91.0/Mg=226.4/Al=0.1/
  Fe2=0.1/Mn=0.6(3875㎎/㎏)
  F=3.5/Cl=4396/SO4=451.5/HCO3=1834/CO3=157.6/
  OH=<0.1/HS=0.2/S2O3=1.1/BO2=<0.1/HSiO3=<0.1
  (7254㎎/㎏)
  H2SiO3=110.9/HBO2=49.8(160.7㎎/㎏)
  CO2=<0.1/H2S=0.3(0.3㎎/㎏)
     〔2014.02.26〕
 入浴履歴   初訪10.01.17
 評 価   ★★★★
 白浜温泉
民宿 ことぶき
                       しらはまおんせん みんしゅく ことぶき
源泉は、崎の湯や牟婁の湯でも利用されている行幸湯。

湯船の中では微弱となっていましたが、カランの栓を捻って
勢いよく源泉を注ぐと、無色透明の湯からは茹で玉子のよう
な芳ばしい硫黄臭味と塩甘味がしっかり感じられ、肌もつる
つるしました。


高温のために常時加水されることの多い白浜温泉にあって、
利用者の好みで源泉の注入量を自在に調節できる理想的な湯
使いの宿であり、浴後は、大きな拾い物をしてとても得した
気分にさせてくれました。          〔11.09.09〕
浴室はタイル張りで、シャワーカランを左手前に1基、右側に4基並べ、
左奥に寄せて2.2×1.0mほどのタイル張り湯船を配しています。
小さな礫を固めた湯船の2辺の横には、レンガブロックを繋いで排水
溝を造作し、湯船から溢れ出た湯が右奥の排水孔へ流れるよう工夫さ
れていました。

奥には源泉と水の2つのカランがあり、湯溜め時に加水して湯温調整
した後、ホースが繋がった左の源泉カランから高温泉を適宜注入して、
適温を保つようになっていました。
入浴の受付は階段を上がった2階
で応対していただきましたが、浴
場は館内へ入って左に折れた奥に
設けられており、“寿ゆ”という
暖簾が掛かった手前が男湯、奥の
“福ゆ”が女湯となっています。

浴場は2.4mほどの幅狭の造りで、
手前の板張りの脱衣所には、右側
に9庫の鍵付き木製ロッカーと4個
のプラスチック籠が備えられてい
ました。
白浜温泉は、阪和自動車道の南紀田辺I.Cから国道42号田辺バイパスと県道南紀白浜空港線(33号)・田辺白
浜線(31号)経由で14㎞余り、太平洋を望む田辺湾から鉛山湾の沿岸に70軒余りのホテル・旅館・民宿・ペン
ション・保養所などが点在する、古賀浦・大浦・湯崎など5つの温泉地からなる温泉郷です。

トップページへ



和歌山県の温泉へ



『民宿 ことぶき』は、白良浜の公共駐車場から県道白浜温泉線(34号)
で南へ350m、礦湯の泉源があるT字交差点の海側に所在する、客室12
室を擁する鉄筋5階建ての温泉民宿です。

以前から前を通過するたび、入口の横の「天然温泉 かけ流し式 入浴
のみ出来ます」という掲示が気になっていましたが、いつもカーテンが
閉まっているため営業しているのかどうか分からず、未確認のままでい
ました。
今回、意を決して訪問し、立寄り入浴の可否をお聞きしたところ、入浴
のみでもどうぞということでしたので、利用させていただくことにしま
した。
中でも湯崎温泉は、『日本書紀』の斉明天皇条に「牟婁の温湯」「紀
の温湯」として登場し、兵庫県有馬温泉・愛媛県道後温泉と並んで
“日本三古泉”の一つとして数えられています。
また、明治時代の初期には、礦湯・浜の湯・元の湯・疝気湯・阿波湯
・屋形湯・崎の湯という7か所の湯が知られ、“湯崎七湯”と称され
ていました。

長らく湯崎(鉛山)地区のみに限られていた温泉地が大きく拡大、発展
したのは、開発会社によるボーリングで各地区に新たな温泉地が誕生
し始めた1920年代以降。
昭和に入ると製塩事業の熱源として高温源泉が盛んに掘削され、1941
年には1分間の湧出量が13000ℓに達していたそうです。