住 所   和歌山県西牟婁郡白浜町瀬戸743-1
  電 話   0739-43-0988
 営業時間   13:00~22:00 (休=火)
 入浴料   300円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   生絹湯温泉
  泉 質   含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物強塩泉
 湧出量   210  ℓ/min
 泉 温   67.3 ℃
 pH   6.73
 成分総計   20.13 g/㎏
    Na=5640/K=244.0/Ca=242.7/Mg=436.7/Al=0.2/
  Fe2=1.6/Mn=0.9(6566.1㎎/㎏)
  F=0.2/I=7.9/Br=23.0/Cl=9235/SO4=1110/HCO3=1940/
  CO3=0.3(12316.4㎎/㎏)
  HAs02=<0.005/H2Si03=111.4/HBO2=43.0(154.4㎎/㎏)
  C02=1097(1097㎎/㎏)       〔1993.02.25〕
 入浴履歴   初訪07.04.08
 評 価   ★★★★
 白浜温泉
松 乃 湯
                        しらはまおんせん まつのゆ
浴室は石板張りで、左側に水カラン、右側の壁に寄せて奥行
き3.85mほどの台形のタイル張り湯船を配しただけの素朴な
造りです。
湯船の奥にある岩積みには、湯の華キャッチャーを被せた源
泉と水の2基のカランがあり、ここで手動によって温度を調
節し、湯船に掛け流すようになっていました。

湯船に供されているのは、白良湯と同じ生絹(すずし)湯。
無色透明な湯からは、やはりやや強い塩苦味と清涼感のある
さっぱりとした浴感が感じられました。
浴槽内は当初適温でしたが、後で来られた常連客が水を絞る
と瞬く間に高温となってしまったため、湯船から出たり入っ
たりしながら湯浴みを楽しみました。
老人憩いの家も兼ねた白壁2階建
て建物の1階が浴場となっており、
板張りのフロアの右手にある管理
人室の前に置かれた透明の料金箱
に入浴料を納めるようになってい
ます。

男女別の浴場は奥へ延びる廊下の
左側にあり、意外と広々とした脱
衣所には、木製ロッカーのほかに
休憩用の長椅子も備えられていま
した。

『松乃湯』は、白浜バスセンターから県道白浜温泉線(34号)を円月島へ向かって160mほど向かうと右手に
所在する、6か所ある白浜温泉の外湯の一つで、瀬戸連合町内会が運営する共同浴場です。
白浜温泉は、阪和自動車道の南紀田辺I.Cから国道42号田辺バイパスと県道南紀白浜空港線(33号)・田辺白
浜線(31号)経由で12㎞余り、太平洋を望む田辺湾から鉛山湾の沿岸に70軒余りのホテル・旅館・民宿・ペン
ション・保養所などが点在する、古賀浦・大浦・湯崎など5つの温泉地からなる温泉郷です。

中でも湯崎温泉は、『日本書紀』の斉明天皇条に「牟婁の温湯」「紀の温湯」として登場し、兵庫県有馬温
泉・愛媛県道後温泉と並んで“日本三古泉”の一つとして数えられています。
また、明治時代の初期には、礦湯・浜の湯・元の湯・疝気湯・阿波湯・屋形湯・崎の湯という7か所の湯が
知られ、“湯崎七湯”と称されていました。
長らく湯崎(鉛山)地区のみに限られていた温泉地が大きく拡大、発展したのは、開発会社によるボーリング
で各地区に新たな温泉地が誕生し始めた1920年代以降。
昭和に入ると製塩事業の熱源として高温源泉が盛んに掘削され、1941年には1分間の湧出量が13000ℓに達し
ていたそうです。

浴場の佇まいや地元専有度の高さから白浜温泉の外湯の中では最も共同湯らしさが感じられる、地元の方々
と語らいながら白浜の湯を堪能したい向きには一押しの浴場です。    (10.01.16,11.09.03 記事補訂)

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