住 所   和歌山県西牟婁郡白浜町湯崎1668
  電 話   0739-42-3016
 営業時間   4~6・9月 8:00~18:00 / 7・8月 7:00~19:00 /
  10~3月 8:00~17:00
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   行幸源泉
  泉 質   ナトリウム-塩化物泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   78.0 ℃
 pH   7.9
 成分総計   10.88 g/㎏
    H=<0.1/Na=3390/K=167.0/Ca=91.0/Mg=226.4/Al=0.1/
  Fe2=0.1/Mn=0.6(3875㎎/㎏)
  F=3.5/Cl=4396/SO4=451.5/HCO3=1834/CO3=157.6/
  OH=<0.1/HS=0.2/S2O3=1.1/BO2=<0.1/HSiO3=<0.1
  (7254㎎/㎏)
  H2SiO3=110.9/HBO2=49.8(160.7㎎/㎏)
  CO2=<0.1/H2S=0.3(0.3㎎/㎏)
     
〔2014.02.26〕
 入浴履歴   初訪05.12.07,最終08.02.02(5回目)
 評 価   ★★★★★★
 白浜温泉
崎 の 湯
                        しらはまおんせん さきのゆ
それぞれの湯船には高温の行幸湯がホースで水を加えながら
注がれており、湯船の底や縁に配された岩は、カルシウム分
の析出によって真っ白になっていました。
無色透明の湯からは、弱めながらも芳ばしい硫黄臭と塩味が
感じられ、湯の中では消しゴム滓のような白い湯の華を数多
く目にすることができました。


気に入ったのは、下の湯船。

高波の際には入浴禁止となるほど海の至近にあり、最も海寄
りところは湯温がかなりぬるく、長湯も可能です。
また、熱くなれば海風によってクールダウンも可能で、美し
く迫力満点の太平洋を望みながらの休憩もまた、すこぶる爽
快です。
券売機で購入した
入浴券を管理人さ
んに手渡して奥へ
進むと、岩積みの
壁に暖簾が掛かっ
た2つの入口が目
に入ります。

男湯は奥側。
簡素な脱衣所から
石段を下りていく
と、海に向って2
つの岩風呂が縦に
並んでいます。
『崎の湯』は、近畿地方を代表する海水浴場の白良浜から県道白浜温泉
線(34号)で約1㎞、県道の右脇で湯けむりを上げる行幸(みゆき)泉源の
横の細い路地を150mほど入っていくと突き当たりに所在する、『日本
書記』や『続日本紀』に斉明・天智・持統・文武の4天皇の行幸や有馬
皇子の沐浴が記録され、明治初期から親しまれてきた湯崎七湯の中では
唯一残されている由緒ある浴場です。

現在は白浜町営の共同露天風呂として利用されており、2004年1月に湯
船の増設と脱衣所の整備が行われてからは、観光客も格段に入浴しやす
くなりました。
白浜温泉は、阪和自動車道の南紀田辺I.Cから国道42号田辺バイパスと県道南紀白浜空港線(33号)・田辺白
浜線(31号)経由で14㎞余り、太平洋を望む田辺湾から鉛山湾の沿岸に70軒余りのホテル・旅館・民宿・ペン
ション・保養所などが点在する、古賀浦・大浦・湯崎など5つの温泉地からなる温泉郷です。

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リニューアル直後には大衆化を嘆く声も耳にしましたが、歴史ある湯崎の湯を源泉掛け流しで堪能できる、
十分高い評価が与えられる開放感溢れる浴場です。     〔09.05.28,11.09.03 記事補訂・画像追加〕
中でも湯崎温泉は、『日本書紀』の斉明天皇条に「牟婁の温湯」「紀の温湯」
として登場し、兵庫県有馬温泉・愛媛県道後温泉と並んで“日本三古泉”の一
つとして数えられています。
また、明治時代初期には、礦湯・浜の湯・元の湯・疝気湯・阿波湯・屋形湯・
崎の湯という7か所の湯が知られ、“湯崎七湯”と称されていました。

長らく湯崎(鉛山)地区のみに限られていた温泉地が大きく拡大し、発展したの
は、開発会社によるボーリングで各地区に新たな温泉地が誕生し始めた1920年
代以降。
昭和に入ると製塩事業の熱源として高温源泉が盛んに掘削され、1941年には1
分間の湧出量が13000ℓに達していたそうです。