住 所   和歌山県西牟婁郡白浜町1821
  電 話   0739-43-1000
 営業時間   立寄り 8:00~10:00 / 15:00~22:00
            (南紀白浜ゆめぐり札 利用)
 入浴料   
温泉利用状況   完全放流式 (夏期 加水・厳冬期 加温あり,
          塩素系薬剤 使用)
   
 源 泉 名   かごめ温泉
  泉 質   ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
 湧出量   99   ℓ/min
 泉 温   60.5  ℃
 pH   7.2
 成分総計   5.559 g/㎏
    H=<0.1/Na=1507/K=88.6/Ca=88.5/Mg=76.4/Al=<0.1/
  Fe2=<0.1/Mn=0.7(1761㎎/㎏)
  F=7.3/Cl=1844/SO4=54.0/HCO3=1568/CO3=1.9/
  OH=<0.1/HS=0.3/S2O3=<0.1/HSiO3=<0.1/HPO4=<0.1
  (3476㎎/㎏)
  H2SiO3=111.9/HBO2=43.7(155.6㎎/㎏)
  CO2=166.0/H2S=0.2(166.2㎎/㎏)
    
〔2004.11.12〕
 入浴履歴   初訪14.04.12
 評 価   ★★★★
 白浜温泉
ホテル シーモア
                           しらはまおんせん ほてる しーもあ
水戸黄門様の湯・
八代将軍吉宗公の
湯・尾張大納言徳
川宗春公の湯・有
間皇子慕情乃湯・
徐福さん望郷乃湯
などの名前が与え
られた大きさの異
なる杉造りの梅樽
7基(うち1基は未
使用)が上下段に
置かれ、湯温を違
えたぬるめから少
し熱めの湯が湛え
られていました。
太平洋に臨んで建つ1967年に建築
され、1989年に改築された白壁の
建物は鉄筋コンクリート造りの10
階建てで、客室は全164室を数え
ます。

建物左側面の手前に設けられてい
る自動ドアを入って幅広の階段を
上り、さらにガラス張りの自動ド
アを抜けると広々したロビーの右
奥にフロントがあり、ゆめぐり札
を提示して入浴をお願いします。
夏期に加水し、厳冬期の気温低下時のみ加温されているという無色透
明の湯からは、芒硝っぽい成分臭と少苦味が感じられ、肌がつるきし
しました。

朝8時半に訪れたこともあって、浴場に足を運んだ時には万葉の出湯、
引き続いて観海の湯が清掃となったため、後半はもっぱら露天風呂を
利用。
心地良い春風の中、大海原や崎の湯の様子を眺めながら、ホテル名に
冠され、徳川吉宗が幼少の頃に梅樽に湯を運んで湯浴みを楽しんだと
いう謂れのある名物風呂をたっぷりと満喫させていただきました。
                          〔15.02.11〕
各湯船に掛け
流されている
のは、海ゆう
庭や湯楽庵・
草原の湯とい
った系列のホ
テル・浴場で
も利用されて
いる自家源泉
の含重曹-食
塩泉。
奥壁右端から右壁
に11基のシャワー
カラン、大きなガ
ラス越しに海を眺
望できる左側には
底にコンクリート
を張った前後2槽
に仕切られた石造
りの湯船が配され、
湯口のある奥の浴
槽には少し熱め、
手前にはぬるめの
湯が満たされてい
ました。
観海の湯の入口の手前左のガラス
戸から14段の階段を下り、露天風
呂への入口を横目にさらに8段下
りたところが、もうひとつの内湯
である“万葉の出湯”。

観海の湯と比べると天井が低くて
一回り小さく感じられる浴室は、
床だけでなく壁や柱も大小の岩や
平石で仕上げられています。
ゆったりした総御影石造
りの浴室には、正面奥の
仕切り壁の右端から右壁
にかけてシャワーカラン
が鉤形に並び、横幅いっ
ぱいに青浪が描かれた仕
切り壁の前には、太平洋
を望みながら湯に浸かれ
るように、前後2槽に仕
切られた湯船が全面ガラ
ス張りの左へ寄せて配さ
れています。
大浴場は階を異にして上下に2か所あり、まずは脱衣所から
歩を進めると正面に曇りガラス戸の入口がある“観海の湯”
へ。
2か所の大浴場と露天風呂からなる
男女別の浴場は地下にあり、フロン
トの対面にある昇りエスカレーター
が併設された22段の階段を下りて右
へ折れると、右側手前が女湯の入口、
その奥の暖簾掛けの開口を入って左
へ進み、突き当たり左手にある階段
でさらに15段分下りて奥へ向かった
先が男湯の入口となっています。
白浜温泉は、阪和自動車道の南紀田辺I.Cから国道42号田辺バイパスと県道南紀白浜空港線(33号)・田辺白
浜線(31号)経由で14㎞余り、太平洋を望む田辺湾から鉛山湾の沿岸に70軒余りのホテル・旅館・民宿・ペン
ション・保養所などが点在する、古賀浦・大浦・湯崎など5つの温泉地からなる温泉郷です。

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万葉の出湯へ向かう途中、左側の
ガラス扉を入った先、海の上に突
き出すように造られた棟の上を鯱
鉾で飾った屋根付きの浴場が、紀
州名物の梅干しを漬ける大きな梅
樽を湯船に利用した“梅樽露天風
呂”です。
比較的ゆったりした脱衣所には、
正面右寄りに4基、その対面に5基
の洗面ボウルが並ぶパウダーコー
ナーが設けられ、全面ガラス張り
の右側には、各段3個ずつ計36個
の角籠を納めた4段のスチールラ
ック3基、正面左にも同2基、さら
に左壁には縦長タイプ3基を含む
計27基のスチールロッカーがそれ
ぞれ備えられていました。
『ホテル シーモア』は、湯崎七湯の中で唯一残され、白浜温泉のシン
ボルともなっている崎の湯の入口から県道白浜温泉線(34号)を西へ200
m足らず上ると右手に所在する、白浜で複数の宿泊施設や食事処、日帰
り入浴施設や観光施設を運営する天山閣グループが経営する1967年8月
に創業された大型のホテルです。

通常、外来入浴は受け付けていませんが、白浜温泉旅館協同組合加盟館
で販売している南紀白浜ゆめぐり札(1300円)を使用すると立寄り入浴が
可能ということで、2月にホテルグリーンヒル白浜に宿泊した折に購入
したゆめぐり札を利用して訪問しました。
中でも湯崎温泉は、『日本書紀』の斉明天皇条に「牟婁の温湯」「紀
の温湯」として登場し、兵庫県有馬温泉・愛媛県道後温泉と並んで
“日本三古泉”の一つとして数えられています。
また、明治時代の初期には、礦湯・浜の湯・元の湯・疝気湯・阿波湯
・屋形湯・崎の湯という7か所の湯が知られ、“湯崎七湯”と称され
ていました。

長らく湯崎(鉛山)地区のみに限られていた温泉地が大きく拡大、発展
したのは、開発会社によるボーリングで各地区に新たな温泉地が誕生
し始めた1920年代以降。
昭和に入ると製塩事業の熱源として高温源泉が盛んに掘削され、1941
年には1分間の湧出量が13000ℓに達していたそうです。