住 所   和歌山県西牟婁郡白浜町3354-1
  電 話   0739-43-0533
 営業時間   13:00~21:00 (休=木)
 入浴料   300円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   垣谷3号湯
  泉 質   ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
 湧出量   234  ℓ/min
 泉 温   64.2 ℃
 pH   7.5
 成分総計   8.471 g/㎏
    H=<0.1/Na=2370/K=127.0/Ca=68.6/Mg=139.9/
  Al=0.8/Fe=<0.1/Mn=0.5(2707㎎/㎏)
  F=3.5/Cl=3105/SO4=176.3/HCO3=2273/CO3=5.3/
  HS=<0.1/S2O3=0.7/HSiO3=1.1(5475㎎/㎏)
  H2Si03=116.0/HBO2=50.3(166.3㎎/㎏)
  C02=123.4/H2S=<0.1(123.4㎎/㎏)  
〔2004.03.04〕
 入浴履歴   初訪08.06.21,最終12.02.05(2回目)
 評 価   ★★★★
 白浜温泉
綱 の 湯
                           しらはまおんせん つなのゆ
浴室はすべてタイル張りで、左側に並ぶ4基のカランこそシ
ャワー付きとなっていますが、あとは右手に長方形の水色タ
イル張り湯船を配しただけのシンプルな造りです。
3.1×1.9mほどの湯船に
は右奥隅の湯口から源泉
が少量ずつ掛け流され、
わずかに白濁りのある透
明の湯からは、潮臭とと
もに硫黄臭がしっかり香
り、塩甘味も感じられま
した。
左右に分かれた入口の間に券売機が設置されており、ここで入浴券を
購入し、中へ入って番台に常駐している管理人さんに手渡します。
新築とはいえ、内部は共同浴場という範疇を大きく逸脱しない程度の
広さ。
脱衣所には、20庫の鍵付き木製ロッカーが備えられていました。

なお、旧施設は営業開始が午後2時からとなっていましたが、新施設
は観光客にも積極的にアピールしていく目的で、嬉しいことに冬期を
除いて10時開始に変更されています。

白浜温泉は、阪和自動車道の南紀田辺I.Cから国道42号田辺バイパスと県道南紀白浜空港線(33号)・田辺白
浜線(31号)経由で12㎞余り、太平洋を望む田辺湾から鉛山湾の沿岸に70軒余りのホテル・旅館・民宿・ペン
ション・保養所などが点在する、古賀浦・大浦・湯崎など5つの温泉地からなる温泉郷です。

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泉温が60℃を超す高温泉のために加水を余儀なくされていますが、それでも湯温はかなり高く、牟婁の湯な
ど白浜温泉のほかの外湯よりは加水率が低いのかもしれません。

再び新たな歩みを刻み始めた綱の湯。今はピカピカの浴場も、やがて共同湯としての風情が備わっていくで
しょう。
訪問した時は本格的に夏を迎える前の梅雨空ということもあって、土曜の午前にもかかわらず利用者は終始
少なめ。そのおかげで、開け放たれた窓から時折海を眺めつつ、鮮度まずまずの“垣谷湯”をじっくりと満
喫することができました。            〔10.09.04,11.09.03 記事補訂,12.02.05 画像追加〕
『綱の湯』は、霊泉橋を渡って県道田辺白浜線(31号)で古賀浦から約1
㎞、桟橋交差点の右手前に所在する、白浜温泉に6か所ある外湯の一つ
に数えられている共同浴場です。

もともと交差点を過ぎて左へ入ったところに存在していましたが、2005
年9月に行われた耐震診断によって危険構造物と判定されて閉鎖・取壊
し。綱不知(つなしらず)の入江を臨む現在地に再建され、2008年6月5日
にオープンしました。
地元の綱不知会が管理運営している建物は、淡橙色に塗られた外壁がと
ても目を引くコンクリート造りの2階建てで、2階部分は綱不知会館とい
う集会所となっています。
中でも湯崎温泉は、『日本書紀』の斉明天皇条に「牟婁の温湯」「紀
の温湯」として登場し、兵庫県有馬温泉・愛媛県道後温泉と並んで
“日本三古泉”の一つとして数えられています。
また、明治時代の初期には、礦湯・浜の湯・元の湯・疝気湯・阿波湯
・屋形湯・崎の湯という7か所の湯が知られ、“湯崎七湯”と称され
ていました。

長らく湯崎(鉛山)地区のみに限られていた温泉地が大きく拡大、発展
したのは、開発会社によるボーリングで各地区に新たな温泉地が誕生
し始めた1920年代以降。
昭和に入ると製塩事業の熱源として高温源泉が盛んに掘削され、1941
年には1分間の湧出量が13000ℓに達していたそうです。