住 所   長野県松本市安曇白骨4185-2
  電 話   0263-93-2119
 営業時間   立寄り 11:00~15:00 (休=不定休)
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式 (加温あり)
   
 源 泉 名   新泡の湯源泉・小梨の湯 混合泉
  泉 質   含硫黄-カルシウム・マグネシウム-炭酸水素
  塩泉
 湧出量   1730 / 40  ℓ/min
 泉 温   36.9 / 32.5  ℃
 pH   6.4 / 6.5
 成分総計   1.295 / 1.796 g/㎏
    Na=50.1/K=16.2/Ca=173.6/Mg=40.9/Al=0.2/NH4=1.4/
  Fe2=0.1/Mn=0.3(282.8㎎/㎏)
  F=0.4/Cl=46.9/SO4=9.8/HCO3=774.3/CO3=0.3/
  HS=2.3/S2O3=0.8(834.8㎎/㎏)
  H2Si03=32.3/HBO2=8.1(40.4㎎/㎏)
  C02=125.0/H2S=10.5(135.5㎎/㎏)     
〔2007.02.09〕


  Li=0.5/Sr=0.4/Na=84.5/K=25.8/Ca=210.0/Mg=63.6/
  Fe2=0.04/Ba=0.8/Mn=0.07(385.7㎎/㎏)
  F=0.6/Cl=89.6/SO4=5.0/HCO3=1025/NO3=痕跡/
  HS=6.1(1126㎎/㎏)
  H2Si03=55.8/HBO2=7.3(63.1㎎/㎏)
  CO2=207.1/H2S=13.7(220.8㎎/㎏)
     〔2005.04.27〕
 入浴履歴   初訪10.08.28
 評 価   ★★★★★★
 白骨温泉
かつらの湯 丸永旅館
                しらほねおんせん かつらのゆ まるえいりょかん
両湯船に掛け流されてい
るのは、泡の湯の新泡の
湯源泉と笹屋の小梨の湯
源泉を1分間にそれぞれ
60・18ℓ引湯して混合し
た土類硫化水素泉。

泉温が少し低いために43
℃ほどに加温された透明
度30㎝ほどの白濁湯から
は、しっかりと焦げ硫黄
臭が香り立ち、少炭酸味
も感じられました。
一方、奥のガラス窓を抜けた先には露天風呂が設けられており、女湯か
らも行き来ができて、混浴となっています。
一応、手前には木の手すりが付いているものの、底が凸凹していてとて
も滑りやすく、注意深く入らなければ転んでしまう恐れがあります。

露天の湯はぬるめで、内湯と比べると湯の香も少し弱めとなっていましたが、静かにゆったりと浸かり続け
ることができ、普段は内湯派である自分もとても気に入りました。

営業開始前から大勢の立寄り入浴客が待機している泡の湯とは対照的に利用者は数組と少なく、白骨の湯を
安価にかつ存分に堪能できる穴場の宿ぶろです。                     〔12.03.05〕
浴舎はすべて板張りで、少し手狭
感のある脱衣所には、左手に設え
られた2段の棚に8個のプラスチッ
ク籠が備えられていました。

浴室は湯治場のような趣を感じさ
せる小ぢんまりした造りで、左手
前にシャワーカラン1基、右奥に
1.5m四方ほどの木造の湯船が配
され、白骨温泉らしく湯船の周り
は白い析出物で厚く覆われ、本来
の材質が判らなくなっています。
『かつらの湯 丸永旅館』は、白骨温泉観光案内所から県道白骨温泉線
(300号)で小梨平へ向かうこと約1.2㎞、泡の湯を過ぎると県道の左側に
所在する客室数11室の小さな和風温泉旅館です。

切妻造り2階建ての木造建物は、山間の素朴な宿といった風情で、向か
って左手には、屋根の上に小さな湯気抜きを載せた瓦葺きの浴舎棟が続
いています。
案内所の掲示では立寄り入浴の開始が11時とあり、一番風呂を目指して
少し早めに訪れましたが、ちょうど浴場の清掃の真っ最中とのことで、
11時を過ぎて逆に20分ほど待たされる羽目になりました。
格子のガラス戸から館内に入ると、正面にカウンター式の小さな帳場が
あり、入浴料を支払って左側にある浴場へ向かいます。
元来は、温泉成分によって湯船の内側が白くなることから“白船”と
呼ばれていましたが、1913(大正2)年から29年にわたって新聞に連載
された中里介山の時代小説『大菩薩峠』の中で「白骨」と表記されて
からは、こちらに統一して呼称されるようになりました。
胃腸病に効能があり、“三日入ると三年は風邪を引かない”とも言わ
れる人気の温泉ですが、2004年7月に一部施設で入浴剤を混入してい
たことが発覚し、全国的な一大騒動に発展しました。

なお、1974年3月には国民保養温泉地に指定されています。
白骨温泉は、十石山(2525m)の東麓、梓川の支流である湯川とこれに注ぐ湯沢の渓谷沿いに11軒の宿泊施設
が点在する山峡の温泉地で、国道158号から県道白骨温泉線(300号)で3.7㎞、あるいは乗鞍高原から上高地
乗鞍スーパー林道を経由して7.5㎞ほどで到着します。

鎌倉時代にはすでに湧出し、戦国時代には“武田信玄の隠し湯”になっていたとされる温泉で、元禄年間
(1688~1703)に斎藤孫左衛門が温泉宿を開業。
近代以後は斎藤茂吉・与謝野晶子・三好達治などの文人がこの地を訪問し、中でもこの湯をこよなく愛した
若山牧水は、喜志子夫人とともにたびたび訪れ、歌を残しています。

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