住 所   群馬県利根郡片品村東小川4653-21
  電 話   0278-58-2251
 営業時間   立寄り 6:30~20:30 (休=月 8:00~12:00,
               祝は火)
 入浴料   410円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   上の湯1号
  泉 質   単純温泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   61.5  ℃
 pH   7.8
 成分総計   0.69 g/㎏
    Sr=0.42/Na=174/K=5.31/Ca=29.0/Mg=0.06/Al=<0.05/
  Fe2=0.02/Mn=0.16(209㎎/㎏)
  F=7.9/Cl=92.9/SO4=234/HCO3=75.8(411㎎/㎏)
  H2SiO3=68.3/HBO2=2.0(70.3㎎/㎏)
  CO2=4.4(4.4㎎/㎏)
             
〔2006.06.02〕
 入浴履歴   初訪13.05.18
 評 価   ★★★★
 白根温泉
加 羅 倉 館
                             しらねおんせん からくらかん
天井が高くゆったりした浴室はタイル張りで、左壁に9基のシャワーカ
ランが並び、中央には3.9m強四方のタイル張りの湯船が配され、奥辺
には浅めの浴槽が付設されています。
奥壁には1.9mほどの高さ
に太めのパイプが突き出て
おり、このパイプから浅い
浴槽へ自家源泉である弱ア
ルカリ性の単純温泉が打た
せ湯のようにドボドボと落
とされていました。

加水されているとはいえ、
打たせ湯に利用するには熱
めの無色透明の湯からは、
弱めながらも油臭がはっき
り香り、微苦味と少つるき
しの肌触りを感じました。
階段を下りて左へ折れると正面に
男湯、右奥に女湯があり、カーペ
ット敷きの脱衣所には、左奥に洗
面ボウル3基、中央右寄りに2段の
ポール棚2基が設置され、棚には
各段8個ずつ、計32個のプラスチ
ック籠が備えられていました。
1952年には皇太子時代の今上天皇
も宿泊され、別館にはその折に利
用された部屋がそのまま残されて
いるそうです。

立寄り入浴の際には、対岸の本館
で入浴料を支払い、別館のすぐ下
手にある暖簾の掛かった別棟内の
浴場へ向かいます。
『加羅倉館』は、栃木・群馬両県の県境である金精峠から日本ロマン
チック街道と呼ばれる国道120号で西へ下ること約18.6㎞、利根川に
注ぐ片品川の支流である大滝川の谷間に湯けむりを上げる、江戸時代
初期に発見されて湯治場として栄え、1922(大正11)年10月26日には若
山牧水も投宿したという白根温泉の一軒宿で、国道をさらに280mほ
ど下った右手には、ドライブインに併設して1989年に開業した「薬師
之湯」という日帰り入浴施設が所在しています。

片品を含む一帯の大地主で資産家であった千明(ちぎら)家が1930年に
創業した湯宿で、川を渡った左岸側に建つ入母屋造り木造2階建ての
本館と2008年にリニューアルされた国道沿いの別館からなり、客室は
全7室を数えます。

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独りきりですと殺風景な感すら漂う浴室ですが、肝心の温泉は鮮度抜群で、湯船の縁全体からなみなみと溢
れ出す掛け流しの清澄な湯を心ゆくまで楽しませていただきました。            〔14.04.28〕
男女別の浴場は、ガラス戸を入ると
奥へ延びる廊下の先から14段の階段
を下りた半地下に設けられています
が、これは近くにある千明牧場の競
走馬の温泉治療場として使用してい
た頃の名残とのことです。