住 所   北海道上川郡美瑛町白金10520
  電 話   0166-94-3016
 営業時間   9:30~20:00 (休=月)
 入浴料   300円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   白金14・15・19号 混合泉
  泉 質   ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-硫酸塩・
  塩化物泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   46.1  ℃
 pH   6.4
 成分総計   5.329  g/㎏
    Na=685.9/K=108.5/Ca=392.1/Mg=257.7/NH4=0.5/
  Fe2=4.1/Mn=2.6(1451㎎/㎏)
  F=0.2/Cl=787.5/SO4=1852/HCO3=744.4(3384㎎/㎏)
  HAsO2=0.3/H2SiO3=198.8/HBO2=19.5(218.6㎎/㎏)
  CO2=274.6(274.6㎎/㎏)           〔2009.11.13〕
 入浴履歴   初訪17.07.14
 評 価   ★★★★
 白金温泉
白金国民保養センター
              しろがねおんせん しろがねこくみんほようせんたー

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脱衣所で饐えたような異臭がしたのは玉に瑕でしたが、同浴した美瑛市街から週に3日は通っているという
93歳のお爺さんが「白金温泉の入浴施設はすべて掛け流しを謳っているが、本物はここだけ」と自信たっぷ
りに自慢されていた完全掛け流しの湯に出会うことができ、好感しました。         〔18.01.01〕
浴室はタイル張りで、前面から柔らかな陽が射し込み、採光
は良好です。
左壁手前寄りに3基のシャワーカランが並び、奥にU字を右
に倒したような幅3m弱のタイル張り湯船が配されていまし
た。

左端で槽内に挿入されたエルボ管から加えられ、右寄り手前
に立つ管から排湯されているのは、1980・81・92年に掘削さ
れた3本の源泉を混合した共同源泉の含塩化土類-芒硝泉。
透明度30㎝ほどの淡黄色に濁った少し熱めの湯からは、金気
臭と微甘味が感じられ、驚いたことに高温泉にもかかわらず
微細な泡付きがあり、ぬるぬるした肌触りを楽しむことがで
きました。
浴場はタイルカーペットが市松模様
に敷かれた殺風景なロビーから階段
を下りた1階に設けられており、階
段のすぐ左が女湯、左へ折り返した
奥が男湯に分かれています。

脱衣所は透明ガラスの壁と片引きの
ガラス戸で浴室との間を仕切られ、
右側にボウル2基の洗面カウンター、
左にプラスチック籠を各段に5個ず
つ置いたパイプ棚が備えられていま
した。
施設の入口は道道から左へ延びる
小道に面した平側の2階にあり、
両開きのガラス扉を入ると、玄関
の左端に管理人室があり、簡単に
記帳を行って入浴料を支払い、手
前に設置されている鍵付きの下足
箱に履物を預け、浴場へ向かいま
す。
『白金国民保養センター』は、1990
年完成の防災施設 十勝岳流路工に
架かる永光橋を渡って道道を170m
ほど上ると左手に所在する、1973年
に開設された日帰りレクリエーショ
ン並びに研修施設です。

臙脂色の片流れ屋根が載った建物は
学校施設のような雰囲気の鉄筋コン
クリート造りの2階建てで、道道沿
いには表示が一切ないため、気が付
かずに通過してしまいそうです。
1950年8月8日、当時町長を務めて
いた鴻上覚一氏が苦心の末に温泉
掘削に成功し、町営ホテル1軒の
みから始まったという歴史の浅い
温泉地で、地下399mから48℃の
無色の源泉が噴出した際、町長が
発した「地底から湧いたプラチナ
(白金)ともいうべき尊いもの」と
いう発言からその名が付けられた
とのことです。
白金温泉は、JR富良野線の美瑛駅から道道天人峡美瑛線(213号)と十勝岳温泉美瑛線(966号)を経由して南
東へ20㎞足らず、美瑛富士から美瑛岳・十勝岳が連なる十勝岳連峰の北西麓、美しい白樺林の間に5軒の宿
泊施設と日帰り入浴施設1か所が点在する標高610~640mの緩傾斜地に開かれた温泉地です。