住 所   大分県玖珠郡九重町湯坪筋湯672-2
  電 話   0973-79-3711
 営業時間   
 入浴料   
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   八丁原地熱 熱水
  泉 質   ナトリウム-塩化物泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   75.7  ℃
 pH   6.4
 成分総計   1.508  g/㎏
    Li=2.6/Na=437.0/K=58.6/Ca=5.1/Al=0.3/Fe3=0.3/
  Mn=0.5(505.0㎎/㎏)
  F=1.2/Br=1.7/Cl=620.0/SO4=163.0/HCO3=21.0/
  NO3=1.8/S2O3=1.2(809.9㎎/㎏)
  H2SiO3=155.0/HBO2=34.1(189.1㎎/㎏)
  CO2=4.4(4.4㎎/㎏)
             〔2003.09.08〕
 入浴履歴   初訪14.05.04 泊
 評 価   ★★★★
 筋湯温泉
大 黒 屋
                               すじゆおんせん だいこくや
脱衣所はいずれも腰掛け
の上に3~4個のプラスチ
ック籠を備えただけの簡
素な造りで、それぞれの
浴室には、切石湯では幅
2.2m、奥行き1.25mほ
どの台形っぽい五角形を
呈した切石枠でコンクリ
ート底に河原石を敷き詰
めた湯船、赤石湯では赤
みを帯びた大小の礫を固
めた長径1.9m強の楕円
形の湯船が置かれていま
した。
湯船に満たされた適温の透明湯からは、や
はり焦げたような匂いが香り立ち、湯口で
は芒硝っぽい湯の香が感じられました。
槽内に挿入されたパイプから両湯船に加えられているのは、八丁原発電
所より供給されているという共同源泉の食塩泉。

左はややぬるめ、褐色の湯の華が舞う右では適温となった無色透明の湯
からは、ほんのり焦げたようなガスっぽい湯の香が感じられ、肌がしっ
とりして少しぬるっとしました。
石湯の脱衣所はいずれも板張りで、プラスチック籠5個を伴った2段の木
製棚と洗面台が備えられていました。

浴場名のとおり、浴室は腰壁以下を石板で仕上げ、壁に格子窓を設えた
趣のある造りで、2基のシャワーカランを備え、その奥に左側では2.1m
弱×1.45m、右では2.1m弱×1.6mほどの石造りの湯船が配されていま
す。
この宿には5か所の浴場があり、
すべて貸切で家族湯として利用す
るようになっています。

まずは、宿の裏手にある駐車場の
手前から玖珠川のすぐ横に設置さ
れている14段の急階段を下り、そ
の先を左へ入った駐車場の地下に
設けられている浴場へ。
利用させていただいたのは、玄関の
すぐ左手にある16段の階段を上り、
左へ折れると突き当たりに位置する
“梅”。

通りに臨んで窓のある落ち着いた雰
囲気の8畳の和室で、ゆったりと寛
ぐことができました。
『大黒屋』は、県道の筋湯温泉街入
口から約350m、役場に勤めていた
現オーナーが、2006年10月に温泉街
の北外れに移転・新築オープンした
「山あいの宿 喜安屋」の旧館を引
き継いで改装し、2012年に創業した
客室数全6室の小さな湯宿です。

2014年のGW、筋湯温泉に三度訪れ
た際、宿泊利用しました(1泊2食税
込 7500円+入湯税)。
958(天徳2)年に発見され、1658(万治元)年、山で猟をしていた湯坪村
の治郎右衛門が谷間で温泉を見つけ、誉左衛門とともに浴場を創設し
たという記録が残されている古湯で、以来、肩こりなど筋の病気に効
能があると評判を呼んで湯治場として発展しました。

1897(明治30)年と1949年の2度にわたる火災によって温泉街の大半が
焼失する憂き目に遭いましたが、関係者による努力によって復興。
現在では、九重町内に点在する龍門・水分・九酔渓・筌の口・馬子草
・長者原・寒の地獄・湯坪・壁湯・宝泉寺・川底の各温泉とともに、
2007年10月に一般公募で命名された「九重“夢”温泉郷」の一つに数
えられ、玖珠川の源流である湯坪川の谷間に25軒余りの旅館・ホテル
と共同浴場4か所が集まる温泉郷最大の温泉地となっています。
筋湯温泉は、大分自動車道の九重I.Cから国道210号と県道飯田高原中村線(40号)を経由して南へ22㎞余り、
桶蓋山(1499.5m)南東麓の標高1000mの山峡に湯けむりを上げる温泉地です。

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掛け流しの温泉とともに印象に残ったのが、帳場の向かいにある居酒屋「和風ダイニング やまぼうし」で
いただいた夕食。
公式サイトでも紹介されている九重“夢”ポークのしゃぶしゃぶ鍋は評判に違わずとても美味で、品数こそ
少なかったものの、十分満足することができました。                   〔15.04.04〕
また、館内には、帳場から左へ進
み、突き当たり右手の13段の階段
で地下へ下りて左に折れると右側
に“切石湯”、そこから左へ向か
った先に“赤石湯”という2か所
の浴場が設けられています。
ここには3か所の浴場があり、格子
扉を入って仄暗い通路を進むと、突
き当たりの左がかつて男湯として利
用されていた“石湯”、反対の右側
がもと女湯の“石湯”、残念ながら
今回は湯が張られていませんでした
が、さらにその奥が“おけ湯”とな
っています。
目抜き通りに面した温泉街のほぼ
中心に立地する純和風の建物は、
砥粉色の外壁に黒い木材が映える
黒川調の地上2階地下1階の木造3
階建て。

いささか滑りの重いガラス戸の玄
関を入ると、右側手前に囲炉裏を
設えた板張りのロビーの左奥に帳
場があり、ご主人にチェックイン
をお願いします。