住 所   大分県玖珠郡九重町湯坪筋湯652
  電 話   
 営業時間   7:00~22:00
 入浴料   300円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   岩ん湯
  泉 質   単純温泉
 湧出量        ℓ/min
 泉 温   40.1  ℃
 pH   7.3
 成分総計   0.799 g/㎏
    Li=1.1/Na=198.0/K=29.0/Ca=5.4/Mg=1.2/NH4=0.7/
  Mn=0.3(235.7㎎/㎏)
  F=0.5/Br=0.9/Cl=304.0/SO4=53.7/HCO3=30.6/
  NO3=1.8(391.5㎎/㎏)
  H2SiO3=138.0/HBO2=16.2(154.2㎎/㎏)
  CO2=17.6(17.6㎎/㎏)
            〔2004.12.14〕
 入浴履歴   初訪11.04.29
 評 価   ★★★★
 筋湯温泉
岩 ん 湯
                                すじゆおんせん いわんゆ
2004年6月にリニューアルされた
湯小屋は、黒褐色の板材を用いた
黒川調っぽい木造切妻造りの平屋
建てで、左端の格子扉から中に入
ると、すぐ右側にステンレスの料
金箱が備えられていました。
958(天徳2)年に発見され、1658(万治元)年、山で猟をしていた湯坪村
の治郎右衛門が谷間で温泉を見つけ、誉左衛門とともに浴場を創設し
たという記録が残されている古湯で、以来、肩こりなど筋の病気に効
能があると評判を呼んで湯治場として発展しました。

1897(明治30)年と1949年の2度にわたる火災によって温泉街の大半が
焼失する憂き目に遭いましたが、関係者による努力によって復興。
現在では、九重町内に点在する龍門・水分・九酔渓・筌の口・馬子草
・長者原・寒の地獄・湯坪・壁湯・宝泉寺・川底の各温泉とともに、
2007年10月に一般公募で命名された「九重“夢”温泉郷」の一つに数
えられ、玖珠川の源流である湯坪川の谷間に25軒余りの旅館・ホテル
と共同浴場4か所が集まる温泉郷最大の温泉地となっています。
筋湯温泉は、大分自動車道の九重I.Cから国道210号と県道飯田高原中村線(40号)を経由して南へ22㎞余り、
桶蓋山(1499.5m)南東麓の標高1000mの山峡に湯けむりを上げる温泉地です。

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右端で石鉢を介して竹管から注がれている湯は高温で、加水
により適温に調整された無色透明の湯からは、微弱ながらゴ
ムっぽいガスのような香りと極薄の苦味が感じられました。
自然の崖を利用して造られ
た石張りの露天には、3.45
×2.8mほどの重厚な石造
りの湯船が配され、苔むし
た杉皮葺きの片流れ屋根が
掛けられた一番奥には、竹
管を利用した2条の打たせ
湯が設けられていました。
浴場は屋根の掛かった手前側が脱
衣所、木造りの低い目隠しを挟ん
だその奥が4か所の共同湯では唯
一の露天風呂となっており、簀子
敷きの脱衣所には、大振りの脱衣
箱10庫が設えられています。
『岩ん湯』は、温泉街のシンボル的
存在であるうたせ湯の右横を抜け、
第2公共駐車場に向かって細い坂道
を上っていくと、程なくして右側に
所在する共同浴場です。

かつては混浴であったとのことです
が、現在では、道向かいの路地を入
ると右手にある薬師湯と日替わりで
男女入替えとなっています。

早朝に終始貸切で利用させていただいたこともありますが、浴場は幽玄な雰囲気が感じられて風情があり、
肌が少しつるりとする柔らかな温泉ともどもとても気に入りました。            〔12.06.04〕