住 所   大分県玖珠郡九重町湯坪筋湯640-2
  電 話   
 営業時間   6:00~21:30
 入浴料   300円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   うたせ湯
  泉 質   単純温泉
 湧出量        ℓ/min
 泉 温   42.4  ℃
 pH   7.7
 成分総計   0.815 g/㎏
    Li=1.2/Na=221.0/K=31.7/Ca=4.3/Mg=1.2/Mn=0.1
  (259.5㎎/㎏)
  F=0.6/Cl=330.0/SO4=58.0/HCO3=21.4/NO2=0.7/
  N03=2.0(412.7㎎/㎏)
  H2SiO3=115.0/HBO2=19.0(134.0㎎/㎏)
  CO2=8.4(8.4㎎/㎏)
            〔2007.03.08〕
 入浴履歴   初訪11.04.29,最終12.04.29(2回目)
 評 価   ★★★★
 筋湯温泉
う た せ 湯
                                すじゆおんせん うたせゆ
湯気蒸した浴室内は、湯気抜きや内倒し窓から朝日が筋状に
射し込み、幻想的な雰囲気。
手前側には木で縁取った広々とした石張りの湯船が配され、
奥壁には左に5対、右に4対の計18本の打たせ湯が設けられて
います。
湯船にたっぷりと満たされている加水調整された無色透明の
湯は、無味で成分臭が仄かに香る程度の個性の弱いものです
が、肌当たりは柔らかく、とても気持ちの良いつるり湯でし
た。

それ以上に印象に残ったのが、轟音と物凄い飛沫を上げてい
るうたせ湯。
約2mの高さから落ちる湯は予想以上に威力があり、いろい
ろな姿勢を取りながら肩や背筋・腰などに当てていると、次
第に凝りがほぐれ、浴後は身体が少し軽くなったような気が
しました。
通りに面した平側の中央に入口があり、利用者は右側に設置された自販
機でメダルを購入し、それを投入して回転式扉を押しながら入場する方
式が採られています。
なお、宿泊客は宿泊先からメダルのサービスがあり、これを使用して無
料で利用することができます。

回転式扉を入ると、男湯は右で、女湯は左側。
板張りの脱衣所は、入浴客の数の割には奥行きが長く幅の狭い手狭な造
りで、右側には100円有料のスチールロッカーが40庫分設置されていま
した。
958(天徳2)年に発見され、1658(万治元)年、山で猟をしていた湯坪村
の治郎右衛門が谷間で温泉を見つけ、誉左衛門とともに浴場を創設し
たという記録が残されている古湯で、以来、肩こりなど筋の病気に効
能があると評判を呼んで湯治場として発展しました。

1897(明治30)年と1949年の2度にわたる火災によって温泉街の大半が
焼失する憂き目に遭いましたが、関係者による努力によって復興。
現在では、九重町内に点在する龍門・水分・九酔渓・筌の口・馬子草
・長者原・寒の地獄・湯坪・壁湯・宝泉寺・川底の各温泉とともに、
2007年10月に一般公募で命名された「九重“夢”温泉郷」の一つに数
えられ、玖珠川の源流である湯坪川の谷間に25軒余りの旅館・ホテル
と共同浴場4か所が集まる温泉郷最大の温泉地となっています。
筋湯温泉は、大分自動車道の九重I.Cから国道210号と県道飯田高原中村線(40号)を経由して南へ22㎞余り、
桶蓋山(1499.5m)南東麓の標高1000mの山峡に湯けむりを上げる温泉地です。
大きな期待を抱かず、ものは試し程度に訪れた浴場でしたが、“日本一のうたせ湯”の異名に恥じない納得
の癒し湯でした。                                   〔12.06.06〕
『うたせ湯』は、県道から400mほ
ど南へ向かった温泉街の中心に所在
する、筋湯温泉のランドマーク的な
存在である共同浴場です。

共同露天風呂の岩ん湯に次いで2004
年7月にリニューアルされた浴舎は、
黒褐色の木材と淡黄色の壁が黒川温
泉を想起させる瀟洒な平屋建てで、
切妻の瓦屋根の上に設けられた湯気
抜きからは、濛々と白い湯気が立ち
上っていました。

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