住 所   大分県玖珠郡九重町湯坪筋湯
  電 話   
 営業時間   7:00~22:00
 入浴料   300円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   薬師湯
  泉 質   単純温泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   47.0  ℃
 pH   7.4
 成分総計   0.809  g/㎏
    Li=1.2/Na=209.0/K=30.2/Ca=5.3/Mg=1.2/Mn=0.3
  (247.2㎎/㎏)
  F=0.3/Br=0.9/Cl=304.0/SO4=68.4/HCO3=28.1
  (401.7㎎/㎏)
  H2SiO3=116.0/HBO2=18.1(134.1㎎/㎏)
  CO2=26.0(26.0㎎/㎏)
           
〔2004.10.26〕
 入浴履歴   初訪12.04.30
 評 価   ★★★★
 筋湯温泉
薬 師 湯
                                すじゆおんせん やくしゆ
黒っぽい細粒の湯の華が舞
う無色透明の適温の湯は、
浴槽内では成分臭が仄かに
香る程度ですが、口に含む
と痕跡的ながら芒硝っぽい
湯の香が感じられ、肌もつ
るりとしてとても気持ちの
良い湯浴みとなりました。


浴場内は薄暗くて風情があ
り、前回入湯した岩ん湯と
同様、造りの巧みさに感心
しました。  〔13.03.02〕
左側には背の低い衝立を挟んで一段低くなった板張りの浴室が続き、中
央には底に石板を敷いた檜の湯船が配されています。

太い竹筒の湯口から加水のうえで掛け流されているのは、独自源泉であ
る単純温泉。
老朽化によって2000年に改築され
た浴舎は、黒褐色を基調とした趣
のある民芸風の木造平屋建て。
監視カメラに見張られた右奥の格
子戸を入ると、すぐ右手の壁に料
金箱が設置されており、入浴料を
納めるようになっています。

浴舎内も黒褐色の板材で仕上げた
落ち着きのある造りで、右奥には
3段の棚が設えられ、9個のプラス
チック籠が備えられていました。
958(天徳2)年に発見され、1658(万治元)年、山で猟をしていた湯坪村
の治郎右衛門が谷間で温泉を見つけ、誉左衛門とともに浴場を創設し
たという記録が残されている古湯で、以来、肩こりなど筋の病気に効
能があると評判を呼んで湯治場として発展しました。

1897(明治30)年と1949年の2度にわたる火災によって温泉街の大半が
焼失する憂き目に遭いましたが、関係者による努力によって復興。
現在では、九重町内に点在する龍門・水分・九酔渓・筌の口・馬子草
・長者原・寒の地獄・湯坪・壁湯・宝泉寺・川底の各温泉とともに、
2007年10月に一般公募で命名された「九重“夢”温泉郷」の一つに数
えられ、玖珠川の源流である湯坪川の谷間に25軒余りの旅館・ホテル
と共同浴場4か所が集まる温泉郷最大の温泉地となっています。
筋湯温泉は、大分自動車道の九重I.Cから国道210号と県道飯田高原中村線(40号)を経由して南へ22㎞余り、
桶蓋山(1499.5m)南東麓の標高1000mの山峡に湯けむりを上げる温泉地です。

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『薬師湯』は、温泉街の最奥に設け
られた公共駐車場へ向かう途中、共
同浴場の一つである岩ん湯の前から
薬師堂へ抜ける細い路地を入ると、
石段の右手前にひっそりと所在する
共同浴場です。

岩ん湯と日替わりで男女入替えとな
っており、2011年に当温泉に初めて
立ち寄った際は、女性専用日で未湯
のままとなっていたため、改めて訪
れることにしました。