住 所   兵庫県宝塚市玉瀬イヅリハ1-47
  電 話   0797-91-0131
 営業時間   2008 期間限定開放
 入浴料   無料
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   武田尾1号温泉
  泉 質   含弱放射能-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
 湧出量   410  ℓ/min
 泉 温   29.6 ℃
 pH   8.0
ラ ド ン   54.3  ×10-10 Ci/kg
 成分総計   1.213 g/㎏
    Na=319.8/K=1.0/Ca=120.2/Mg=1.3/Al=<0.1/
  NH4=0.3/Fe=<0.1/Mn=<0.1(442.6㎎/㎏)
  F=4.2/Br=1.5/Cl=640.0/SO4=4.4/
  HCO3=36.6/CO3=9.0/HS=0.3(696.0㎎/㎏)
  H2Si03=58.4/HBO2=16.3(74.7㎎/㎏)
  C02=<0.1/H2S=<0.1(0㎎/㎏)     
〔2008.04.14〕
 入浴履歴   初訪08.07.19
 評 価   ★★★★★★
 武田尾温泉
紅葉舘 別庭あざれ(仮設露天)
         たけだおおんせん こうようかん べっていあざれ
何よりも驚かされたのは泡付きの凄さで、湯に浸かっていると身体中を気泡が包み込み、薄絹でも纏ったか
のように肌がずっとぬるぬるしていました。

周囲に目隠しなどは何もなく、対岸にはハイキング客の姿もちらほら見られます。
全裸となって湯に浸かるまでは少し勇気を必要としましたが、いったん浸かってしまうと、たちまちこのぬ
る湯の虜。人目や気恥ずかしさなどはすっかり忘れて、鮮度の極めて高い極上湯を堪能しました。
                                           〔10.09.07〕
『紅葉舘 別庭あざれ』は、1893(明治26)年創業の老舗旅館 紅葉舘が、総事業費約8億円を費やして2008年12
月1日に営業再開した宿で、再出発に当たっては、モダンリビングと半露天を備えた全12室の離れ形式として
生まれ変わりました。
この別邸あざれで利用している源泉が、2008年4月から半年ほどの
間、宿のご好意によって手付かずの状態で無料開放されました。
噂を聞きつけて訪れてみると、武田尾橋から75mほど上流の道端に
1.7×1.25mほどの大きさの鉄製のバッカンコンテナが置かれ、そ
こには新たに掘削され、“武田尾1号温泉”と命名された新源泉が
垂れ流しとなっていました。

バッカンにたっぷりと満たされていたのは、泉温が30℃にも満たな
い盛夏にはお誂え向きのぬる湯。
含有量は少ないものの、無色透明の湯からは茹で玉子のような硫黄
臭がプンプンと香り、微金気臭と甘味も感じることができました。
温泉地は、JR福知山線の鉄橋を
越えた峡谷のさらに奥に位置して
おり、西宮市域である右岸側にマ
ルキ旅館・河鹿荘・武田尾温泉元
湯、宝塚市域である左岸側に紅葉
舘の、全部で4軒の温泉宿が点在
しています。

このうち、紅葉舘は、2004年10月
の台風23号の水害によって1階部
分が浸水し、一時休業に追い込ま
れてしまいました。
武田尾温泉は、1641(寛永18)年に豊臣方の落武者・武田尾直蔵が、武庫
川上流の峡谷で薪拾いを行っていた際に猿に導かれて発見したという温
泉で、水上勉が1969年に発表した小説『櫻守』の舞台としても知られて
います。

国道176号の生瀬橋東詰交差点から県道塩瀬宝塚線(33号)で山間を12㎞
余り走り、途中から県道切畑道場線(327号)で沢沿いを1.5㎞ほど進むと
突然視界が開け、緑豊かな山々とその間を縫うように流下する武庫川の
渓流という、先程まで目の当たりにしてきた近代的な市街地とは正反対
の景観が現われます。

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