住 所   福島県大沼郡金山町玉梨横井戸2786-1
  電 話   0241-54-2211
 営業時間   立寄り 10:00~17:00 (貸切湯 10:00~19:00)
 入浴料   500円 (貸切湯 1組1名1000円)
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   玉梨温泉町営源泉 / 中井湯
  泉 質   ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉
 湧出量   294 / 15.2   ℓ/min
 泉 温   45.9 / 33.2  ℃
 pH   6.4 / 6.8
 成分総計   3.972 / 3.231 g/㎏
    Li=0.5/Sr=1.8/Na=790.8/K=22.8/Ca=179.9/Mg=66.6/
  Fe2=1.7/Mn=0.8(1064.9㎎/㎏)
  F=0.5/Cl=669.8/SO4=488.4/HCO3=1159.2
  (2317.9㎎/㎏)
  H2SiO3=145.1/HBO2=8.9(154.0㎎/㎏)
  CO2=436.0(436.0㎎/㎏)
          〔2008.08.18〕

  Na=490.8/K=15.3/Ca=120.1/Mg=48.8/Fe2=0.3/Mn=0.6
  (675.9㎎/㎏)
  F=0.6/I=0.1/Br=1.3/Cl=406.0/SO4=317.8/HCO3=756.7/
  (1482㎎/㎏)
  H2SiO3=106.8/HBO2=5.2(112.0㎎/㎏)
  CO2=961.6(961.6㎎/㎏)
          〔2014.01.10〕
 入浴履歴   初訪14.09.13 泊
 評 価   ★★★★
 玉梨八町温泉
玉梨温泉 恵比寿屋
          たまなしはちまちおんせん たまなしおんせん えびすや
内湯はタイル
張りで、右壁
に5基のシャ
ワーカラン、
左奥に寄せて
幅3.0m弱、
奥行き3.6m
弱の五角形を
呈したタイル
張り湯船が配
され、湯船の
縁や床には砥
粉色の析出物
がこってりと
付着していま
す。
格子扉を入ると縦長の脱衣所があり、
左壁の前に9個の角籠を納めた3段棚
が置かれ、向かい側に洗面ボウル2
基のパウダーコーナー、その手前の
扉が浴室への出入口となっていまし
た。

浴場は内湯と手前左の扉から出入り
する屋根付きの半露天風呂からなり、
川に面した露天には、虫除けに網戸
のようなネットが張られていました。
入口を入ると狭小な脱衣所があり、建物の角を利用して小さな白木の4段棚が
備えられていました。
浴場は、1階にある男女別の大浴場のほか、1969年の水害で失われた
中井湯という泉源を45年振りに復活させ、2014年7月に新設した貸切
湯“月と太陽”があり、まずは女性大浴場の奥の扉を抜けて階段を下
りた先、八町温泉共同浴場の亀の湯と対峙するように湯沢川の南側に
建てられた片流れ屋根で木造平屋建ての貸切湯へ向かいます。
『玉梨温泉 恵比寿屋』は、国道400号に架かる湯沢橋で湯沢川を渡るとすぐ右手、野尻川に臨んで国道との
間の狭隘な敷地に所在する日本秘湯を守る会の会員である1920(大正9)年創業の老舗旅館で、奥会津湯めぐ
りの2日目に宿泊利用しました。

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玉梨八町温泉は、JR只見線の会津川口駅前から只見川の支流である野
尻川の右岸に沿って国道400号で南へ向かうこと約4.8㎞、野尻川の両岸
に2軒の湯宿と共同浴場2か所・日帰り入浴施設1か所が点在する山間の
静かな温泉地です。

かつては、野尻川の左岸ならびにこれに向かって西流する湯沢川の南側
が玉梨温泉、野尻川の右岸かつ湯沢川以北を八町温泉と呼び分けていま
したが、1969年8月に起きた野尻川の氾濫によって旅館や泉源が流出し、
八町温泉の共同浴場では対岸から玉梨温泉の源泉を引いて湯量の減少を
補うようになったことから、現在では一括りで呼ばれるようになってい
ます。
湯口では弱金気臭と薄塩味・少炭酸味が感知できるものの、湯面からはかろうじて微金気臭が感じられる程
度で、肌がきしきししました。

近年手が加えられた館内はモダンな雰囲気で、囲炉裏のある食事処でいただいた若女将の創作料理を混じえ
た食事もとても美味しく、大満足の宿泊となりました。                  〔15.10.20〕
両湯船に掛け流されてい
るのは、玉梨温泉の町営
源泉である含食塩・芒硝
-重曹泉。

細粒の黄褐色の湯の華が
多量に舞う透明度40㎝ほ
どの緑褐色の濁り湯は、
内湯が熱め寄り、露天が
ぬるめ寄りの適温といっ
た湯加減。
一方、半露天には三角形に近い変形五角形の湯船が設えられ、
こちらも湯船の周りを縁取った岩や床に温泉成分が析出して
いました。
共同浴場めぐりを兼ねて河畔の散
策を楽しんだ後、再び1階へ下り、
今度は野尻川の河童伝説に因んで
“河童の湯”と名付けられた大浴
場へ。

浴場名の由来を記した石碑と2体
の河童像を挟んで暖簾掛けの入口
が左右に並び、男湯は左側。
無色透明のぬ
る湯である中
井湯からは、
芒硝っぽい香
りと少炭酸味
が感じられ、
肌がしっとり
します。

ただし、湯の
中では気泡を
視認できます
が、期待して
いた泡付きは
残念ながら今
一歩でした。
杉の香りが漂う浴室はコンクリート
打ちっ放しで、板壁には浴場名の月
と太陽を象ったガラス窓が設えられ
ています。

手前に小ぢんまりした六角形、奥に
寝湯を楽しむことができる1.4m強
×1.2m弱の長方形を呈した2つのコ
ンクリート湯船があり、手前に中井
湯、奥に玉梨温泉の町営源泉が静か
に掛け流されていました。
今回利用させていただいたのは、4
階へ上がるとすぐ左側手前に位置す
る401号室の“柿”。

革張りのソファ2脚と小さな冷蔵庫
を置いた小スペースが付設された小
綺麗な6畳間で、不自由なく快適に
過ごさせていただきました(1泊2食
11000円+消費税・入湯税)。
薄汚れた外壁が時間の経過を感じ
させる建物は、1991年に建てられ
た鉄筋コンクリート造りの4階建
て。

国道から自動ドアとなった格子戸
の玄関を入ると、フロントや野尻
川を眼下に望むことができるロビ
ー、食事処のあるフロアは3階で、
客室は2階に9、4階に5の全14室を
数えます。