『八町温泉 亀の湯』は、国道400号
に架かる湯沢橋の北側、“八町温泉
共同浴場”と記された標識柱の横を
野尻川に向かって下っていくと、湯
沢川と野尻川の合流点北岸にひっそ
りと佇む、玉梨・八町温泉開発組合
が管理運営する八町温泉の名を冠し
た唯一の入浴施設である共同浴場で
す。
湯船が一つのみの混浴の浴場ですが、
温泉地名に因み、毎月8日に女性専
用の日が設定されています。
  住 所   福島県大沼郡金山町八町居平
  電 話   
 営業時間   24時間 (清掃時間 除く)
 入浴料   200円以上 (協力金)
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   玉梨温泉町営源泉 / 亀の湯
  泉 質   ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉 /
  ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉
 湧出量   294 / 16    ℓ/min
 泉 温   45.9 / 44.3  ℃
 pH   6.4 / 6.4
 成分総計   3.972 / 4.604 g/㎏
    Li=0.5/Sr=1.8/Na=790.8/K=22.8/Ca=179.9/Mg=66.6/
  Fe2=1.7/Mn=0.8(1064.9㎎/㎏)
  F=0.5/Cl=669.8/SO4=488.4/HCO3=1159.2
  (2317.9㎎/㎏)
  H2SiO3=145.1/HBO2=8.9(154.0㎎/㎏)
  CO2=436.0(436.0㎎/㎏)        
 〔2008.08.18〕

  Li=0.6/Na=836.2/K=24.1/Ca=191.4/Mg=77.2/Fe2=2.4/
  Mn=0.9(1133㎎/㎏)
  F=0.6/I=0.2/Br=1.8/Cl=749.3/SO4=529.8/HCO3=1213/
  S2O3=0.1(2495㎎/㎏)
  HAsO2=0.1/H2SiO3=149.1/HBO2=9.2(158.4㎎/㎏)
  CO2=818.2(818.2㎎/㎏)
         
〔2009.03.18〕
 入浴履歴   初訪14.09.13,最終14.09.14(2回目)
 評 価   ★★★★★★★
 玉梨八町温泉
八町温泉 亀の湯
         たまなしはちまちおんせん はちまちおんせん かめのゆ
玉梨八町温泉は、JR只見線の会津川口駅前から只見川の支流である野尻川の右岸に沿って国道400号で南
へ向かうこと約4.8㎞、野尻川の両岸に2軒の湯宿と共同浴場2か所・日帰り入浴施設1か所が点在する山間の
静かな温泉地です。

かつては、野尻川の左岸ならびにこれに向かって西流する湯沢川の南側が玉梨温泉、野尻川の右岸かつ湯沢
川以北を八町温泉と呼び分けていましたが、1969年8月に起きた野尻川の氾濫によって旅館や泉源が流出し、
八町温泉の共同浴場では対岸から玉梨温泉の源泉を引いて湯量の減少を補うようになったことから、現在で
は一括りで呼ばれるようになっています。
奥辺中央の2本のパイプから温泉成分によって赤茶色に変色した湯船へ
掛け流されているのは、対岸の泉源から引かれた玉梨温泉の町営源泉と
自然湧出している独自源泉の2源泉。

右側の太いパイプからドボドボと注がれている玉梨の少し熱めの湯から
は弱い油臭と少炭酸味、左の細いパイプからトボトボと加えられている
八町のややぬるめの湯からは弱金気臭と炭酸味がそれぞれ感知され、2
本を混合した微濁りの透明湯からは油臭を帯びた金気臭と薄塩味・炭酸
味が感じられ、黄褐色の細粒の湯の華が舞う熱め寄り適温の湯に浸かる
と肌がきしきししました。
曇りガラスのサッシ戸を入ると、す
ぐ左の柱に青色の協力金箱が備え付
けられており、外来の利用者は200
円以上の協力金を納めるようになっ
ています。

入口のすぐ横には、左右男女別に分
かれ、カーテンで目隠しができる簀
子敷きの脱衣所があり、2段の棚に
スーパーなどのバスケットを転用し
た計9個のプラスチック籠が備えら
れていました。

鄙びた生活温泉らしい雰
囲気が忘れ難くて翌朝に
もう一度訪れ、昨日とは
打って変わって底がかろ
うじて見える程度に濁っ
た灰褐色の半透明湯を存
分に満喫させていただき
ました。 〔15.10.23〕
上物こそ建て直されましたが、改修に際して寄付された方々
の氏名を記した札がずらりと壁に並んだ天井の高い浴場は、
風情たっぷり。
石積みの擁壁
が巡る地下を
掘り下げた浴
場自体は以前
のままで、砥
粉色の析出物
で覆われたコ
ンクリート打
ちっ放しの床
の中央には、
3.3m弱×1.3
m弱のコンク
リート湯船が
配されていま
す。
高さのある湯気抜きを載せた紅色
トタン葺きの浴舎は、2009年春に
改築された切妻造りの木造平屋建
て。

野尻川に面した妻側は大きな波板
張りの庇に覆われており、浴場入
口は扁額が掲げられた庇の横から
階段を数段下りた半地下に設けら
れています。

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