住 所   和歌山県田辺市神子浜2-19-25
  電 話   0739-22-5161
 営業時間   2008.06.01 休館
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   利三郎温泉第1号泉
  泉 質   ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
 湧出量   138  ℓ/min
 泉 温   37.0 ℃
 pH   7.5
 成分総計   7.858 g/㎏
    H=<0.1/Na=2182/K=15.2/Ca=50.8/Mg=19.0/Al=0.6/
  Fe2=0.1/Mn=<0.1(2267㎎/㎏)
  F=2.1/Cl=1778/SO4=1.0/HCO3=3548/CO3=9.2/
  OH=<0.1/HS=<0.1/S2O3=<0.1/BO2=<0.1/
  HSiO3=<0.1(5338㎎/㎏)
  H2Si03=23.0/HBO2=26.5(49.5㎎/㎏)
  C02=204.1/H2S=<0.1(204.1㎎/㎏)
 〔2005.01.07〕
 入浴履歴   初訪07.12.15
 評 価   ★★★★★★
 田辺温泉
元 湯 中 嶋 荘
                      たなべおんせん もとゆ なかじまそう
一方、小浴槽では、左横の岩積みにある源泉カランを調節すること
で掛け流しできるようになっているほか、湯船から湯が溢れて水位
が低下すると、パイプによって繋がった底から主浴槽の高温泉が流
入し、ぬるめの湯温を一定に保つことができるようになっていまし
た。

“利三郎温泉”と名付けられた無色透明の湯からは、石鹸のような
匂いが仄かに香り、測定値よりはかなり低温となった源泉を口に含
んでみると、ほんのり潮の香りがする薄塩味が感じられました。
湯の中では少量ながら茶色の湯の華が見られ、つるつるした肌触り
が印象に残りました。
湯船は、奥行き約2.6mを測る五角形を呈した主浴槽と最大幅1.25
mほどの台形の小浴槽の2槽に分かれ、右側の主浴槽には加温泉、
小浴槽には源泉がそれぞれ満たされていました。

主浴槽では、奥壁の右下から高温の加温泉が断続的に注がれ、底に
ある注入口からも源泉が少量ずつ足されていました。加温泉が注入
される際には左下にある吸込口も同時に作動しており、追焚き循環
が行われているものと推定されます。
それでも幸いなことに塩素臭は感じられず、右手前には湯温調整用
に源泉カランが付設されていて、自在に源泉を加えることができる
ようになっていました。

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特に個性的な湯という訳でないものの、ゆったりとした気分で温冷交互入浴を楽しむことができる佳宿でし
た。
同浴の方は利用者の減少と経営者の高齢化をしきりに危ぶんでおられましたが、半年後、そのお話が的中し
たかのように、ご主人が体調を崩され、無期限の休業措置が採られることとなりました。

次回は暑い季節に再訪し、源泉をじっくり満喫したいと願っていただけに、一刻も早いご回復と営業の再開
をお祈りしたいと思います。                              〔10.08.01〕
お年を召したご夫婦が細々と経営されており、施設的にはかなり経年劣
化が認められますが、館内は隅々に至るまで清掃が行き届いていて、と
ても好感が持てます。
自動扉の入口を入ると左手に帳場があり、ここで入浴料を支払って、突
き当たり右側にある浴場へ向かいます。
現在は地元の方の銭湯代わりとしての役割の方が主なようで、立寄り入
浴開始の16時に合わせて訪れた時も、すでに常連客1名が入浴されてい
ました。

脱衣所は脱衣箱に籠を置いただけの簡素な造り。
浴室には左手に3基のカランを並べ、奥から右側にかけて緑色丸タイル
張りの湯船を配していました。
『元湯 中嶋荘』は、国道42号の田鶴交差点から県道田辺白浜線(31号)・文里港線(211号)を経由で3.6㎞、
県立神島高等学校の東側の通りを北北西方向へ向かった神子浜地区の住宅地の中に所在する鉄筋2階建ての
小さな温泉旅館です。
田辺温泉は、田辺湾を臨む田辺市街地の周辺に湧く温泉で、宿泊施設としては、天神崎にほど近い目良地区
にある「かんぽの宿 紀伊田辺」や187室の客室数を擁する白浜寄りの「ホテハーヴェスト南紀田辺」が知ら
れています。