住 所   長野県小県郡青木村田沢2695
  電 話   0268-49-2017
 営業時間   立寄り 要確認
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式 (加温あり)
   
 源 泉 名   田沢温泉2・3号 混合泉 〔有乳湯湯口 採水〕
  泉 質   単純硫黄温泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   40.0  ℃
 pH   9.6
 成分総計   0.198 g/㎏
    Li=0.05/Sr=0.07/Na=49.1/K=0.9/Ca=4.5/Mg=0.02/
  Al=0.02(54.7㎎/㎏)
  F=0.5/Br=0.2/Cl=33.1/SO4=18.1/HCO3=20.6/
  CO3=13.5/OH=0.6/HS=9.8/BO2=0.7/HPO4=痕跡
  (97.1㎎/㎏)
  H2Si03=46.2(46.2㎎/㎏)
  H2S=0.03(0.03㎎/㎏)
         〔2011.12.12〕
 入浴履歴   初訪11.04.16
 評 価   ★★★★
 田沢温泉
湯元 和泉家旅館
                     たざわおんせん ゆもと いずみやりょかん
また、右奥の扉から出入りする石張
りの露天には、やはり縁に黒御影石
を這わせ、側面をタイル、底面を周
りと同じ平石で仕上げた半径1.5m
ほどの扇形の湯船が設けられていま
した。

礫積みの湯口からそれぞれの湯船に
掛け流されているのは、2本の源泉
を混合した田沢温泉の共同源泉。
暖簾の掛かった格子戸の先には、
奥に長い小綺麗な脱衣所があり、
右側に籠を納めた20庫の脱衣箱が
設えられ、その対面にある浴室入
口のガラス扉の奥にボウル2基の
洗面カウンターが設置されていま
した。

浴場は内湯と露天からなり、タイ
ル張りの内湯には、右側に4基の
シャワーカランが並び、左には黒
御影石で縁取られた奥行き3.4m、
最大幅2.1mほどの曲線的なタイ
ル張り湯船が配されています。
格子戸の玄関から館内へ入ると、
採光良好で清掃が行き届いたロビ
ーの左側に帳場があり、立寄り入
浴をお願いします。

男女別の浴場は、ロビーからまっ
すぐ奥に延びる板張りの渡り廊下
の突き当たり左手に設けられてお
り、そのほか、別棟には貸切の家
族風呂が2室用意されているそうで
す。
飛鳥時代に修験道の開祖とされる役小角(伝634~706)によって発見さ
れたと伝えられ、山姥が湯治に来て、平安時代の武将 源頼光の四天
王の一人で、大江山の鬼退治で有名な坂田金時を出産したという説話
が残されている古湯で、不妊や乳の出など特に女性に効能があるとさ
れてきたことから、“子宝の湯”“はらみの湯”“子持ちの湯”など
と呼ばれてきました。

また、1899(明治32)年8月、小諸義塾に教師として赴任した島崎藤村
が逗留し、『千曲川のスケッチ』(1911)の1節「山の温泉」の着想を
得た地としても知られ、1970年3月には、同じ青木村の沓掛温泉とと
もに国民保養温泉地に指定されました。
田沢温泉は、国道143号から県道田沢中挟線(172号)を1.1㎞ほど西へ入った十観山(標高1284.5m)の東麓に湧
く、3軒の湯宿と共同浴場1か所からなる静かな温泉地です。

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湯船の大きさの割に注入量は多く、特に内湯では身体を沈めるたびに湯がザバーと気持ち良く溢れ出してい
ます。
また、露天風呂も静謐で落ち着きがあり、鳥のさえずりや風の音をBGMにぬる湯にじっと浸かりながら、
癒しのひと時を過ごさせていただきました。                       〔12.05.14〕
泉温が少し低いため、低温期には随時加温泉を加えて湯温の調整が行わ
れており、内湯は適温、露天はややぬるめとなっていました。

無色透明の湯からは、茹で玉子のような硫黄臭がしっかり香り、浴室の
扉を開けた瞬間に芳香が鼻腔をくすぐります。
さすがに有乳湯のような泡付きは認められませんでしたが、田沢温泉ら
しいつるり感のある柔らかな肌当たりに好感しました。
『湯元 和泉家旅館』は、湯川に沿
って小さな温泉街をまっすぐ貫く石
畳を上り、共同浴場の有乳湯の手前
を右へ折れると正面に所在する、鯉
料理で有名な江戸時代創業の老舗旅
館です。

国の登録有形文化財にもなっている
ますや旅館本館の裏手に建つ、入母
屋破風を格子で飾った白壁2階建て
建物は、2002年にリニューアルされ
たもので、客室は全9室。