住 所   鳥取県東伯郡湯梨浜町大字中興寺
  電 話   
 営業時間   8:00~20:00 (休=第1・3月曜)
 入浴料   200円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   東郷温泉2・3・4号 混合泉
  泉 質   含弱放射能-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   70.5 ℃
 pH   
ラ ド ン   44.2 ×10-10 Ci/kg
 成分総計   1.491 g/㎏
    Na=424.3/K=14.7/Ca=76.4/Mg=1.4/Mn=4.9
  (521.7㎎/㎏)
  F=4.9/Cl=588.8/SO4=223.1/HCO3=55.9(872.7㎎/㎏)
  HAs02=0.1/H2Si03=90.3/HBO2=3.9(94.3㎎/㎏)
  C02=2.2(2.2㎎/㎏)
 入浴履歴   初訪06.11.04,最終10.11.03(2回目)
 評 価   ★★★★★★
 東郷温泉
寿  湯
                      とうごうおんせん ことぶきゆ
江戸時代には温泉が湖底で自噴し
ていることが知られており、松崎
の町人が鳥取藩に温泉の汲み上げ
を願い出たりしています。

1872(明治5)年にはボーリングが
実施されて温泉が開発され、1904
(明治37)年の山陰本線松崎駅開業
とともに発展しました。
現在では5軒の宿泊施設のほか、
多目的温泉保養施設なども造られ
ています。
東郷温泉は、その形が翼を広げた鶴に似ていることから“鶴の湖”または“鶴ヶ池”とも呼ばれる周囲約12
㎞の東郷池(湖)の南東岸に位置し、湖に住む鯉が温泉の存在を教えたというユーモラスな伝承を残す温泉地
です。

ガラス戸を開けて浴室に足を踏み入れると、目に飛び込んで
くるのは、清澄な湯を満々と湛えた水色タイル張りの舞台湯。
女湯との仕切り壁に接して置かれた湯船は1.55×1.45mほど
の方形を呈し、源泉・水の2つのカランによって湯温を調節
するようになっていました。
ただし、「お湯は止めないで下さい」と書かれた張り紙どお
り、源泉は常時出しっ放し。したがって、湯温調整は水の加
え方次第となっています。

無色透明の湯からは焦げたような匂いがわずかに香り、塩味
もちょっぴり感じられました。
泉温が70℃を超す高温泉のため、さすがに長湯は叶いません
が、湯の鮮度が抜群であるだけに、身体がシャキッとするよ
うな熱湯もそれなりに楽しむことができました。

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実に4年ぶりに再訪しました。


松崎駅から理容店までの様子も、浴舎へのアプローチやその
佇まいも、そして、わずかにお年を召したご主人の温かい応
接も、まるで時間が停まっていたかのように何も変わってい
ません。
浴室にはあの水色の湯船。塗装し直したようですが、それ以
外は4年前のまま。ただ一つ、カランから出しっ放しで注が
れる源泉の温度が少し下がったような気がします。

それでも、雨上がりのひんやりした秋の朝、身体を内から覚
醒させるには何ら不足はありません。
肩までどっぷり浸かって、英気を養わせてもらいました。
                      〔10.11.03〕
3連休の中日とはいえ、正午の訪問ということもあって他に利用客はなく、一人静かに東郷温泉の隠し湯を堪
能させていただきました。                     〔09.11.03,12.08.26 画像追加〕
浴舎自体も入母屋屋根で褐色のト
タン張りという鄙びた造り。

脱衣所は8庫しかないロッカー数
の割には広めで、入口の横の棚に
は、共同浴場らしく地元客のもの
と思われる入浴道具が多数置かれ
ていました。
『寿湯』は、松崎駅前から線路伝い
の道を東へ徒歩で約1分、「理容 シ
ミズ」という理容店が管理されてい
る共同浴場です。

浴舎は理容店の裏手に所在し、そこ
に至るには建物の端にある「寿湯専
用」と書かれた大人一人が何とか通
ることができる狭い通路を抜ける必
要があり、別府の梅園温泉や上諏訪
の大和温泉といった路地裏系の共同
湯を想起させるアプローチでした。