住 所   長野県千曲市戸倉芝宮2228-2
  電 話   026-275-0457
 営業時間   8:45~21:45 (休=第1火)
 入浴料   300円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   戸倉国民温泉2号泉
  泉 質   単純温泉(アルカリ性)
 湧出量   270  ℓ/min
 泉 温   40.0  ℃
 pH   9.1
 成分総計   0.3037 g/㎏
    Li=0.05/Sr=0.04/Na=79.9/K=1.9/Ca=5.1/Mg=0.05
  (87.0㎎/㎏)
  F=11/Cl=49.8/SO4=46.4/HCO3=45.8/CO3=16.5/
  OH=0.2/HS=1.6/HPO4=0.05(161.5㎎/㎏)
  H2Si03=52.0/HBO2=3.2(55.2㎎/㎏)    〔2011.07.14〕
 入浴履歴   初訪09.09.05
 評 価   ★★★★
 戸倉上山田温泉
戸倉国民温泉
              とぐらかみやまだおんせん とぐらこくみんおんせん
無色透明の湯からは硫黄臭がほん
のり香り、口に含んでみると、茹
で玉子のような硫黄臭味がしっか
りと感じられます。

また、わずかながらも泡付きがあ
り、つるっとした肌触りも楽しむ
ことができました。
建物そのものはさすがに老朽化が
否めないものの、番台を抜けた館
内は明るくゆったりしており、全
般的に清掃もきちんと行き届いて
います。
鍵付きロッカーと脱衣箱がそれぞ
れ12・18庫備えられた脱衣所の仕
切り壁の上には、「ほんものの温
泉」という説明書きが掲げられ、
カラン・シャワーに至るまで、す
べてに源泉が利用されていること
が記されています。
『戸倉国民温泉』は、新戸倉温泉に所在する民営の公衆浴場で、国道
18号の戸倉交差点から県道大町麻績インター千曲線(55号)を西進し、
千曲市戸倉庁舎入口交差点の先の路地を左へ折れ、240mほど南下す
ると左手に所在します。

1956年に設立された㈱戸倉国民温泉が、2年の歳月をかけて温泉の掘
削に成功し、ただちに開設した浴場で、“国民温泉”というユニーク
な浴場名は、「広く大衆に役に立つ施設を」という願いから初代社長
が命名したそうです。
半世紀の歴史を刻んできた建物は、2階に舞台付きの大広間を備えた
切妻屋根の前棟が長屋門のように建ち、それを抜けた奥に浴場棟が存
在していました。
江戸末期に地元の漁夫に発見されて以来、千曲川の河原で温泉が湧出
していることは周知されていましたが、1893(明治26)年、坂井量之助
によって中洲で本格的な掘削が行われ、戸倉温泉が開湯。
度重なる水害によって同温泉が右岸へ移転した翌年の1903(明治36)年
には上山田温泉が開湯し、大正橋の架橋や堤防の整備が進展した1916
(大正5)年に左岸側に移され、今日の礎となりました。

現在は、1938年に右岸側で開湯した新戸倉温泉とともに“戸倉上山田
温泉”と総称され、52本の源泉と30軒ほどの宿泊施設、外湯7か所を
擁する一大温泉地として賑わっています。
戸倉上山田温泉は、大正時代以来、善光寺詣りの精進落としの湯として栄え、温泉王国・信州でも屈指の歓
楽型温泉街とされる千曲川河畔の温泉地です。
大変驚いたのは、床に開けられた3か所の穴から常時源泉が掛け流され、加えて4~5基のシャワーが出しっ
放しとなっていたことで、常連客から伺ったところでは、そうしないと給湯装置が故障してしまうとのこと
でした。

およそ30分ごとに断続的に加えられる加温泉の影響もあるかもしれませんが、湯温の割には意外とよく温ま
り、床に座っての休憩を挟みながら、初めての戸倉上山田温泉を存分に満喫しました。    〔11.04.19〕
壁を白、床を鶸色のタイ
ルで仕上げた浴室には、
シャワーが分離したカラ
ンが左に7、奥に3、右に
シャワーと水カランが各
1基並び、右手のガラス
窓寄りには、鯨の形のよ
うな曲線的な水色タイル
張りの湯船が配されてい
ます。
傍らの湯口からドボドボと掛け流されているのは、泉温40℃
の独自源泉であるアルカリ性単純温泉。

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