住 所   長野県千曲市上山田温泉2-32-11
  電 話   026-275-2333
 営業時間   
 入浴料   
温泉利用状況   放流循環併用式 (冬期 加温あり・塩素系薬剤
             使用)
   
 源 泉 名   上山田温泉株式会社源泉(混合)
        26・27・30・32・35・40・41・43・46号
  泉 質   単純硫黄泉
 湧出量        ℓ/min
 泉 温   44.0  ℃
 pH   8.6
 成分総計   0.538 g/㎏
    Li=0.1/Sr=0.3/Na=142.3/K=3.0/Ca=26.8/Mg=0.4/
  Al=0.01/Fe2=痕跡(172.9㎎/㎏)
  F=1.0/I=0.2/Br=0.7/Cl=186.3/SO4=64.4/HCO3=39.5/
  CO3=4.0/HS=15.2/S2O3=2.0/HPO4=0.05(313.4㎎/㎏)
  H2SiO3=45.1/HBO2=5.7(50.8㎎/㎏)
  H2S=0.4(0.4㎎/㎏)
              
〔2010.08.17〕
 入浴履歴   初訪14.01.25,最終14.05.24(2回目)
 評 価   ★★★★★★
 戸倉上山田温泉
やすらぎの宿 ホテル雄山
       とぐらかみやまだおんせん やすらぎのやど ほてるゆうざん
浴室は市松模様のタイル張りで、正面は全面ガラス張りとな
り、その外には坪庭が設えられています。
建物は鉄筋コンクリート造りの5階
建てで、和室を主体とする客室は全
29室を数えます。

大きな車寄せがある自動ドアの玄関
を入ると、カーペット敷きのロビー
の左にフロントがあり、その向かい
側が“荒砥の湯”と名付けられた大
浴場となっていました。
『やすらぎの宿 ホテル雄山』は、国道18号の戸倉上山田温泉入口交差点から県道聖高原千曲線(498号)と長
野上田線(77号)を経由して1.4㎞余り、夜になると戸倉上山田のネオンサインが灯る城山の東麓、上山田温
泉側に所在する1973年創業のホテルです。
戸倉上山田温泉は、大正時代以来、善光寺詣りの精進落としの湯と
して栄え、温泉王国・信州でも屈指の歓楽型温泉街とされる千曲川
河畔の温泉地です。

江戸末期に地元の漁夫に発見されて以来、千曲川の河原で温泉が湧
出していることは周知されていましたが、1893(明治26)年、坂井量
之助によって中洲で本格的な掘削が行われ、戸倉温泉が開湯。
度重なる水害によって同温泉が右岸へ移転した翌年の1903(明治36)
年には上山田温泉が開湯し、大正橋の架橋や堤防の整備が進展した
1916(大正5)年に左岸側に移され、今日の礎となりました。
現在は、1938年に右岸側で開湯した新戸倉温泉とともに“戸倉上山
田温泉”と総称され、52本の源泉と30軒ほどの宿泊施設、外湯7か
所を擁する一大温泉地として賑わっています。

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この宿で供されているのは、公衆浴場のつるの湯やかめ乃湯でも利用
されている9本の源泉を混合した共同源泉。
脱衣所の掲示に拠れば、温泉の利用方法は放流循環併用式で、冬期加
温・塩素系薬剤使用とのこと。

実際、左端に設置された木箱の中のパイプ湯口から源泉が水鉄砲のよ
うに勢いよく加えられているほか、その下の槽内側面からも循環湯と
推定される温泉が注入され、右端の底面にある吸込口から排湯されて
いました。
それでも、玉子臭と仄かなガスっぽい匂いが香る湯口の源泉と比べる
とさすがに薄らいで感じますが、湯船に湛えられた白濁した半透明の
適温湯からも焦げ硫黄臭が感知でき、肌もつるきししました。
右に6、左に7基のシャワ
ーカランが鉤形に並び、
正面のガラス窓の前に板
材で縁取った幅6.95m、
奥行き2.0m強の亀甲形
モザイクタイル張りの湯
船が配されていました。
入口は左右に分かれ、男湯は左側。

脱衣所には、右側手前に洗面ボウル2基のパウダーコーナー、その奥
にプラスチック籠を各段に5個ずつ納めた3段の木製棚が左右に設置さ
れ、左手の棚の奥にも洗面台が備えられていました。
2本の県道が交わる城山交差点か
ら千曲川側へ40mほど東進すると
県道を挟んで左右に並存する別館
のビジネスホテル「グリーンプラ
ザ」、新館の「ホテル プラトン」
に宿泊すると、同じ雄山グループ
の本館であるこのホテルの浴場が
無料で利用できるということで、
最初に前者、4か月後に後者を素
泊まり利用した際、深夜に立寄り
入浴させていただきました。

公式サイトで謳われているような源泉掛け流しの湯に浸かることができなかったのは残念でしたが、新湯注
入量が多いおかげか、塩素臭をほとんど気にすることなく源泉の素性の良さを伺うことができ、まずまず満
足できました。                                    〔14.12.03〕