住 所   奈良県吉野郡十津川村武蔵23
  電 話   0746-62-0090
 営業時間   10:00~21:00 (休=火)
 入浴料   400円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   湯泉地温泉1号・2号混合源泉
  泉 質   単純硫黄泉
 湧出量     ℓ/min
 泉 温  52.7 ℃
 pH   8.9
 成分総計   0.236 g/㎏
    Na=64.0/K=1.1/Ca=1.6/Al=0.04/Ba=0.1(66.84㎎/㎏)
  F=5.9/Cl=5.9/SO4=5.9/HCO3=102.0/CO3=24.0/
  NO2=0.06/NO3=0.3/HS=5.0(149.86㎎/㎏)
  H2SiO3=20.0(20.0㎎/㎏)
  CO2=0.2(0.2㎎/㎏)
          
〔2014.03.15〕
 入浴履歴   初訪04.08.14,最終15.02.21(6回目)
 評 価   ★★★★
 湯泉地温泉
泉  湯
                        とうせんじおんせん いずみゆ
『泉湯』は、国道168号で本宮方面へ向かう途中、小原大橋を渡ったところで左へ折れ、十津川に沿って300
mほど進むと左手に所在する公衆浴場です。
湯気抜きを備えた渋い茶色の浴舎は、2棟の木造平
屋建ての切妻建物を前後に繋げたような形をしてい
ます。
すぐ右横には2台分の駐車場が確保されているもの
の、駐車中のことが多いため、入浴客の大半は少し
先を左折して下ったところに設けられた十津川河川
敷の駐車場を利用しています。

向かって左側の入口を入ると、右手に券売機が設置
されており、購入した入浴券を管理人のおばさんに
手渡し、男女別の浴場へ向います。

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洗い場にシャワーがないどころか石鹸類も備わっていないなど、十津川温泉郷の諸施設の中にあっては、わ
らびお公衆浴場と並んで共同湯然とした素朴な浴場であり、緑零れる山並みに囲まれた静寂の中、鳥のさえ
ずりを聞きながら快適な湯浴みを堪能することができました。      〔09.06.21,13.01.27 記事補訂〕
露天は、内湯から石造りの階段を5段分下ります。
やはり全体に平たい石が用いられていますが、内湯より明る
めの白っぽい石材が使用されています。
湯船は3.2×2.2mほどの横長の長方形で、5~6人も浸かれば
一杯となりますが、内湯ともども清潔感があって気持ちよく
入浴できます。

塩ビパイプから注がれる無色透明の湯からは、茹で玉子のよ
うな芳ばしい硫黄臭味に加えて甘味も感じられ、塵状の白い
湯の華が多数舞うややヌメリのある湯に浸かると、肌がつる
つるします。
泉源から1.3㎞引湯され、泉温が50℃を超える高温泉のため
に20%ほど加水されていますが、源泉の素性の良さは大きく
損なわれておらず、十分満喫することができました。
暖簾の先にある脱衣所は、24庫の脱衣箱を置いただけの簡素
な造り。浴場も全体的に小ぢんまりとしていますが、内湯の
ほかに露天風呂も設けられています。
内湯は、全体に暗色の平
石を張った落ち着いた造
り。
左手に2.6×1.7mほどの
長方形の湯船が配され、
右側は温冷カラン3基を
備えた洗い場となってい
ました。
湯泉地温泉は、五条市街から国道168号で南へ64㎞余り、奈良県の南
端に位置し、日本で最も面積の広い村として知られる十津川村のほぼ
中央、村役場を巻くように蛇行しながら南流する十津川の清流に沿っ
て5軒の旅館・ホテルと2軒の民宿、公衆浴場3か所が点在する小さな
温泉地です。

温泉の発見は、室町時代の1450(宝徳2)年。
戦国時代には、織田信長の宿老でこの地に墓が残されている佐久間信
盛が、信長に追放された後の1581(天正9)年に訪れ、余生を送ったこ
とでも知られており、1985年3月には、村内の十津川温泉・上湯温泉
とともに“十津川温泉郷”として奈良県では唯一の国民保養温泉地に
指定されています。