住 所   奈良県吉野郡十津川村平谷865
  電 話   0746-64-1100
 営業時間   7:30~21:00 (休=火)
 入浴料   400円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   十津川温泉2号・7号混合源泉
  泉 質   ナトリウム-炭酸水素塩泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   60.2 ℃
 pH   7.5
 成分総計   1.782 g/㎏
    Li=1.1/Na=435.0/K=18.9/Ca=18.8/Mg=1.7/Al=0.01/
  NH4=1.6/Fe2=0.08/Ba=0.1/Mn=0.01(477.12㎎/㎏)
  F=4.9/Cl=259/SO4=2.2/HCO3=971/CO3=15.2/
  NO3=0.55/HS=0.46(1253.32㎎/㎏)
  H2SiO3=23.0/HBO2=2.5(25.5㎎/㎏)
  CO2=26.0/H2S=0.2(26.2㎎/㎏)
    
〔2014.03.15〕
 入浴履歴   初訪06.07.22,最終13.06.30(3回目)
 評 価   ★★★★
 十津川温泉
庵 の 湯
                        とつかわおんせん いおりのゆ
コンスタントに足を運んでいるホ
テル昂では、このところ湯の香が
弱くなり、泉質の変化を心配して
いましたが、どうやらそれは取り
越し苦労のようです。

一番のお気に入りであったわらび
お公衆浴場が閉鎖し、取り壊され
た現在、源泉100%の十津川温泉
を安価に楽しむことができる貴重
な浴場です。    〔13.07.05〕
浴室内の様子は、以前と変わらず。

右側の檜の湯船には、十津川温泉らしいうっすらと白く濁った透明湯が
満たされ、少し熱めの湯に浸かると、湯面からは金気臭がプンプンと香
り立ち、右奥のパイプ湯口や左側のシャワーカランからは芳ばしい硫黄
臭も感知できました。
年月を経て渋い色合いとなった小
さな棟門を潜り、以前と同じよう
に62段の階段を下ると、何やら違
和感が・・・。

気が付けば、門から浴場に至るア
プローチの上は開設当初にはなか
った屋根ですべて覆われており、
各種サイトを渉猟してみると、ど
うやら2007年の後半に付設されて
いたようです。
湖の噴水や湖上のボート釣りなどを眺めながら静かに入浴していると、心身とも十分癒され、新設の施設な
がら予想以上に高い満足感を得ることができました。

他のセンター系施設とは一線を画す、素朴で落ち着いた佇まいと源泉掛け流しの湯。
十津川村の素晴らしさを改めて実感させてくれた浴場でした。     〔09.07.16,13.01.27 記事補訂〕
温泉施設としては珍しい木戸を開けて浴室に入ると、正面に
嵌った窓ガラス越しにエメラルドグリーンの湖が目に入りま
す。
右手には底に小石を埋め込み、角材で縁取った2.9m弱×2.5
m弱の湯船が置かれ、右奥の湯口からは焦げ硫黄臭と金気臭
が仄かに香る微白濁透明の湯が少量ずつながら掛け流されて
いました。

何より嬉しかったのは左側に3基並んだシャワーカランに源
泉が利用されていたことで、芳ばしい硫黄臭に包まれながら
の洗髪を満喫することができました。
さらに、源泉の温度を下げるのに熱交換器を利用することで
源泉率100%を保っており、気温や利用客の要望に応じて湯
温調整を行っている点にも好感しました。
階段を下り切る途中の施設が足湯で、その
先の宝形造りの屋根が飲泉所、奥に建つ切
妻の2つの建物が受付兼男性浴場、並びに
女性浴場となっています。

男女別の湯小屋は、森林資源に恵まれた十
津川村らしく木がふんだんに使用されてお
り、中に入ると木材の良い香りが漂ってい
ます。
『庵の湯』は、源泉掛け流し宣言を
行った翌年6月に十津川村が開設し
た村内6か所目(現在では4か所)とな
る公衆浴場で、村営駐車場の真向か
い、ダム湖に架かる庵之前橋の東側
の袂に所在しています。

木の門を潜って階段の下り口に立つ
と、ダム湖に面して並ぶ4つの屋根
が目に入ります。
十津川温泉は、五条市の北西部を斜めに抜ける国道24号の本陣交差点から国道168号で南へおよそ74㎞、奈
良県の南端に位置し、日本で最も面積の広い村として知られる十津川村の南寄り、8軒の宿泊施設や公衆浴
場、商店や飲食店が集まる二津野ダム湖に面した温泉地です。

元禄年間(1688~1704)、炭焼き人夫によって上湯川河畔で源泉が発見され、1974年にダム湖ができた際、泉
源の下湯から引湯し、温泉街が形成されました。
1985年3月には、同じ村内の湯泉地温泉・上湯温泉とともに“十津川温泉郷”として国民保養温泉地に指定
され、2004年6月28日には、温泉郷のすべての温泉入浴施設を対象としたわが国では初めての「源泉かけ流
し宣言」を行いました。


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6月17日から2週間にわたって開催さ
れていた十津川温泉郷の“源泉かけ
流し感謝祭”を利用して、久し振り
に庵の湯を訪れました。

驚いたことに、2006年のクリスマス
イブ以来、およそ6年半振りの訪問。
その間、一昨年の9月初旬には台風
12号の接近に伴う豪雨により甚大な
被害を被り、この浴場も建物が屋根
まで水没し、3か月以上の休業を余
儀なくされました。
脱衣所は大人5人で一杯の手狭な造りですが、100円返却式の脱衣ロッカーやエ
アコン・扇風機も完備されていました。