住 所   奈良県吉野郡十津川村平谷432
  電 話   0746-64-0012
 営業時間   立寄り 13:00~15:00
 入浴料   700円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   十津川温泉2号・7号混合源泉
  泉 質   ナトリウム-炭酸水素塩泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   60.2 
 pH   7.5
 成分総計   1.782 g/㎏
    Li=1.1/Na=435.0/K=18.9/Ca=18.8/Mg=1.7/Al=0.01/
  NH4=1.6/Fe2=0.08/Ba=0.1/Mn=0.01(477.12㎎/㎏)
  F=4.9/Cl=259/SO4=2.2/HCO3=971/CO3=15.2/
  NO3=0.55/HS=0.46(1253.32㎎/㎏)
  H2SiO3=23.0/HBO2=2.5(25.5㎎/㎏)
  CO2=26.0/H2S=0.2(26.2㎎/㎏)  
  
 〔2014.03.15〕
 入浴履歴   初訪06.03.05,最終09.04.11(3回目)
 評 価   ★★★★
 十津川温泉
湖泉閣 吉乃屋
                  とつかわおんせん こせんかく よしのや
各湯船に利用されているのは、2本の源泉を混合した十津川
温泉の共同源泉。
50℃を超す高温泉ですが、湖水を利用して自然冷却を行い、
源泉100%を達成しています。
微白濁透明の湯からは、弱金気臭味と仄かな硫黄臭が感じら
れ、内湯の湯口付近では微細な泡付きも認められました。


掛け流しの湯に加え、十津川温泉では随一の開放的なロケー
ション。
湖面を渡る風を肌に感じ、美しい湖水を眺めながらの入浴は
申し分なく、心身ともに十分癒すことができました。
            〔09.07.03,13.01.27 記事補訂〕
浴場は男女それぞれ内湯と露天からなり、内湯は帳場の先の
階段を右に下りた地階に設けられています。
『湖泉閣 吉乃屋』は、ダム湖に架
かる庵之前橋の東、公衆浴場の庵の
湯の入口がある細い路地を120mほ
ど入ると右手に所在する、1924(大
正13)年創業の老舗旅館です。

大規模な宿泊施設が少ない十津川温
泉にあって一際目を引くダム湖畔に
建つベージュ色の建物は、1995年に
改築された鉄筋・鉄骨造りの5階建
てで、客室数は全15室を数えます。

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一方の露天。
横には簡易な脱衣小屋も付設されて
いますが、男湯は内湯から階段を下
りて直接行き来ができます。

小屋を抜けた正面奥には、樹齢550
年のトガの木を刳り貫いて作ったと
いう“万寿風呂”と呼ばれる一人用
の湯船(女湯は“ちん木風呂”)が置
かれ、右手前には大きな水車を伴っ
た“水車乃湯”と呼ばれる石造りの
湯船が設けられています。
浴室正面には巨大な一枚
ガラスが嵌め込まれ、ま
るで額縁に入った絵画の
ように、鮮やかなエメラ
ルドグリーンの湖が目に
飛び込んできます。
床には河原石が敷き詰め
られ、右に2、左に3基の
シャワーカランとシャワ
ー1基、ガラスの前には
4.3×2.15mほどの長楕
円形を呈した石造りの湯
船が配されています。
十津川温泉は、五条市の北西部を斜めに抜ける国道24号の本陣交差点から国道168号で南へおよそ74㎞、奈
良県の南端に位置し、日本で最も面積の広い村として知られる十津川村の南寄り、8軒の宿泊施設や公衆浴
場、商店や飲食店が集まる二津野ダム湖に面した温泉地です。

元禄年間(1688~1704)、炭焼き人夫によって上湯川河畔で源泉が発見され、1974年にダム湖ができた際、泉
源の下湯から引湯し、温泉街が形成されました。
1985年3月には、同じ村内の湯泉地温泉・上湯温泉とともに“十津川温泉郷”として国民保養温泉地に指定
され、2004年6月28日には、温泉郷のすべての温泉入浴施設を対象としたわが国では初めての「源泉かけ流
し宣言」を行いました。