住 所   奈良県吉野郡十津川村平谷909-4
  電 話   0746-64-1111
 営業時間   立寄り 12:00~17:00
 入浴料   800円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   十津川温泉2号・7号混合源泉
  泉 質   ナトリウム-炭酸水素塩泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   60.2 ℃
 pH   7.5
 成分総計   1.782 g/㎏
    Li=1.1/Na=435.0/K=18.9/Ca=18.8/Mg=1.7/Al=0.01/
  NH4=1.6/Fe2=0.08/Ba=0.1/Mn=0.01(477.12㎎/㎏)
  F=4.9/Cl=259/SO4=2.2/HCO3=971/CO3=15.2/
  NO3=0.55/HS=0.46(1253.32㎎/㎏)
  H2SiO3=23.0/HBO2=2.5(25.5㎎/㎏)
  CO2=26.0/H2S=0.2(26.2㎎/㎏)
   
  〔2014.03.15〕
 入浴履歴   初訪04.08.14,最終15.02.21(17回目)
 評 価   ★★★★
 十津川温泉
ホ テ ル 昴
                      とつかわおんせん ほてる すばる
サウナ以外のすべての施設
に供されているのは、十津
川温泉の共同源泉である2・
7号混合泉。

熱交換器によって適温に下
げられた湯はごくわずかに
白濁し、弱い金気臭味に加
えて硫黄臭も仄かに感じら
れます。
また、湯の中では、塵ある
いは消しゴム滓状の白い湯
の華も若干目にすることが
できました。
一方、露天エリアに
は、周りを板材で縁
取った一辺4mほど
の石張りの湯船と打
たせ湯・飲泉場のほ
か、2008年には、内
湯の主浴槽に付設さ
れていた寝湯が取り
払われ、代わって右
奥に川原石で造った
寝湯が新設されまし
た。
下足場でスリッパに
履き替えて中に入る
と、左には愛想の良
いおばさんが常駐す
る受付があり、券売
機で購入した入浴券
を手渡します。

浴場は左が男湯、右
が女湯に分かれ、い
ずれもそれほど大き
くはありませんが、
内湯のほかに露天も
併設されています。
『ホテル昴』は、国道168号から全
区間の大半が隘路で“酷道”とも称
される国道425号を850mほど西進し
た温泉街の西の外れにある、客室27
室を擁する十津川観光開発㈱が運営
するリゾートホテルです。

館内に入ると、広々とした吹抜けの
ロビー。左手には売店もあり、この
宿の浴場である“昴の郷温泉保養館
星の湯”は、その先の階段を下りた
奥に独立して設けられています。
十津川温泉は、五条市の北西部を斜めに抜ける国道24号の本陣交差点から国道168号で南へおよそ74㎞、奈
良県の南端に位置し、日本で最も面積の広い村として知られる十津川村の南寄り、8軒の宿泊施設や公衆浴
場、商店や飲食店が集まる二津野ダム湖に面した温泉地です。

元禄年間(1688~1704)、炭焼き人夫によって上湯川河畔で源泉が発見され、1974年にダム湖ができた際、泉
源の下湯から引湯し、温泉街が形成されました。
1985年3月には、同じ村内の湯泉地温泉・上湯温泉とともに“十津川温泉郷”として国民保養温泉地に指定
され、2004年6月28日には、温泉郷のすべての温泉入浴施設を対象としたわが国では初めての「源泉かけ流
し宣言」を行いました。

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入浴とともに開放的な自然景観も楽しむことができる十津川温泉郷の諸施設の中にあって、露天の周囲が塀
で囲まれているなど、施設の立地上閉鎖的にならざるを得ない点は少し残念ですが、湯温の調節を加水では
なく熱交換器で行っているなど、100%源泉の掛け流しに拘る姿勢・努力にとても好感を抱かされました。
      〔09.06.21,10.11.03 画像一部差替え,11.09.11 記事補訂・画像追加,13.01.27 記事補訂〕
太い梁が剥き出しとな
ったタイル張りの内湯
には、右側に6基のシ
ャワーカラン、左手前
にサウナと冷却した温
泉を利用した低温風呂、
ガラスが嵌め殺しとな
った左手に主浴槽がそ
れぞれ配され、5×2m
ほどの細長い石張りの
主浴槽には、奥の木製
湯口から湯が注がれ、
窓側の長側辺から溢れ
出していました。