住 所   奈良県吉野郡十津川村平谷459
  電 話   0746-64-0014
 営業時間   立寄り 14:30~17:00
 入浴料   700円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   十津川温泉2号・7号混合源泉
  泉 質   ナトリウム-炭酸水素塩泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   60.2 ℃
 pH   7.5
 成分総計   1.782 g/㎏
    Li=1.1/Na=435.0/K=18.9/Ca=18.8/Mg=1.7/Al=0.01/
  NH4=1.6/Fe2=0.08/Ba=0.1/Mn=0.01(477.12㎎/㎏)
  F=4.9/Cl=259/SO4=2.2/HCO3=971/CO3=15.2/
  NO3=0.55/HS=0.46(1253.32㎎/㎏)
  H2SiO3=23.0/HBO2=2.5(25.5㎎/㎏)
  CO2=26.0/H2S=0.2(26.2㎎/㎏)  
  
 〔2014.03.15〕
 入浴履歴   初訪09.03.01
 評 価   ★★★★
 十津川温泉
田 花 館
                          とつかわおんせん たばなかん
茶褐色半透明の綿埃のような湯の華が舞う少し熱めの湯からは、弱い金気臭
に微弱な硫黄臭が加わった特有の湯の香が感じられるとともに、洗い場のカ
ランからは茹で玉子のような芳ばしい硫黄臭がプンプンと香り、思わず洗髪
をしてしまいました(笑)。


以前から入湯を熱望していた宿ぶろでしたが、期待通りの静かで趣のある浴
場と100%の十津川温泉にとても満足しました。
立寄り入浴の可否・時間は、宿泊客の有無など当日の状況に左右されますの
で、入浴を希望される方は事前の確認をお勧めします。
                    〔10.12.26,13.01.27 記事補訂〕
タイル張りの浴室には、右壁にカ
ラン2対・シャワーカラン2基が並
び、窓ガラスのある左側には、3
辺に礫を積み、手前の縁のみに板
材を這わしたタイル張りの湯船が
配されていました。
タイルの床は、温泉成分の析出に
よって薄茶色に変色し、味わいの
ある雰囲気を醸し出しています。

左奥に一際高く礫を積んで設えら
れた飲泉も可能な湯口からは、共
同源泉である十津川温泉2・7号混
合泉が掛け流し。しかも、湧水を
利用した自家製熱交換器で湯温調
整を行った加水なしの源泉です。
浴場は3か所に分かれ、狭い通路の手
前右手が女湯の内湯、その向かい側が
長方形石張りの露天家族風呂、突き当
たりが、雑誌『自遊人』にも紹介され、
今回利用させていただいた男湯の内湯
となっています。

手前に設けられた脱衣所はさほど広く
はありませんが、左には12庫の白いロ
ッカーが幅一杯に置かれています。

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露天家族風呂
『田花館』は、ダム湖に架かる庵之前橋の東、公衆浴場の庵の湯の入口がある細い路地を90mほど進むと左
手に所在する、1909(明治42)年創業の老舗旅館です。
1993年に一部改築された建物は白
壁の木造3階建てで、すべて和室
の客室は全10室を数えます。

通常の宿とは異なり、1階には日
当たりの良い左手に休憩スペース
があるだけで、帳場は正面の階段
を上がった2階の右側、浴場は少
し左へ進んで右に折れた先に設け
られていました。
十津川温泉は、五条市の北西部を斜めに抜ける国道24号の本陣交差点か
ら国道168号で南へおよそ74㎞、奈良県の南端に位置し、日本で最も面
積の広い村として知られる十津川村の南寄り、8軒の宿泊施設や公衆浴
場、商店や飲食店が集まる二津野ダム湖に面した温泉地です。

元禄年間(1688~1704)、炭焼き人夫によって上湯川河畔で源泉が発見さ
れ、1974年にダム湖ができた際、泉源の下湯から引湯し、温泉街が形成
されました。
1985年3月には、同じ村内の湯泉地温泉・上湯温泉とともに“十津川温
泉郷”として国民保養温泉地に指定され、2004年6月28日には、温泉郷
のすべての温泉入浴施設を対象としたわが国では初めての「源泉かけ流
し宣言」を行いました。