住 所   奈良県吉野郡十津川村平谷431-9
  電 話   0746-64-0005
 営業時間   立寄り 13:00~16:00
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   十津川温泉2号・7号混合源泉
  泉 質   ナトリウム-炭酸水素塩泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   60.2 ℃
 pH   7.5
 成分総計   1.782 g/㎏
    Li=1.1/Na=435.0/K=18.9/Ca=18.8/Mg=1.7/Al=0.01/
  NH4=1.6/Fe2=0.08/Ba=0.1/Mn=0.01(477.12㎎/㎏)
  F=4.9/Cl=259/SO4=2.2/HCO3=971/CO3=15.2/
  NO3=0.55/HS=0.46(1253.32㎎/㎏)
  H2SiO3=23.0/HBO2=2.5(25.5㎎/㎏)
  CO2=26.0/H2S=0.2(26.2㎎/㎏)    
 〔2014.03.15〕
 入浴履歴   初訪11.11.12
 評 価   ★★★★
 十津川温泉
旅 館 植 田 屋
                      とつかわおんせん りょかん うえだや
半透明の細粒の湯の華が
少量舞ったわずかに濁り
のある少し熱めの湯から
は、金気臭に硫黄臭が加
わったのか、火薬のよう
な焦げ臭が香り立ってい
ました。
蛙の置物が鎮座する右奥の岩積み湯口からドボドボと掛け流
されているのは、2本の源泉を混合した十津川の共同源泉。
河原石を敷き詰めた浴室は、左前方が大きなガラス窓となっ
ており、ダム湖を挟んだ対岸に建つ平谷小学校から丸見えで
はと思うほど、開放感のある明るい造りとなっています。
左側にはシャワーカラン
1基と温冷カラン2基が鉤
形に配され、正面には幅
3.4m、奥行き1.85mほ
どの扇状を呈した石造り
の湯船が設けられていま
した。
暖簾掛けの格子戸の先に続く脱衣
所は、決して広くはないもののこ
ざっぱりしており、右側には小さ
な洗面台と2段の籠が2組備えられ
ていました。
『旅館 植田屋』は、ダム湖に架かる庵之前橋の東側、公衆浴場である庵の湯の入口がある細い路地を180m
ほど入ると右手に所在する、人柄がとても良いご夫婦が営まれている大正時代創業の老舗旅館です。
1995年に建てられたという建物
は、四角い箱のような形をした
地上2階、地下1階建てで、客室
数は全7室を数えます。

少し傷みが見え始めた外観に対
し、白壁で板張りの館内は、清
掃が行き届いていることもあっ
て、まるで改装直後のように綺
麗さが保たれています。

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湯上がり後は、ロビーのソファで冷たいお茶のサービス。辞去する際もご夫婦で見送ってくださり、いつか
は宿泊してみたいという気持ちを抱かされた心温まる湯宿でした。             〔13.01.29〕
玄関で声をお掛けすると、左手の帳
場の裏から女将さんで出てこられ、
突然の立寄り入浴の申し出にもかか
わらず、快く迎えていただきました。

男女別となった内湯のみの浴場は、
ロビーの右手に置かれたソファセッ
トの背後の階段を下りた地階にあり、
手前右側が男湯、奥が女湯となって
います。
十津川温泉は、五条市の北西部を斜めに抜ける国道24号の本陣交差点
から国道168号で南へおよそ74㎞、奈良県の南端に位置し、日本で最
も面積の広い村として知られる十津川村の南寄り、8軒の宿泊施設や
公衆浴場、商店や飲食店が集まる二津野ダム湖に面した温泉地です。

元禄年間(1688~1704)、炭焼き人夫によって上湯川河畔で源泉が発見
され、1974年にダム湖ができた際、泉源の下湯から引湯し、温泉街が
形成されました。
1985年3月には、同じ村内の湯泉地温泉・上湯温泉とともに“十津川
温泉郷”として国民保養温泉地に指定され、2004年6月28日には、温
泉郷のすべての温泉入浴施設を対象としたわが国では初めての「源泉
かけ流し宣言」を行いました。