住 所   和歌山県東牟婁郡古座川町月野瀬186
  電 話   
 営業時間   2011 外来入浴停止
 入浴料   無料(寸志)
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   
  泉 質   単純硫黄泉
 湧出量     ℓ/min
 泉 温     ℃
 pH   
 成分総計      g/㎏
 





 入浴履歴   初訪06.09.17,最終07.12.02(2回目)
 評 価   ★★★★★★★
 月野瀬温泉
名残湯 湯治場ゆうや
              つきのせおんせん なごりゆ とうじばゆうや
無色透明のぬる湯からは、
茹で玉子のような芳ばしい
硫黄臭味が感じられ、加え
て結構な泡付きとつるつる
した肌触りも楽しめます。

両浴室にまたがるように天
井から下げられた裸電球の
みの黄色い灯りが気分を和
らげるのに効果的で、狭い
浴室にもかかわらず閉塞感
は感じられず、思いのほか
長湯を楽しめました。
月野瀬温泉は、国道42号から県道すさみ古座線(38号)で5㎞ほど遡上した古座川下流に湧く温泉です。

弘法大師が病の婦人を助けるために杖で地面を付いたところ湧出したと伝えられる古湯で、かつては大野屋
旅館という宿もありましたが、現在では、少し上流にあるぼたん荘という一般財団法人 古座川町ふるさと
振興公社が運営する宿泊施設1軒のみとなっています。

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月野瀬温泉そのものに関する予備知識がなく、大きな期待を抱いていなかったこともありますが、予想を大
きく裏切る素晴らしい湯に大変感動いたしました。

この湯を守り続け、外部にも開放していただいていることに深い感謝の念を抱くとともに、これからも引き
続き入浴することが叶うよう、利用する側もマナーには十分気をつけていただきたいと心から強く感じた一
湯でした。                                       〔09.09.27〕
浴室は全体が4畳ほどの広さで、手前に簀子とプラスチック
製の脱衣棚を置いて脱衣空間を確保し、その奥に奥行き2.5
m、幅1.25mほどの扇形に近いコンクリート湯船が置かれて
いました。

湯船へは右奥にある礫積みの湯口からたっぷりと源泉が注が
れ、湯船からのオーバーフローのほか、側面に穴を開けて挿
入された2か所の木栓からザーザーとこぼれ出ていました。
最初この木栓が何のためのものであるのか不思議でしたが、
湯船から上がる際にタオルを洗っていて、カランの代わりと
なる造作であることに気が付きました。
限られた空間と資源を有効に活用した、実に素晴らしい工夫
です。
敷地入口の右手に建つ湯小屋は、コンクリートブロックを積み上げて
傾斜の緩い切妻屋根を架けたもので、一見すると農機具小屋あるいは
作物小屋に間違えてしまいそうです。
正面平側には左右2つの扉があり、その間には「単純温泉かけ流し」
という札が掛けられています。

事前の情報では物置と化して入浴できないとされていた右側の浴室も
入浴可能な状態に整えられ、どちらを利用しても良いとのこと。
そこで今回は、扉に“入浴中”の提げ札が付けられていた左側の浴室
を利用させていただくことにしました。
なお、入浴料は徴収されていませんが、浴室内の脱衣棚の上には、有
志の方によって寸志を納める木箱が置かれています。
その月野瀬温泉の泉源のすぐ西側に
所在しているのが、敷地内にある個
人所有の浴場を一般にも開放されて
いる『名残湯 湯治場ゆうや』です。

家人がご在宅で、湯の準備ができて
いる時のみ利用することが可能で、
奥にある母屋に赴いて入浴のお許し
をいただきます。