住 所   鹿児島県伊佐市菱刈川南1109
  電 話   0995-26-2559
 営業時間   5:00~18:30
 入浴料   100円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   菱刈鉱山温泉・自家用井水 混合泉
  泉 質   ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   46.5  ℃
 pH   6.8
 成分総計   2.258 g/㎏
    Na=523.1/K=21.0/Ca=56.7/Mg=10.8/NH4=2.8/Fe2=0.1/
  Mn=0.2(614.7㎎/㎏)
  F=2.0/Cl=355.5/SO4=86.3/HCO3=862.3/CO3=0.4
  (1307㎎/㎏)
  H2SiO3=123.2/HBO2=31.4(154.6㎎/㎏)
  CO2=181.7(181.7㎎/㎏)
          
〔1996.12.27〕
 入浴履歴   初訪13.07.13
 評 価   ★★★★
 鵜泊温泉
鵜泊温泉公衆浴場
             うどまりおんせん うどまりおんせんこうしゅうよくじょう
コンクリート打ちっ放しの浴室も広々としていますが、コンクリートの
壁や天井、タイル仕上げの腰壁はかなり汚れており、生活温泉として使
い込まれてきた歴史の長さを窺うことができます。
建物に近づくと、気配を感じた犬の
鳴き声とともに左手より管理人さん
が登場。入浴をお願いします。

サッシ戸を入ると、壁に掲げられた
古い成分分析表を挟んでその両側に
浴場入口があり、左側が男湯となっ
ています。
板張りの脱衣所は、簡素ながらゆっ
たりした造りで、左壁に12庫の脱衣
箱が設えられ、プラスチック籠5個
も備えられていました。
『鵜泊温泉公衆浴場』は、九州自動車道の栗野I.Cから県道栗野加治木
線(55号)と国道268号で北西へ約6.6㎞向かって左へ逸れ、650m先で旧
川内川の河川敷に架かる湯之元橋(1959年建設)を渡り、上流側へ260m
ほど戻ると右側に所在する、1912(大正元)年に創設された共同浴場です。

浴場が位置する旧菱刈町の川北・川南地区には、1810(文化7)年頃に本
格的に開かれたという湯之尾温泉を始めとして旅館・民宿や共同浴場が
点在しており、伊佐市の公式ホームページでは“湯之尾温泉郷”という
名称で紹介されています。
湯之尾温泉より東で川内川の右岸側というわずかな情報を手掛かりに川
の北岸を中心に探索してみますが、一向に発見できません。

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鄙びを超えた浴場の草臥れた雰囲気は、人によって好き嫌いが分かれそうですが、案内表示など一切ない知
る人ぞ知るといった隠れ湯的な佇まいとたっぷりと掛け流されている温泉が深く印象に残った浴場でした。
                                           〔14.07.10〕
奥壁の中央と左寄りに設けられた2
か所の湯口から注入され、湯船に満
々と湛えられているのは、住友金属
鉱山㈱の菱刈鉱山内で湧出している
泉温64.0℃・成分総計2.623g/㎏の
共同源泉に泉温23℃の独自源泉を加
えて湯温調整された含食塩-重曹泉。

わずかに緑褐色掛かって見える湯は
適温で、ほぼ無味無臭ながらさっぱ
りした浸かり心地に好感しました。
右奥に3基のカラン、左
奥に寄せて3.5m弱×3.0
m弱ほどのタイル張りの
湯船が配され、その周り
には蓋掛けの排水溝が巡
っています。

右手前の隅が丸みを帯び
た湯船の縁は、砥粉色の
析出物によってコーティ
ングされ、床には析出物
が幾重にも重なり、千枚
田のような状態となって
いました。
気を取り直して湯之元橋の袂から
旧河道の左岸に沿った細い道を入
っていくと、舗装が途切れた先に
「南日本新聞」という袖看板が付
された古い2階建て建物が現われ
たため、様子を伺いに建物の背後
へ回ると、新聞配達用のバイクや
自転車がたくさん停まっている奥
が浴場となっていました。