住 所   熊本県熊本市北区植木町田底北岡311
  電 話   096-274-6115
 営業時間   7:30~21:30
 入浴料   200円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   植木温泉(浴場 松の湯)
  泉 質   単純温泉
 湧出量   144  ℓ/min
 泉 温   49.0  ℃
 pH   8.49
 成分総計   0.4571  g/㎏
    Na=117.7/K=1.6/Ca=1.3/Mg=0.2(120.8mg/kg)
  F=8.3/Cl=21.0/SO4=6.5/HCO3=244.7/CO3=6.0/
  HS=0.8(287.3mg/kg)
  H2SiO3=40.6/HBO2=8.4(49.0mg/kg)  
 入浴履歴   初訪15.05.04
 評 価   ★★★★
 植木温泉
公衆浴場 松の湯
                    うえきおんせん こうしゅうよくじょう まつのゆ
植木温泉は、熊本市街の中心から国道3号と県道植木インター菊池線(53
号)で北へ約19.2㎞、菊池川の支流 合志川の両岸に10軒余りの旅館・ホ
テルと日帰り入浴施設や公衆浴場が建ち並ぶ、田園に囲まれた長閑な温
泉地です。

1895(明治28)年、旧山本郡田底村の合志川沿いで自噴しているのを発見
され、当初は「平島温泉」と呼称されていましたが、その後衰退。
昭和30年代に新源泉が掘削されて復興を遂げ、1969年に村が鹿本郡植木
町に編入されたのを機に現在の温泉名へ改められました。
手前側の大浴槽は循環濾過式・塩素系薬剤使用で加温・夏期
加水、奥壁のライオンの湯口からドボドボと源泉が注がれて
いる小浴槽は、井戸水こそ加えられているものの、放流式の
湯使いとのこと。
大浴槽では少しぬるめの湯から石鹸のような湯の香が感知さ
れたのみでしたが、1時間で湯が入れ替わるという小浴槽で
は、無色透明の適温湯から玉子臭味と石鹸臭、口に含むと微
鉱物臭が感じられ、肌がつるつるしました。

湯上がり後、表に出ておられた女将さんに伺ったところ、驚
いたことに2011年に前の所有者から母屋ともども譲り受けた
とのこと。
朝早くから日帰り入浴客で賑わう他の湯宿・日帰り入浴施設
とは一線を画すように住宅街に埋もれるようにひっそりと佇
む、植木温泉にじっくりと向き合うことができる愛らしい浴
場です。                  〔16.06.09〕
浴室はタイル張りで、入室した途端、
芳ばしい硫黄臭が鼻孔をくすぐりま
す。

左壁には2基のシャワーカランが並
び、右手前から左奥にかけて大理石
調のタイルで縁取られた2.15×1.85
m、1.2×1.85mほどの2槽のタイル
張り湯船と細長の上がり湯槽が鉤形
に配されていました。
白壁の浴舎は、切妻の瓦屋根の上
に小さな湯気抜きを載せた平屋建
てで、右側の母屋との間を入ると
正面に受付が設けられています。

平側中央に左右並ぶサッシ扉のう
ち、左側が男湯の入口。
板張りの脱衣所には、左壁にプラ
スチック籠9個を納めた12庫の脱
衣箱が置かれ、正面のガラス窓の
前には畳敷きの腰掛けが備えられ
ていました。

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『公衆浴場 松の湯』は、合志川に架かる伊知坊橋の西詰で県道から離れて左岸側の堤防道路を下流へ650m
ほど向かい、米塚橋の袂で左斜めに逸れて堤防道路の左に並走する通りをそのまま進み、120m先のY字路
を左へ35m余り入ると右手に所在する、1898(明治31)年創業という歴史のある公衆浴場です。