住 所   大分県玖珠郡九重町田野筌ノ口
  電 話   
 営業時間   2011 閉鎖
 入浴料   300円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   筌の口第2温泉
  泉 質   ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素
  塩泉
 湧出量      ℓ/min
 泉 温   42  ℃
 pH   6.7
 成分総計   2.284 g/㎏
    Li=0.7/Sr=0.7/Na=280.0/K=30.2/Ca=131.0/Mg=90.0/
  NH4=1.7/Fe2=4.1/Fe3=0.8/Mn=0.3(539.5㎎/㎏)
  Br=0.2/Cl=159.0/SO4=234.0/HCO3=1040.0
  (1433.2㎎/㎏)
  HAsO2=0.1/H2SiO3=182.0/HBO2=7.7(189.8㎎/㎏)
  CO2=121.0(121.0㎎/㎏)
          〔2006.05.11〕
 入浴履歴   初訪11.04.29
 評 価   ★★★★★★
 筌の口温泉
筌の口第二温泉 震動の湯
     うけのくちおんせん うけのくちだいにおんせん しんどうのゆ
小振りな湯船を満たした緑灰色濁りのぬるめの湯は、湯口で
は油臭と少金気臭が香り、浴槽内では両者が合わさってドク
ダミの葉のような独特の湯の香となっています。
また、弱めながら炭酸味が感じられる湯は泡付きもあり、細
かい気泡の付着によってぬるぬるした肌触りを楽しむことが
できました。

右奥の湯尻から絶えず溢れ出している鮮度良好な湯は、事前
の予想を遥かに上回る存在感。
あまりにも気持ちの良い浸かり心地に、入湯を見合わせて車
中で休憩していた相方をガラス窓越しに呼び込んでしまいま
した。                   〔12.06.18〕
江戸時代前期の正保年間(1644~1648)に村民によって発見され、1728
(享保13)年に田野庄屋徳右衛門が屋敷と湯小屋を建てたのを嚆矢とす
る温泉地で、明治時代の中頃から旅館が建ち始めたとのことです。
また、川端康成が、『千羽鶴』(1949~1951)の続編として執筆した未
完の小説『波千鳥』の構想を練った地としても知られ、2004年4月に
閉館となった御宿小野屋には、1953年に川端が大分を再訪した折に逗
留した部屋が残されていました。

現在は、旅館1軒と共同浴場2か所、素泊まりも可能な日帰り入浴施設
1か所からなり、九重町内に点在する龍門・水分・九酔渓・馬子草・
長者原・寒の地獄・湯坪・筋湯・壁湯・宝泉寺・川底の各温泉ととも
に、2007年10月に一般公募で命名された「九重“夢”温泉郷」の一つ
に数えられています。

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タイル張りの浴室には、右側に
シャワーカラン2基とカラン一
対、左手前にシャワーカラン2
基が並び、右奥には板材で縁取
った2.65×1.65mほどの湯船が
配され、湯船の縁や床は温泉成
分によって鉄錆のような色に変
色しています。

左奥隅の湯口からザバザバと掛
け流されているのは、地下450
mで掘削され、動力で揚湯され
ているという独自源泉。
暖簾の掛かった入口を入るとすぐ
左手に受付があり、管理人さんに
入浴料を支払います。
正面奥には畳敷きの休憩室が設け
られ、その右手前に男女別浴場の
入口が並んでいます。

脱衣所はそれほど広くはないもの
の、きちんと清掃が行き届き、25
庫の脱衣箱とともに100円有料の
コインロッカーも10庫分備えられ
ていました。
『筌の口第二温泉 震動の湯』は、
日田バスの筌の口停留所から200m
余り南西の信号交差点を右へ折れ、
緩やかな坂道を200mほど下った先
に所在する、日本の滝百選“震動の
滝”に因んで名付けられた共同浴場
です。
小学校跡地の空き地の奥に2002年春
に建てられた白壁の浴舎は、2つの
切妻造り平屋建ての建物を接合した
ような形で、屋根の右端には湯気抜
きが設けられています。
筌の口温泉は、大分自動車道の九重I.Cから国道210号線と県道飯田高原中村線(40号)を経由して南南東方向
へ22㎞余り、地形が川漁に用いる筌に似ていることからその名が付された鳴子川河畔の閑静な温泉地です。