住 所   大分県玖珠郡九重町田野1268-2
  電 話   0973-79-2516
 営業時間   8:00~21:00
 入浴料   500円 (貸切風呂 50分2000円)
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   山里の湯
  泉 質   含二酸化炭素-ナトリウム・マグネシウム・カルシ
  ウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   38.3  ℃
 pH   6.3
 成分総計   3.387 g/㎏
    Li=1.2/Sr=0.8/Na=238.0/K=53.6/Ca=164.0/Mg=103.0/
  NH4=1.0/Fe2=6.2/Mn=0.1(567.9㎎/㎏)
  F=0.2/Br=0.4/Cl=203.0/SO4=286.0/HCO3=1020.0
  (1509.6㎎/㎏)
  HAsO2=0.3/H2SiO3=221.0/HBO2=8.1(229.4㎎/㎏)
  CO2=1080.0(1080.0㎎/㎏)
          〔2007.08.24〕
 入浴履歴   初訪11.04.29
 評 価   ★★★★★★
 筌の口温泉
山 里 の 湯
                         うけのくちおんせん やまざとのゆ
鉄錆色の細粒の湯の華が多量に舞う無色透明の湯からは、金気臭と炭酸
味が感じられ、浸かってしばらくすると肌には蛙の卵のような気泡がび
っしりと付着し、ぬるめながら局部がホカホカするなど、個性的で素晴
らしい源泉でした。

GWの初日ということもあって利用客が多く、先を急いでいたこともあ
り、いささか消化不良気味。
ぜひ機会を捉えて再訪し、温泉好きの間で大評判の高濃度炭酸泉をじっ
くり堪能したいと思います。              〔12.06.20〕
人気の浴場にしては浴室
も小振りな造りで、左手
前にカラン3対、ガラス
窓が嵌った奥に1.4×1.5
mと2.5×1.5mの2槽に
仕切られたタイル張りの
湯船が配され、湯船の縁
や平石張りの床は、温泉
成分によって赤茶色に変
色しています。
江戸時代前期の正保年間(1644~1648)に村民によって発見され、1728
(享保13)年に田野庄屋徳右衛門が屋敷と湯小屋を建てたのを嚆矢とす
る温泉地で、明治時代の中頃から旅館が建ち始めたとのことです。
また、川端康成が、『千羽鶴』(1949~1951)の続編として執筆した未
完の小説『波千鳥』の構想を練った地としても知られ、2004年4月に
閉館となった御宿小野屋には、1953年に川端が大分を再訪した折に逗
留した部屋が残されていました。

現在は、旅館1軒と共同浴場2か所、素泊まりも可能な日帰り入浴施設
1か所からなり、九重町内に点在する龍門・水分・九酔渓・馬子草・
長者原・寒の地獄・湯坪・筋湯・壁湯・宝泉寺・川底の各温泉ととも
に、2007年10月に一般公募で命名された「九重“夢”温泉郷」の一つ
に数えられています。
筌の口温泉は、大分自動車道の九重I.Cから国道210号と県道飯田高原中村線(40号)を経由して南南東方向へ
22㎞余り、地形が川漁に用いる筌に似ていることからその名が付された鳴子川河畔の閑静な温泉地です。

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湯口は小浴槽の左端にあり、浴槽内で地下700mで湧出して
いる独自源泉が湯の華キャッチャー濾しに間欠的に注がれ、
仕切り壁を越えて右の浴槽へ掛け流し。
『山里の湯』は、日田バスの筌の口停留所から県道を120mほど南西
へ向かい、右手に入る緩やかな坂道を下った先に所在している、九重
連山のすがもり峠で「すがもり小屋」という山小屋を営んでいた故吉
田耕一さんの奥さんが、ご主人が亡くなられた翌年の1997年に始めら
れた素泊まり宿兼日帰り入浴施設です。

敷地内には木造の平屋建物が数棟建ち並び、一番手前の焦げ茶色の板
壁建物が受付棟。
男女別の浴場はすぐ裏手に建つ淡黄色の別棟内にあり、左右に並ぶ格
子扉のうち、左側が男湯の入口となっています。
小ぢんまりした脱衣所には、左手前に16庫の脱衣箱、その奥に100円
のコインロッカーが10庫分備えられていました。