住 所   鹿児島県指宿市山川成川鰻6517
  電 話   0993-35-0814
 営業時間   7:00~20:00 (第1月)
 入浴料   200円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   鰻1・2号
  泉 質   単純硫黄泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   97.2  ℃
 pH   6.8
 成分総計   0.139 g/㎏
    Na=9.9/K=3.1/Ca=9.6/Mg=3.2/Al=0.4(26.2㎎/㎏)
  Cl=11.0/SO4=26.8/HCO3=27.5/S2O3=3.3(68.6㎎/㎏)
  H2SiO3=34.9(34.9㎎/㎏)
  CO2=7.5/H2S=1.5(9.0㎎/㎏)
      
〔2008.09.01〕
 入浴履歴   初訪14.07.18
 評 価   ★★★★
 鰻温泉
区 営 鰻 温 泉
                        うなぎおんせん くえい うなぎおんせん
湯上がり後は、火照った身体をクールダウンするために集落内を少し
散策。

初めて訪れた温泉地でしたが、集落のあちらこちらで白い湯気が濛々
と立ち上る光景は、熊本県小国町のわいた温泉郷 岳の湯温泉を彷彿
とさせ、とても気に入りました。           〔15.06.24〕
浴室はタイル張りで、奥壁右半に3対の温冷カランが並び、中
央には陸上トラックの形をした長径3.1mほどのタイル張り湯
船が配されています。
左端のパイプ湯口からド
ボドボと掛け流されてい
るのは、2本の源泉を混
合した指宿では唯一の単
純硫黄泉。
泉温が100℃近い激熱の
ために加水されているも
のの、無色透明の少し熱
めの湯からは、甘酸っぱ
いような硫黄臭が仄かに
香り、さっぱりした浴感
が印象に残りました。
平側中央に並ぶ暖簾掛けの浴場入
口のうち、男湯は右側。

浴室との間をガラス戸で画された
脱衣所には、右手前に24庫の脱衣
箱・鍵付きロッカー、右壁の前に
木製の腰掛けが備えられ、正面左
端の壁上方には西郷さんの肖像が
飾られていました。
鰻温泉は、国道226号の鰻池入口交差点から北へ2.9㎞、約5700年前に起
こったマグマ水蒸気爆発の火口に水が溜まって形成された周囲4.2kmの
火口湖 鰻池の北東岸、40戸余りの小さな鰻集落の中に3軒の民宿と共同
浴場1か所が点在する長閑な温泉地です。

江戸中期の1750(寛延3)年頃、山川の常住山宝持院不動寺の僧 盈寿(え
いじゅ)が開発したとされる温泉で、1874(明治7)年には明治六年の政変
で下野した西郷隆盛が従者2名と猟犬13頭を連れてこの地を訪れ、開聞
岳付近へ猟に出掛けるなどして1か月ほど逗留。
滞在した福村家には、西郷がお礼として当主の市左衛門へ渡した愛用の
襦袢が家宝として残されているそうです。

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鹿児島県の温泉へ



『区営 鰻温泉』は、集落の入口か
ら160mほど入っていくと右手に所
在する1901(明治34)年に創設された
区営の共同浴場です。

横羽目板の外壁に「西郷どん ゆか
りの湯」という文字が打ち付けられ
た木造浴舎は、1997年に新築された
切妻造りの平屋建てで、平側の左端
に設けられている受付の小窓で入浴
料を支払い、浴場へ歩を進めます。
集落の各戸の庭先では、白い噴煙
が立ち上る“巣目(スメ)”と呼ば
れる温泉噴気を利用した蒸気竈が
設置されており、日常の炊事に利
用されています。