住 所   鹿児島県姶良郡湧水町鶴丸1172
  電 話   0995-75-2045
 営業時間   7:00~19:00
 入浴料   250円 (家族湯 1時間300円)
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   吉松川東6号
  泉 質   単純温泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   77.0  ℃
 pH   7.1
 成分総計   0.728 g/㎏
    Li=0.1/Na=95.7/K=14.9/Ca=5.1/Mg=2.8/NH4=21.5/
  Fe2=0.3(140.4㎎/㎏)
  F=0.7/Cl=4.5/SO4=1.8/HCO3=349.5/HPO4=0.3
  (356.8㎎/㎏)
  HAsO2=0.6/H2SiO3=199.7/HBO2=2.2(202.5㎎/㎏)
  CO2=28.6/H2S=<0.1(28.6㎎/㎏)
 入浴履歴   初訪14.07.20
 評 価   ★★★★★★
 吉松温泉
原 口 温 泉
                         よしまつおんせん はらぐちおんせん
深さ55㎝ほどの湯船の底がかろうじて見える“原口のコーヒー湯”と
呼ばれてきたコーラ色の湯からは、独特のスモーキーな強い油臭が香
り立ち、肌がつるすべしました。
また、カランでも源泉が利用されており、淡褐色の湯からはわずかに
硫黄臭も感知され、口に含むと苦味も感じられました。


温まりが良いことから気温の高い季節には長湯に不向きですが、突然
見舞われた豪雨で動くに動けず、出入りを繰り返しながら当温泉を代
表するモール泉を思う存分堪能させていただきました。 〔15.08.09〕
湯加減は、左
奥隅の湯口か
ら独自源泉が
加えられてい
る奥の浴槽が
少し熱め、仕
切りの上下か
らその湯が流
れ込んでいる
手前側が適温
といったとこ
ろ。
ガラス戸から浴室へ足を踏み入れるや否や、油臭が鼻孔をくすぐり、い
やが上にも期待が高まります。

浴室はタイル張りで、右壁奥に3対のカランが並び、仕切り壁のある左
側には、2.1m強×1.2m強と2.1m強×1.65mの前後2槽に仕切られたタ
イル張り湯船が奥に寄せて配されていました。
進入路に面して建ち並ぶ建物のう
ち、茶色の片流れ屋根を載せ、朱
書きの温泉マークを挟んで黒字で
“原口”と大きく書かれているお
店に入り、居合わせたお婆さんに
一番北側に別棟で建つ家族湯の利
用をお伺いしたところ、「今は一
般浴場が空いているから」と男女
別の浴場への入浴を勧められまし
た。
『原口温泉』は、吉都(きっと)線の
起点にもなっているJR肥薩線の吉
松駅から県道吉松停車場線(442号)
と国道268号を経由して北北東へ約2
㎞、吉都線の桁橋の手前を右へ入っ
たところに所在する、大正時代初期
に源泉が掘削されたという湯治宿を
兼ねた共同浴場で、食料品店と食堂
も併設されています。
吉松温泉は、霧島連峰の西端に位置する栗野岳(1102m)の北西、九州山地と霧島連峰に囲まれた加久藤盆地
に立地し、中央を貫流する川内川の両岸に長閑な田園が広がる湧水町吉松地区に点在する温泉の総称です。

大分県に次いで全国2位の源泉数を誇り、数多の名湯・良泉を擁する温泉王国 鹿児島においては地味な存在
ですが、県境を挟んだ宮崎県えびの市の京町温泉とともに良質なモール泉が湧出するエリアとして温泉好き
の間ではよく知られており、吉松地区には宿泊可能な6軒を含む13か所の温泉施設が所在しています。

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一般浴場はお店を抜けた奥にあり、
左右に並ぶガラス戸のうち、右側が
男湯の入口となっています。

ゆったりした脱衣所は板張りで、右
壁の前に4段と2段の棚が置かれ、15
個のプラスチック籠が備えられてい
ました。