住 所   鳥取県鳥取市吉岡温泉町142-1
  電 話   
 営業時間   2018.04.07 閉鎖
 入浴料   200円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   吉岡温泉新設集湯槽
  泉 質   単純温泉
 湧出量   300  ℓ/min
 泉 温   50.5  ℃
 pH   7.9
 成分総計   0.538 g/㎏
    Na=132.4/K=2.8/Ca=17.9/Mg=0.1(153.2㎎/㎏)
  F=3.9/Br=0.3/Cl=79.8/SO4=112.7/HCO3=110.0
  (306.7㎎/㎏)
  HAs02=0.1/H2Si03=69.0/HBO2=2.0(71.1㎎/㎏)
  CO2=7.0(7.0㎎/㎏)
             
〔2009.12.17〕
 入浴履歴   初訪08.10.13,最終09.10.31(2回目)
 評 価   ★★★★
 吉岡温泉
下 湯 温 泉 館
                         よしおかおんせん しもゆおんせん
浴室も左壁沿いの奥に2基のカラン、右奥に手前の角を丸くした水色タ
イル張り湯船を配しただけの素朴な造り。
最近手が加えられたのか、壁の白色タイルなどは新しく、カランはいず
れもシャワー付きとなっています。

2.65×1.45mほどの湯船には、底に向かって挿し込まれた塩ビパイプか
ら常時湯が注がれているほか、その横のカランからも自在に注入できる
ようになっています。

利用源泉と泉質は吉岡温泉館と同じで、無色透明の少し熱め
の湯からは芒硝臭がほんのり香り、つるつるした肌触りも感
じられました。
入浴中、他の利用客はすべて地元の住民で、それぞれ静かに
湯に浸かり、あるいは湯船の横で黙々と身体を洗っていまし
た。


吉岡温泉館より小ぢんまりとした、共同浴場と呼ぶのに相応
しい普段使いの生活温泉であり、その雰囲気を味わいながら、
掛け流しの清澄な湯をゆっくりと堪能させていただきました。
                      〔10.11.23〕
『下湯温泉館』は、吉岡温泉の歓迎ゲートから10数軒の温泉旅館が建ち並ぶ緩やかな坂道を250mほど上る
と左側に所在する外湯で、浴場名どおり、もう1か所の外湯である吉岡温泉館からは100m下手に位置してい
ます。

1962年に創設された浴場ながら、建物は鉄筋コンクリート造り2階建ての近代的な造りで、“吉岡温泉下湯”
と擦れた文字で書かれた2階の袖看板が目に入らなければ、浴場とは気が付かないかもしれません。
吉岡温泉は、国道29号の国体道路交差点から県道鳥取鹿野倉吉線(21号)
を西進し、吉岡温泉入口の交差点で左に折れて県道矢矯松原線(191号)
を1.2㎞ほど南に向かった先、日本一の広さを誇る湖山池南西岸の山峡
に湧く温泉地です。

宝泉寺という寺に伝わる温泉由来記に拠れば、平安時代の962(応和2)年、
一人娘の病に嘆き悲しんでいた葺岡長者という者の夢枕に立った薬師如
来のお告げによって古柳の根元から発見されたという古湯で、以来、こ
の霊泉は“株湯”と呼ばれ、現在、その泉源には抽象化されたモニュメ
ントが設置されています。

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館内へ入るとすぐ左手に受付があり、
管理人さんに入浴料を直接支払い、
廊下の向かいにある浴場へ向かいま
す。

脱衣所は12庫の脱衣箱が備えられた
だけの簡素な造りですが、意外とゆ
ったりとしていました。
戦国時代には、島津家久(1547~1587)が薩摩への帰国途中に立ち寄っ
て入湯し(『中書家久公御上京日記』)、鹿野藩の初代藩主となった亀
井武蔵守茲矩(1557~1612)が、“亀井殿湯”という専用の浴場を設置
したとのことです。
また、江戸時代には、鳥取藩主池田家の湯治場が置かれ、岩井温泉・
勝見温泉とともに「因幡三湯」と呼ばれていました。

1966年8月には鹿野温泉とともに国民保養温泉地となり、ホタルの里
としても知られています。