住 所   岡山県真庭市湯原温泉154-2
  電 話   0867-62-2513
 営業時間   立寄り 11:00~15:00
 入浴料   500円 (30分貸切)
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   湯本温泉館下泉源
  泉 質   単純温泉(アルカリ性)
 湧出量   1728 ℓ/min
 泉 温   50.1  ℃
 pH   9.23
 成分総計   0.174 g/㎏
    Na=41.2/K=0.7/Ca=1.7/Mg=0.5/Al=0.05(44.15㎎/㎏)
  F=1.2/Cl=19.2/SO4=8.7/HCO3=27.3/CO3=23.2
  (79.6㎎/㎏)
  H2SiO3=49.4/HBO2=0.4(49.8㎎/㎏)
  
〔1985.11.21〕
 入浴履歴   初訪16.05.01
 評 価   ★★★★
 湯原温泉
む つ み 旅 館
                            ゆばらおんせん むつみりょかん
浴室は壁の下半がミニボ
ーダータイル、床が玉石
タイル張りの小ぢんまり
した造りで、正面右寄り
にシャワーカラン1基が
備えられ、左壁に寄せて
底だけ洗い場と同じ玉石
タイルで仕上げた奥行き
1.4m、幅0.85mほどの
五角形を呈した岩風呂が
配されていました。
コンクリートの床の上に簀子を敷き
並べた通路の奥とその右手前に大小
2室の貸切浴場があり、今回は湯張
りが完了していた小浴場を利用させ
ていただきました。

木戸のフックに下がっていた木札を
裏返して入室すると、幅狭の脱衣所
には、最奥の曇りガラス戸の前に2
段の棚が設えられ、下段に籐製の脱
衣籠2個が並んでいます。
旭川に臨んで建つ建物は、傾斜の
緩い切妻屋根を載せた3階建て。
ガラスに金文字で旅館名を記した
平側左端の4枚引き戸の玄関を入
ると、館内は掃除の真っ最中で雑
然としています。

ホールの右寄りに設けられた踊り
場付きの曲がり階段を上り、左に
折り返して奥へ進み、突き当たり
を左手に折れた先が浴場となって
います。
湯原温泉は、米子自動車道の湯原I.Cから国道313号を北北東方向へ7㎞ほど進んだ、湯原ダム下流の旭川沿い
に17軒の旅館・ホテルが建ち並ぶ温泉地です。

清澄な無色透明の湯はやや熱めで、湯の香はほとんど感じられないものの甘味があり、さほど強くはありま
せんが、肌がつるっとしました。

仕出し屋を兼ねているだけあって、旅行予約ウェブサイトのクチコミでは、温泉のみならず料理や接客も高
評価。機会があれば、ぜひとも次回は宿泊利用したいと思います。             〔17.02.20〕
湯船に掛け流されているのは、泉源から400m引湯され、低
温期のみ加温されるという、さつき荘でも利用されていた共
同源泉のアルカリ性単純温泉。
『むつみ旅館』は、国道を左斜めに逸れ、旭川の左岸に沿って温泉街へ
820m余り向かうと右手に所在する、客室数全5室の当温泉では一番小さ
い湯宿で、2014年7月に訪問したさつき荘からはバスの駐車場を挟んで
上流側に位置しています。

立寄り入浴を目論んでいた旅館が温泉の入れ替え中で入湯が叶わなかっ
たことから、2013年5月20日に全国で12番目の“源泉かけ流し宣言”を
行った湯原温泉源泉かけ流しの会の会員でもあるこの宿へ電話で入浴の
可否を伺ったところ、GWの真っ只中にもかかわらずちょうどお昼時で
あったのが幸いしたのか、「館内清掃中でバタバタしていても構わない
なら」と快く応じていただきました。
湯郷・奥津の両温泉とともに「美作三湯」の一つに数えられ、1956
年6月には、“湯原温泉郷”として下湯原・郷緑・足・真賀の各温
泉とともに国民保養温泉地に指定されています。

開湯は古代に遡り、温泉薬師が祀られている一帯の河原で自噴泉が
数多く存在していたことから、中国山地で盛んに行われていた“た
たら”製鉄に従事する労働者の療養場や越冬地として利用されてい
ました。
安土桃山時代には、宇喜多秀家が豊臣秀吉の側室でもあった生母・
おふくの方の療養ために湯屋を開設したことでも知られ、続く江戸
時代には、湯治場として一般にも開放され、身分によって異なる13
の浴場が設置されていたとのことです。

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