住 所   大分県由布市湯布院町川上1585
  電 話   
 営業時間   10:00~21:00
 入浴料   200円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   岳本共同温泉
  泉 質   単純温泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   63.1  ℃
 pH   8.1
 成分総計   0.788  g/㎏
    Li=0.2/Sr=0.1/Na=148.0/K=17.5/Ca=12.5/Mg=5.5/
  Mn=0.1(183.9㎎/㎏)
  F=0.3/Br=0.2/Cl=80.6/SO4=74.7/HCO3=245.0/
  S2O3=0.2(401.0㎎/㎏)
  HAsO2=0.1/H2SiO3=194.0/HBO2=4.3(198.4㎎/㎏)
  CO2=5.3(5.3㎎/㎏)
           
〔2009.11.27〕
 入浴履歴   初訪12.10.05
 評 価   ★★★★★★
 由布院温泉
下 ん 湯
                             ゆふいんおんせん したんゆ
無色透明の湯からは仄かな成分臭と微渋味が感知できる程度ですが、口に含
むと痕跡的ながら鉱物っぽい湯の香が感じられ、肌がつるきししました。
湖畔というこれ以上ないロケーションに立地しているものの、半露天の前は
竹垣と生垣で目隠しされて眺望が利かないため、もっぱら鮮度がより良好な
内湯で肌がジンジンするような熱湯を楽しみました。
観光客が入れ替わり立ち替わり興味本位
に覗いていくのが玉に瑕ですが、外観・
内部とも風情たっぷりの素晴らしい浴場
でした。

なお、道路を挟んだ向かいには、岳本地
区の住民だけが利用できる「堂本の湯」
という趣あるジモ泉の共同浴場が所在し
ています。         〔13.08.12〕
石張りの浴室に
は、手前に2.5
×1.95mほどの
角材で縁取った
コンクリート湯
船、さらに大き
く開口して半露
天となった奥に
は、小石を固め
て底面とした幅
5.75m、奥行き
2.3mほどの逆
凸形を呈したコ
ンクリート湯船
が配されていま
す。
浴場は浴室を挟んで左右両側に脱
衣所を設けた一体型の造りで、向
かい合う簀子敷きの脱衣所には、
板壁にそれぞれ12庫の脱衣箱が設
えられていました。
由布院温泉は、“豊後富士”とも称される標高1583mの活火山 由布岳の南西麓、幻想的な朝霧で著名な東
西8㎞、南北22㎞の由布院盆地を中心に100軒余りの宿泊施設や美術館、お洒落な飲食店や土産・雑貨店など
が点在する、休日ともなれば多くの観光客で賑わう九州でも屈指の人気を誇る温泉地です。

トップページへ



大分県の温泉へ



両湯船には、右
辺に設けられた
バルブ付きのパ
イプ湯口から地
下200mより動
力揚湯されてい
る弱アルカリ性
の単純温泉が掛
け流され、内湯
は熱め、半露天
では少しぬるめ
となっていまし
た。
珍しい茅葺きの木造浴舎は、置千
木で棟を押さえた入母屋造りで、
入口である木戸の右手前に筒状の
料金ポストが立っており、外来入
浴者は利用前にきちんと入浴料を
納めなければなりません。
『下ん湯』は、JR久大本線の由布
院駅前から“由布見通り”と呼ばれ
る県道鳥越湯布院線(617号)と湯の
坪街道を経由して東北東方向へおよ
そ1.5㎞、冬期に湖面から幻想的に
霧が立ち上り、湯布院で人気の観光
名所となっている金鱗湖北側の湖畔
にポツンと佇む、岳本共同温泉管理
組合が管理運営している混浴の共同
浴場です。
かつては速見郡に属し、塚原温泉とともに“別府十湯”の一つに数え
られていましたが、1924(大正13)年に別府市制が施行され、1935年に
亀川町や石垣・朝日村が編入されて別府市域が固まると、市内に所在
する鶴見岳東麓の8か所の温泉地を総称して別府八湯という語が用い
られるようになりました。

現在では、泉源数879孔、湧出量44486ℓ/分(一般財団法人日本温泉協
会 2014『温泉』859号より)といずれも別府温泉郷に次ぐ日本第2位の
豊富な湯量を誇り、1959年には湯平・塚原両温泉とともに「湯布院温
泉」として国民保養温泉地に指定されています。