住 所   大分県由布市湯布院町川上444-3
  電 話   0977-85-3105
 営業時間   立寄り 9:30~16:00
 入浴料   800円 (貸切家族風呂 3000円)
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   湯布院 庄屋の館
  泉 質   ナトリウム-塩化物泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   90.5  ℃
 pH   8.8
 成分総計   2.056  g/㎏
    Li=1.9/Sr=0.4/Na=492.0/K=31.6/Ca=8.4/Mg=0.4/
  Al=0.9(535.6㎎/㎏)
  F=1.8/I=0.2/Br=1.6/Cl=598.0/SO4=109.0/HCO3=168.0/
  CO3=21.0/OH=0.1/HS=0.4/S2O3=0.2(900.3㎎/㎏)
  HAsO2=0.6/H2SiO3=594.0/HBO2=25.5(620.1㎎/㎏)
                     〔2009.12.01〕
 入浴履歴   初訪12.10.05
 評 価   ★★★★★★
 由布院温泉
湯布院 庄屋の館
                  ゆふいんおんせん ゆふいん しょうやのやかた
両湯船にたっぷ
りと満たされて
いるのは、浴場
前の地下500m
で掘削自噴して
いる食塩泉。
綿埃のような白
い湯の華が少量
舞うスカイブル
ーの湯からは、
仄かに甘い成分
臭と極薄塩味・
少苦味が感じら
れ、肌がつるつ
るしました。
石張りの露天に
は、右側に5基
のシャワーカラ
ンが並び、正面
には手前側半分
に大きな屋根が
掛かった広々と
した岩風呂、さ
らに左側の石段
を上った先にも
奥行き5.8mほ
どの岩風呂が設
えられていまし
た。
暖簾掛けの格子戸を抜けると左側
に設けられている脱衣所は、前面
のガラス戸越しに露天風呂を見渡
すことができるゆったりした造り
で、左手前の板壁の前には各段14
個の籠を納めた3段棚、正面奥に
は4基の洗面ボウルが並ぶパウダ
ーコーナーが備えられています。
休憩室や国内最大の健康足湯と銘打った足湯が併設された白壁建物の最奥右
手に“由布岳大露天風呂”“鶴見岳大露天風呂”と表示された浴場入口があ
り、奥側の由布岳の方が男湯となっていました。
浴場は各棟ごとに付設されている
内湯もしくは露天風呂のほか、男
女別の大露天風呂と貸切露天風呂
3か所があり、立寄り入浴では、
本館からさらに小路を上った突き
当たり、由布岳に抱かれるように
設けられている大露天風呂を利用
することができます。
大きな左カーブの手前で県道を右
に逸れて奥へ向かい、突き当たり
を左へ折れ、矢印にしたがって舗
装された緩やかな坂道を上ってい
くと、兵馬俑の兵士の模造品を両
側に据え置いた5段の石段があり、
これを上るとすぐ左手に建つ本館
の玄関左の受付で立寄り入浴をお
願いします。
由布院温泉は、“豊後富士”とも称される標高1583mの活火山 由布岳の南西麓、幻想的な朝霧で著名な東
西8㎞、南北22㎞の由布院盆地を中心に100軒余りを数える宿泊施設や美術館、お洒落な飲食店や土産・雑貨
店などが点在する、休日ともなれば多くの観光客で賑わう九州でも屈指の人気を誇る温泉地です。

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これまで大分県内の他の温泉地で同浴した方々から、「ぜひとも一度訪
れてほしい」「いつも混み合っているからお勧めできない」と相反する
言葉をいただいていましたが、平日の朝一番、変速ギア未装備のレンタ
サイクルで懸命に坂を上って訪れた甲斐があって入浴客は少なく、由布
岳を間近に仰ぎ見ながら美しい青湯をゆったりと堪能することができ、
とても満足しました。                 〔13.08.09〕
食事処も兼ねているという本館は、
1894(明治27)に建てられた旧家の迎
賓館を移築・復元した木造寄棟造り
の平屋建てで、大屋根の棟は見事な
龍の屋根瓦で飾られていました。
『湯布院 庄屋の館』は、JR久大
本線の由布院駅前から“由布見通り”
とも呼ばれる区間を経て塚原方面へ
向かって緩やかに上る県道鳥越湯布
院線(617号)で約1.9㎞、5千坪の広
大な敷地に1棟建て離れの客室20棟
が配されている、1995年に創業され
た由布院温泉を代表する湯宿の一つ
です。
かつては速見郡に属し、塚原温泉とともに“別府十湯”の一つに数え
られていましたが、1924(大正13)年に別府市制が施行され、1935年に
亀川町や石垣・朝日村が編入されて別府市域が固まると、市内に所在
する鶴見岳東麓の8か所の温泉地を総称して別府八湯という語が用い
られるようになりました。

現在では、泉源数879孔、湧出量44486ℓ/分(一般財団法人日本温泉協
会 2014『温泉』859号より)といずれも別府温泉郷に次ぐ日本第2位の
豊富な湯量を誇り、1959年には湯平・塚原両温泉とともに「湯布院温
泉」として国民保養温泉地に指定されています。