住 所   和歌山県東牟婁郡那智勝浦町湯川橋の川287
  電 話   0735-52-2515
 営業時間   10:00~21:00 (休=火・水)
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式 (加温あり)
   
 源 泉 名   四季の郷温泉
  泉 質   単純温泉(アルカリ性)
 湧出量   114  ℓ/min
 泉 温   36.8  ℃
 pH   9.8
 成分総計   0.159 g/㎏
    H=<0.1/Na=36.9/K=0.3/Ca=3.3/Mg=<0.1/Al=<0.1/
  Fe2=<0.1/Mn=<0.1(40.5㎎/㎏)
  F=5.4/Cl=13.9/SO4=14.0/HCO3=<0.1/CO3=13.2/
  OH=1.0/HS=0.4/S2O3=<0.1/HSiO3=70.5/HPO4=0.4
  (118.8㎎/㎏)
  H2Si03=<0.1/HBO2=<0.1(<0.1㎎/㎏)
  CO2=<0.1/H2S=<0.1(<0.1㎎/㎏)
     
〔2009.11.10〕
 入浴履歴   初訪07.12.02,最終15.01.11(2回目)
 評 価   ★★★★
 湯川温泉
四季の郷温泉
                      ゆかわおんせん しきのさとおんせん
泉温がやや低いために加温されていますが、熱湯の中に温泉パイプを
通すという間接的な加温方法のおかげか、無色透明の湯からは茹で玉
子のような芳ばしい硫黄臭味と微苦味が失われることなく感じられ、
微細な泡付きとともに肌がつるつるしました。

湯川温泉の日帰り入浴施設としては、きよもん湯やゆりの山温泉の陰
に隠れがちですが、少しぬるめの湯温は寒い季節でも長湯に適してお
り、入浴客も比較的少ないこともあって、小1時間のんびりと浸かる
ことができました。
なお、施設の裏手にある駐車場の一角には、“四季の郷温泉水”の温
泉スタンドが設置されており、温泉を汲みに来られた地元の方で賑わ
っていました。   〔10.07.30,15.01.12 画像差し替え・記事補訂〕
左奥隅に設け
られている縁
と同じ石材が
用いられた湯
口からは、常
時ドボドボと
湯が加えられ、
ゆりの山温泉
ほど強烈では
ありませんが、
湯船の縁全体
から絶えず溢
れ出していま
した。
浴室は右側と正面左寄りの曇りガラス窓から柔らかな陽が射し込み、天
井中央の湯気抜きが吹き抜けとなっていることから換気も良好。
右側に4、左手前に2基のシャワーカランが並び、左奥のガラス窓の手前
に3.55×1.6m強の湯船が配されています。

室内には石材が多用され、壁と床、湯船に張られた平石は中国、湯船を
縁取った赤茶色の石はインドネシアから取り寄せたものとのことです。
湯川温泉は、南紀勝浦から南へ約2㎞、新宮市出身の詩人 佐藤春夫が“ゆかし潟”と名付けた外周2.2㎞の汽
水湖畔に4軒の宿泊施設と3か所の日帰り入浴施設が点在する小さな温泉地です。
開湯は、約1530年前の第22代清寧天皇の頃(480~484)。
伊勢からこの地を訪れた2人の老人が、地元民の親切なもてなしのお
礼に榊の枝で地面を撫でたところ、そこから湯が湧き出し、薬師如来
の石像が現われたという由来が残されています。

平安時代には、この温泉の薬効を喜んだ弘法大師が薬師堂を建立し、
「瑠璃光山湯泉寺」と名付けて薬師如来を祀ったと伝えられ、院政期
以降に熊野詣が盛んになると、その湯垢離場として栄えたとのことで
す。

『四季の郷温泉』は、ゆかし潟北西
岸の最奥、ゆりの山温泉からさらに
道なりに400mほど北上した山の中
腹に所在する日帰り入浴施設で、か
つて温泉チャンピオンの郡司 勇氏
によって“奥ゆりの山温泉”と紹介
されていた温泉です。

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脱衣所は板張りで、浴室に向かって
右側手前に鍵付きの木製ロッカー10
庫と角籠5個が備えられ、左奥には
ボウル2基の洗面カウンターが設置
されていました。
2005年に新たに造られた施設は、
切妻屋根の上に高さのある湯気抜
きを載せた木造平屋建ての和風建
物で、妻側の入口を入ると正面に
受付カウンターがあり、管理人さ
んに直接入浴料を支払い、その手
前で左右に分かれた男女別の浴場
へ向かいます。