住 所   兵庫県美方郡新温泉町湯1265
  電 話   
 営業時間   2008.03.28 閉鎖
 入浴料   300円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   薬師湯
  泉 質   ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   97.4 ℃
 pH   7.43
 成分総計   1.1145 g/㎏
    Sr=0.20/Na=273.0/K=17.7/Ca=13.0/Mg=3.07/
  Fe2=0.25/Mn=0.13(307㎎/㎏)
  F=8.59/Cl=154.0/SO4=180.0/HCO3=277.0/CO3=0.20
  (620㎎/㎏)
  H2Si03=166.0/HBO2=8.07(174.07㎎/㎏)
  C02=13.5(13.5㎎/㎏)         〔1989.01.17〕
 入浴履歴   初訪06.12.16,最終08.03.20(2回目)
 評 価   ★★★★
 湯村温泉
湯村温泉会館 薬師湯
           ゆむらおんせん ゆむらおんせんかいかん やくしゆ
浴室右寄りの入口から中に入ると、真冬ということもあって
中は湯気で濛々。
正面には円形を呈するタイル張りの主浴槽、左手前にはこの
種の浴場には珍しい小さな方形の気泡風呂が設置されていま
した。
主浴槽は中央の濃紺色の部分が一段深く、周囲は腰湯が可能
なように浅くなっており、一番奥に設けられた湯口からは、
地下で湧出している100℃近い高温泉が加水のうえで掛け流
されていました。

茹で玉子のような硫黄臭味と薄塩味がする荒湯とは異なり、
無色透明の湯からは少し焦げたような薬臭と少甘苦味が感じ
られ、熱めながらさっぱりとした浴感が印象に残りました。
『薬師湯』は、荒湯とは道を隔てた向かい側に所在した湯村温泉の外湯である公衆浴場で、湯村温泉会館と
いう茶色いタイル外壁の建物の1階が浴場となっていました。
湯村温泉は、2005年10月に浜坂町と温泉町が合併して新たに誕生した
美方郡新温泉町のほぼ中央に位置する、城崎温泉と並んで但馬地域を
代表する温泉地です。

開湯は848(嘉祥元)年。天台宗三世座主である慈覚大師によって発見
されたとされ、1981年にNHKで放映された吉永小百合主演「夢千代
日記」のロケ地としても知られています。
源泉の総数は49本、総湧出量は毎分2070ℓを数えますが、中でも有名
なのが春来川の傍らで湯けむりを上げる自噴泉“荒湯”。
98℃の高温泉が毎分470ℓ湧出し、湯壺は野菜や卵を茹でる地元の方
や観光客でいつも賑わっています。
関西地方を代表する歴史ある名湯であるだけに、初めて訪れた時は今一歩風情に欠けるような気がしました
が、閉鎖されてしまった今となっては、素朴な佇まいが強く記憶に残る浴場です。      〔09.11.15〕
温泉街の中心に位置し、早朝から深夜まで気軽に湯村温泉を楽しめる
とあって、常に多くの入浴客が訪れていましたが、建物の老朽化が進
み、残念ながら2008年3月をもって閉鎖となってしまいました。

館内に入るとすぐ右手が受付。男湯は受付の斜め向かいの最も手前に
あり、その奥に家族風呂と女湯が設けられていました。
脱衣所は割合ゆったりとしており、スチール製のロッカーも数多く備
えられていましたが、何故かすべて鍵が取り外されており、観光客と
思われる入浴客も困惑の表情を浮かべていました。

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