住 所   熊本県水俣市浜4099-1
  電 話   
 営業時間   15:00~19:00
 入浴料   200円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   
  泉 質   ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   45.8  ℃
 pH   
 成分総計        g/㎏
    
  
  
  
  
  

 入浴履歴   初訪15.05.02
 評 価   ★★★★★★
 湯の児温泉
福田共同温泉 (旧 竹下共同浴場)
                      ゆのこおんせん ふくだきょうどうおんせん
無色透明の清
澄な湯は少し
熱めで、ほぼ
無臭ながらわ
ずかに土類っ
ぽい匂いと極
薄の塩味が感
じられ、肌が
しっとりしま
した。
浴室は平石張りで、左手前に2基
の水カランがあるだけの共同浴場
らしい簡素な造り。

奥には1.2×0.95m強の小振りな
タイル張りの湯船が幅一杯に配さ
れ、奥壁左端のバルブ付きの湯口
から含食塩-重曹泉がたっぷりと
加えられていました。
右側に旧浴場の表札が掲げられた入口を入ると湯上がりの女性がおられ、外来
入浴ができるのかどうかをお尋ねすると、利用可能とのことです。
玄関ホール右の板壁に設置された料金箱に入浴料を投入し、その先を右に折れ
ると突き当たりに浴場があり、右が男、左が女湯に分かれていました。
湯の児温泉は、肥薩おれんじ鉄道の水俣駅前から国道3号と県道水俣田浦線(56号)を経由して北東へ5.7㎞余
り、不知火海(八代海)に臨み、天草を遠望できる開放的なロケーションが自慢の温泉地で、水俣市街から8㎞
余り山間に分け入った“山の温泉”湯の鶴温泉に対し、“海の温泉”とも呼ばれています。

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見るからにジモ泉っぽい雰囲気が漂い、実際に組合員専用という情報も目にしましたが、小ぢんまりした鄙
びた浴場で鮮度良好な掛け流し湯を独占浴で楽しむことができ、一般開放していただいている地元の方々に
感謝の念を抱きつつ、初めて訪れた湯の児温泉を後にしました。              〔16.05.22〕
板張り
の脱衣
所は狭
小な造
りで、
右壁に
簡易な
脱衣箱
10庫が
設えら
れてい
ます。
『福田共同温泉』は、県道から右へ
逸れて温泉街へ向かう坂を290mほ
ど下ると湯之児公園の手前右手にポ
ツンと所在する共同浴場です。

以前は竹下共同浴場と呼ばれていま
したが、「湯の児スペイン村 福田
農場」が管理を引き継ぎ、改称され
ました。
錆びが進んでトタン屋根の青色が痕
跡となった老朽化した浴舎は、プレ
ハブ造り平屋建ての仮設っぽい造り。
旧 山海館
4世紀前半、第12代景行天皇が熊襲征討でこの地に行幸の折、海中
の一部が温く、「湯ではなく湯の子だ」と述べたところから地名と
なり、傷ついた大ウミガメが傷を癒しているのを見て発見されたこ
とから“亀の湯温泉”とも呼ばれる温泉で、1925(大正14)年8月、
中村嘉三郎・山﨑子市・坂村勝次・柏木圧次郎の4名共同で結成さ
れた湯の児温泉掘削組合が泉温50℃超の高温泉のボーリングに成功
し、発展しました。

現在は、海岸線に沿うように旅館・民宿7軒や素泊まりも可能な日
帰り入浴施設、共同浴場が点在していますが、大洞窟風呂を擁し、
唐破風の玄関と5つの千鳥破風が重なる木造5階建ての磯館が威容を
誇っていた当温泉を代表する湯宿「山海館」は、残念ながら2015年
4月15日に事業を停止し、破産に追い込まれてしまいました。