住 所   和歌山県田辺市本宮町湯峯98-2
  電 話   0735-42-0516
 営業時間   2016.04 閉館
 入浴料   300円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   龍ノ湯
  泉 質   含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
 湧出量   87  ℓ/min
 泉 温   89.6 ℃
 pH   7.8.
 成分総計   1.781 g/㎏
    Na=448.4/K=23.7/Ca=20.3/Mg=1.8/Fe2=0.1/
  Mn=0.2(494.5㎎/㎏)
  F=11.0/Cl=251.0/SO4=3.2/HCO3=774.9/CO3=54.0/
  HS=2.8/S2O3=2.0/HSiO3=3.4(1102.3㎎/㎏)
  H2Si03=162.8/HBO2=3.1(165.9㎎/㎏)
  C02=18.2/H2S=0.5(18.7㎎/㎏)   
 
〔2001.12.10〕
 入浴履歴   初訪09.03.08,最終10.08.22(3回目)
 評 価   ★★★★★★
 湯の峰温泉
民 宿 ま る や
                     ゆのみねおんせん みんしゅく まるや
両湯船に掛け流されているのは、よしのやや瀧よし・湯の峯
荘でも利用されている龍ノ湯源泉。
湯船の傍らには“熱湯”と朱書きされた細太2基のカランが
あり、源泉は細い方から常時少量ずつ注がれ、湯温がややぬ
るめの時は、太い方のコックを捻ってドバドバと注入できる
ようになっています。
わずかに灰白色に濁った半透明の湯の中では、小さい綿埃の
ような白色の湯の華が少量舞い、そろりと身を浸すと、芳ば
しい焦げ硫黄臭にたちまち包み込まれまし た。

注入量を絞って調整しているとはいえ、湯温の方はやはり少
し熱め。身体が火照るとコンクリートの床に座り込んで休憩
し、冷めてきたらまた浸かる。
1時間ほどこれを繰り返しつつ、鮮度良好な湯の峰の湯をじ
っくりと静かに楽しませていただきました。  〔10.12.22〕
初訪問の時に利用したのは、奥の
浴場。
小ぢんまりとした脱衣所は2段の
棚にプラスチック籠2個という簡
素なもので、浴室自体も手前に洗
い場、奥の窓際に1.7×1.2mほど
のコンクリート造りの湯船を配し
ただけの素朴な造りです。

一方、手前側の浴場は一回り大き
く、脱衣所の棚とプラスチック籠
はそれぞれ4段・4個、洗い場と並
列して浴室の左手に置かれたコン
クリートの湯船は、1.8×1.0mほ
どの大きさでした。
湯の峰温泉は、国道168号の本宮交差点から国道311号(熊野街道)を経由して約4㎞、湯の谷川の狭小な谷間と
これが注ぐ四村川の畔に13軒の宿が建ち並ぶ、硫黄の香り漂う風情のある温泉地です。
今から1800年前、第13代の成務天皇の代に熊野国造 大阿刀足尼によ
って発見されたという伝えを残し、湯の華でできた薬師如来の胸から
温泉が湧出したことから“湯の胸”、それが転じて“湯の峰”と呼ば
れるようになったとも言われています。
中世には熊野本宮大社への参詣者の湯垢離場として栄え、室町時代に
は、上杉禅秀の乱で足利持氏に敗れ、相模国で毒を盛られた常陸の豪
族 小栗助重(判官)が、熊野権現の導きと照手姫の助力によってこの
地に辿り着き、49日の湯治のうえ蘇生したという伝説も残されていま
す。

なお、1957年には、同じ本宮町内の川湯温泉・渡瀬温泉とともに熊野
本宮温泉郷として国民保養温泉地に指定されました。

トップページへ



和歌山県の温泉へ



女将さんに案内されるままに、玄関から左・右と折れながら右手へ進み、赤絨
毯が敷かれた狭い通路から階段を7段下りると、突き当たりとその手前右手に2
か所の浴場があり、いずれも鍵を掛けて貸切利用できるようになっていました。
『民宿 まるや』は、湯の谷川を挟んで民
宿瀧よしの真向かいに建つ、素泊まりのみ
行っている客室数4室の民宿です。

建物は、川に平行して横に長く延びた白壁
の木造2階建てで、川の上に架かる石段を5
段上がったところが玄関となっています。
以前より「素泊り・ご休憩」と書かれた表
の袖看板が気になっていたため、お訪ねし
て立寄り入浴をお願いしたところ、快く応
じていただけました。