住 所   和歌山県田辺市本宮町下湯川437
  電 話   0735-42-1111
 営業時間   立寄り 12:00~17:00
 入浴料   1000円
温泉利用状況   完全放流式 (くすり湯以外は加水あり)
   
 源 泉 名   龍ノ湯
  泉 質   含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
 湧出量   87  ℓ/min
 泉 温   89.6 ℃
 pH   7.8
 成分総計   1.781 g/㎏
    Na=448.4/K=23.7/Ca=20.3/Mg=1.8/Fe2=0.1/
  Mn=0.2(494.5㎎/㎏)
  F=11.0/Cl=251.0/SO4=3.2/HCO3=774.9/CO3=54.0/
  HS=2.8/S2O3=2.0/HSiO3=3.4(1102.3㎎/㎏)
  H2Si03=162.8/HBO2=3.1(165.9㎎/㎏)
  C02=18.2/H2S=0.5(18.7㎎/㎏)     〔2001.12.10〕

 入浴履歴   初訪08.03.08 泊
 評 価   ★★★★
 湯の峰温泉
湯 の 峯 荘
                         ゆのみねおんせん ゆのみねそう
くすり湯では源泉そのまま、そのほかの湯船では加水のうえ掛け流されています。
内湯の大浴場では硫黄臭がほんのり香り、露天では玉子スープのように大量の白い湯の華が乱舞し、視覚的
にも十分楽しませてくれました。

それでも浴感が最も優れていたのは、やはり源泉100%のくすり湯。
2.6×1.3mほどの小ぢんまりとした湯船を満たした少しぬめりのある微白濁の湯からは、濃厚な焦げ硫黄臭
が香り、肌もつるつるしました。


猿の群れが眼下の畑で戯れる長閑で静かなシチュエーション、美しい満天の星空、手の込んだ美味しい料理
など・・・。温泉以外も期待以上の満足度の高い宿でした。                〔10.08.06〕
浴場は、22時に男女入替えとなる
内湯と露天岩風呂からなる2つの
浴場と、“鹿の湯”“くすり湯”
と名付けられた2室の家族風呂が
あり、離れにある後者は、空いて
いればいつでも貸切利用すること
ができます。

これらの湯船に利用されているの
は、共同源泉である龍ノ湯。
湯の峰温泉は、国道168号の本宮交差点から国道311号(熊野街道)を経由して約4㎞、湯の谷川の狭小な谷間と
これが注ぐ四村川の畔に13軒の宿が建ち並ぶ、硫黄の香り漂う風情のある温泉地です。

今から1800年前、第13代の成務天皇の代に熊野国造 大阿刀足尼によって発見されたという伝えを残し、湯
の華でできた薬師如来の胸から温泉が湧出したことから“湯の胸”、それが転じて“湯の峰”と呼ばれるよ
うになったとも言われています。
中世には熊野本宮大社への参詣者の湯垢離場として栄え、室町時代には、上杉禅秀の乱で足利持氏に敗れ、
相模国で毒を盛られた常陸の豪族 小栗助重(判官)が、熊野権現の導きと照手姫の助力によってこの地に辿
り着き、49日の湯治のうえ蘇生したという伝説も残されています。

なお、1957年には、同じ本宮町内の川湯温泉・渡瀬温泉とともに熊野本宮温泉郷として国民保養温泉地に指
定されました。

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家族風呂 鹿の湯
家族風呂 くすり湯
右浴場 内湯
右浴場 露天
左浴場 露天
『湯の峯荘』は、温泉街より650mほど手前の四村川左岸の高台にポツ
ンと所在する温泉旅館で、家族旅行で宿泊利用しました。
1965年に南海電鉄グループの熊野観光㈱によって創業されたものの、経
営不振により2002年1月に一旦閉鎖。大手旅行代理店の営業マンであっ
た現オーナーが借金をして買い取り、部下とともに職を辞して同年4月
に再生させたことで知られています。

建物自体は趣のない鉄筋コンクリート造りの3階建てですが、通された
部屋は10・6畳の二間続きに内縁の付いた広々した角部屋で、滞在中は
快適に過ごすことができました。
フロントやロビーのあるフロアは実は2階。浴場は突き当たりを左へ下
りた1階に設けられていました。