住 所   鹿児島県日置市東市来町湯田3076-3
  電 話   099-274-2219
 営業時間   6:00~22:00 (休=第2火)
 入浴料   150円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   田之湯温泉
  泉 質   単純硫黄泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   57.8  ℃
 pH   8.5
 成分総計   0.5568 g/㎏
    Na=143.8/K=7.5/Ca=6.4/NH4=3.3(161.0㎎/㎏)
  F=9.2/Cl=36.8/SO4=50.5/HCO3=170.9/CO3=18.0/
  HS=19.2/S2O3=3.3(307.9㎎/㎏)
  H2SiO3=72.5/HBO2=13.8(86.3㎎/㎏)
  CO2=0.9/H2S=0.7(1.6㎎/㎏)
       
〔2005.06.20〕
 入浴履歴   初訪14.07.19
 評 価   ★★★★★★
 湯之元温泉
田 之 湯 温 泉
                          ゆのもとおんせん たのゆおんせん
淡いエメラルドグリーン色を呈した透明湯からは、芳ばしい茹で玉子臭
味と苦味が感じられ、白い細粒の湯の華が舞う湯に浸かると、肌がつる
つるしました。


同じ鹿児島県の紫尾温泉でも目にすることができる硫黄型の硫黄泉に特
徴的な湯色は、惚れ惚れする美しさ。
もし近くに住んでいれば、朝風呂党員でなくとも毎日通い詰めたい絶品
湯でした。                      〔15.07.07〕
奥辺中央の湯口
から奥の浴槽へ
独自源泉がドボ
ドボと注がれ、
その湯が仕切り
越しと仕切り中
央の下端近くに
開けられた孔か
ら手前側へ流れ
込むようになっ
ており、湯加減
は奥が熱め、手
前は熱め寄りの
適温となってい
ました。
浴室はタイル張りで、天井が高く、左から正面にかけて並んだ曇りガラ
ス窓から柔らかい陽が射し込む明るくゆったりした造りとなっています。

窓の下にはそれぞれ5対のカランが並び、中央には幅2.65m強で、奥行
き各1.4mの2槽に仕切られた玉石タイル張りの湯船が鎮座していました。
中へ入るとすぐ右に番台があり、
入浴料を手渡して一段高くなった
脱衣所へ上がります。

浴室との間を透明ガラス戸で画さ
れた板張りの脱衣所には、左壁に
32庫のロッカーが設置され、壁の
上方に朝風呂党の結党宣言が掲げ
られた右側には、古い木製のベン
チとぶら下がり健康器が備えられ
ていました。
『田之湯温泉』は、国道から田之湯
温泉通りという東市来郵便局のすぐ
東側の狭い通りを南へ130mほど入
ると右手に所在する、1978年2月に
立党された「日本朝風呂党」の本部
が置かれている民営の公衆浴場です。

年季の入った四角い鉄筋2階建て建
物の1階が浴場となっており、中央
に並ぶサッシ戸のうち、横に朝風呂
党本部の看板が掲げられた左側が男
湯の入口となっています。

トップページへ



鹿児島県の温泉へ



湯之元温泉は、南九州自動車道の市来I.Cから国道3号で鹿児島市方面へ向かうこと2.2㎞余り、西流する大
里川の谷間に湯けむりを上げる中薩地域を代表する温泉地です。
江戸時代前期の1640(寛永17)年に郷士の黒川大煩兵衛により発見・整
備され、1871(明治4)年の廃藩置県までは薩摩藩の御前湯・地頭湯が
置かれた由緒ある温泉で、島津家16代当主の島津義久の重臣 上井伊
勢守覚兼が残した自筆日記『上井覚兼日記』(重要文化財)には、1583
(天正11)年に当温泉に比定されている湯之村で湯治をした記録が残さ
れており、その歴史は戦国時代まで遡る可能性があります。

現在では44か所の泉源から毎分約2000ℓもの源泉が湧出し、民家や商
店・飲食店等が密集する町並みに溶け込むように宿泊施設6軒と家族
湯を含む8か所の公衆浴場が点在しています。