住 所   熊本県水俣市湯出1561-1
  電 話   0966-68-0004
 営業時間   2017 閉館
 入浴料   200円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   四浦屋本店
  泉 質   単純温泉(アルカリ性)
 湧出量   90.8  ℓ/min
 泉 温   55.0  ℃
 pH   8.73
 成分総計   0.7928 g/㎏
    Li=0.2/Sr=0.2/Na=234.8/K=2.1/Ca=2.9(240.2㎎/㎏)
  F=4.8/Cl=27.7/SO4=269.7/HCO3=164.9/CO3=15.0/
  HS=1.1(483.2㎎/㎏)
  H2SiO3=60.7/HBO2=8.7(69.4㎎/㎏)
   
〔2011.08.16〕
 入浴履歴   初訪15.05.02
 評 価   ★★★★
 湯の鶴温泉
四 浦 屋 本 店
                         ゆのつるおんせん ようらやほんてん
浴室は暖簾を潜るとすぐ左手のガラ
ス扉から15段の階段を下った地下に
あり、群馬県川原湯温泉の旧王湯の
ように吹き抜けとなっていることか
ら、天井が高くて採光も良好です。

平石張りの浴室には、階段を下りる
と正面の壁の中央に2基のシャワー
カランが並び、階段のすぐ右に御影
石で縁取り、側面をタイル、底を平
石で仕上げた3.6m強×1.5m弱の湯
船が配されていました。
『四浦屋本店』は、温泉街の手前に
架かる静音橋の袂から県道を610m
余り上った右手、湯出川の対岸に所
在する明治元(1868)年に創業された
当温泉きっての老舗旅館です。

川に沿うように建てられた横に長い
淡黄色の建物は木造2階建てで、向
かって右の北側の建物は昭和初期以
前に建築され、南側は1960~61年に
増築されたもので、客室は全13室を
数えます。
今から約700年前、この地に住み着いていた平家の落人が傷ついた鶴
が傷を癒しているのを見て発見し、「湯の鶴」と名付けられたという
伝説が残されている温泉で、江戸時代中期の天明年間(1781~1789)頃
から湯治客が足を運ぶようになり、幕末には広くその名が知られるよ
うになりました。
1883(明治16)年には温泉の権利登記が認められ、1970年代の半ば頃ま
で湯治客を中心に賑わいを見せ、最盛期には15軒の旅館が軒を連ねて
いましたが、現在は市営の公衆浴場と共同浴場各1か所とともに4軒の
湯宿が点在しています。

不知火海(八代海)に臨む湯の児温泉に対して“山の温泉”と呼ばれ、
1980年3月には国民保養温泉地に指定されています。
湯の鶴温泉は、水俣市街地から県道水俣出水線(117号)で南東方向へ8km余り、水俣川へ注ぐ湯出川の河畔に
立地する湯治場の雰囲気を留める山間の温泉地です。

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湯加減は湯口では熱め、湯船では熱め寄りの適温で、約2時間半で入れ
替わるという無色透明の清澄な湯からは、ほぼ無臭ながらわずかにゴム
のような香りと甘味があり、肌も少しつるっとしました。


残念ながら共同浴場のきくの湯で認められた硫黄臭は感知できませんで
したが、鮮度良好で肌当たり柔らかな浴感に好感しました。
                           〔16.05.19〕
階段下から突
き出たパイプ
からドボドボ
と加えられて
いるのは、地
下155mから
湧出している
という自家源
泉のアルカリ
性単純温泉。
橋を渡って開け放たれた玄関を入り、左手から現われた女将さんに
立寄り入浴をお願いすると、快く迎い入れて下さいました。

外壁に「四浦屋本店大浴場」と書かれた浴場は北側建物のさらに下
流側に接続しており、玄関ホールから右へ延びる板張りの廊下を進
むと突き当たりが女湯、その手前を右へ折れた先が男湯に分かれて
います。
役者絵の暖簾の掛かった入口扉を入ると、床にタイル調のクッショ
ンフロアを張った脱衣所には、中央に4段の木製棚が置かれ、10個
のプラスチック籠が備えられていました。