住 所   三重県三重郡菰野町菰野片倉5001
  電 話   059-394-1511
 営業時間   2012.10.23 閉鎖・移転
 入浴料   600円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   片岡温泉
  泉 質   単純温泉(アルカリ性)
 湧出量   530 ℓ/min
 泉 温   43.6 ℃
 pH   8.5
 成分総計   0.50 g/㎏
    Na=145.5/K=1.2/Ca=4.0/Mg=0.1/NH4=0.8(151.6㎎/㎏)
  F=3.2/Cl=95.0/SO4=1.3/HCO3=203.0/CO3=6.1
  (308.6㎎/㎏)
  H2Si03=32.2/HBO2=3.90(36.1㎎/㎏)
  C02=0.9(0.9㎎/㎏)        〔2004.09.13〕
 入浴履歴   初訪06.06.10,最終08.11.24(2回目)
 評 価   ★★★★
 湯の山温泉
湯の山 片岡温泉
            ゆのやまおんせん ゆのやま かたおかおんせん
内湯の主浴槽は、半径7mほどの扇形をしたタイル張り。
一方、露天の湯船は、10人ほどが入れるやや小振りなコンク
リート造りの瓢形で、縁には大小の岩が配され、その周りに
はツツジや松などを植えた庭園風の小庭が造られています。
ただし、周囲が柵で囲われていることから、遠く北方に連な
る山並みへの眺望はまったく利きません。

湯船のみならずカランやシャワー・打たせ湯にも利用されて
いるのは、片岡温泉と呼ばれる独自源泉。
ほんの少し褐色掛かった透明の湯からは、針葉樹の香りのよ
うな淡いモール臭が香り、湯の中では塵状の褐色の湯の華を
多数見ることができました。
また、癖のないサラッとした湯に浸かっていると肌がつるつ
るし、内湯の湯口付近では、わずかながら微細な泡付きも認
められました。
1989年に建築された公共施設のような外観の建物は、グレー系の落ち着
いた鉄筋・鉄骨コンクリート造り2階建て。
日帰り入浴が中心ですが、2階では素泊まりもできるようです。

入口を入るとすぐ左手に受付カウンターがあり、券売機で購入した入浴
券を手渡し、左奥にある浴場へ向かいます。
浴場は内湯と露天に分かれ、それぞれに湯船を一つずつ配したシンプル
な構成です。
湯の山温泉は、紅葉の名所として知られる御在所岳(1212m)の東麓、三滝川河畔の渓谷を中心に12軒の宿泊
施設が点在する“関西の奥座敷”とも呼ばれる温泉地です。

開湯は718(養老2)年と古く、薬師如来のお告げを受けた浄薫和尚により発見されたとも、この湯で傷を癒し
ていた鹿が、命を助けた木こりに温泉が湧き出ていた場所を教えたとも伝えられ、別名「鹿の湯」とも呼ば
れています。

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時折すぐ横を通過する近鉄電車の音には多少興を削がれましたが、完全放流式が採られた泉温43.6℃のモー
ル泉をゆったり満喫することができる良質な施設であることには違いなく、いつも多くの入浴客で賑わって
いる人気にも納得の一湯でした。                            〔09.08.03〕
『片岡温泉』は、東名阪自動車道四日市I.Cから国道477号で西北西方向
へ約10㎞、近鉄湯の山線大羽根園駅を越え、国道が北へ向きを変える手
前の信号交差点を左折し、踏切を渡ったすぐ左手、湯の山温泉の入口部
に位置する入浴施設です。

施設名に“湯の山”を冠し、湯の山温泉協会のHPにも掲載されている
ものの、温泉街からはかなりの距離を有し、立地も異なっているため、
果たして同一の温泉地として捉えるのが妥当なのかという疑問も感じま
す。