住 所   大分県玖珠郡九重町湯坪樋ノ口894
  電 話   
 営業時間   24時間 (清掃時間 除く)
 入浴料   200円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   河原湯
  泉 質   単純温泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   86.3  ℃
 pH   6.2
 成分総計   0.236 g/㎏
    Na=11.1/K=3.7/Ca=4.9/Mg=0.9/NH4=2.9(23.5㎎/㎏)
  Cl=3.0/SO4=10.6/HCO3=45.3(58.9㎎/㎏)
  H2SiO3=142.0(142.0㎎/㎏)
  CO2=11.9(11.9㎎/㎏)
            〔2015.08.25〕
 入浴履歴   初訪11.04.29
 評 価   ★★★★
 湯坪温泉
河 原 湯 温 泉
                        ゆつぼおんせん かわらゆおんせん
通りに面した平側の中央に開口があ
り、奥に祀られた薬師如来の横に設
置された料金箱に入浴料を納めるよ
うになっています。

左右に向かい合うサッシ戸の右手が
男湯の入口。
浴場はアルミ扉とガラスで脱衣所と
浴室が画された分離型で、簀子敷き
の小ぢんまりした脱衣所には、右奥
に白い脱衣箱が6庫分備えられてい
ました。
T字路の左手前に建つ浴舎は、薄
汚れた白い外壁が歴史を感じさせ
るもので、一見すると一戸建て住
宅のような総二階建ての2階には、
日向上組集会所が併設されていま
す。

また、地図などで別温泉と扱われ
ていることがあるように、建物の
すぐ右横に泉源があり、硫黄臭香
る白い噴気が濛々と立ち上ってい
ます。
河原湯温泉は、“湯坪民宿村”と呼ばれている温泉街を抜け、旧県道を筋湯温泉方面へ上っていくと、集落
の出外れに所在する共同浴場です。
他のサイトでは湯温が高すぎて十分に入浴を果たせなかったという記事が散見されるものの、幸いなことに
訪れた時は適温に調整され、無色透明の湯からは、弱い焦げ硫黄臭と水田耕土のような独特の匂いが香り、
甘味も感じられました。

ただし、清掃が行われて間もなくの訪問だったのでしょうか、湯船には30㎝程度しか湯が溜まっておらず、
鮮度の良い独自源泉に寝湯の状態でしか浸かることができないという、思い出深い湯浴みとなりました。
                                           〔12.06.11〕
奥に寄せて配された幅3.1
m強の台形の湯船は、側
面のみ平石で仕上げた白
色のタイル張り。
湯船には、左奥隅の壁に
突き出たパイプから落と
される激熱の源泉が、積
み上げられた礫を伝って
トボトボと注がれ、同時
にビニールホースによっ
て少量の水が加えられて
いました。
脱衣所から一段分下がった浴室は、共同浴場では珍しく壁の
基部以下が平石造りで、コンクリートの壁は温泉藻やカビに
よってうっすらと緑色掛かっています。
湯坪温泉は、大分自動車道の九重I.Cから国道210号線と県道飯田高原中
村線(40号)を経由して南へおよそ18㎞、東西を泉水山(1296m)と桶蓋山
(1499.5m)に挟まれた長閑な田園風景が広がる谷間に所在する温泉地で
す。

温泉が自然湧出している地として古くから知られていましたが、30年ほ
ど前に地元農家が民宿を始めたのを嚆矢として、現在では北流する湯坪
川に沿って民宿を主体に14軒の宿が点在し、九重町内に湯けむりを上げ
る龍門・水分・九酔渓・筌の口・馬子草・長者原・寒の地獄・筋湯・壁
湯・宝泉寺・川底の各温泉とともに、2007年10月に一般公募で命名され
た「九重“夢”温泉郷」の一つに数えられています。

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